櫻 舞ふ頃 vol.86 【潤翔・翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

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翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪





翔さんの声を聞いた気がした後

俺はずっと夢を見てた

翔さんと元通りになって

暖かな愛情に包まれ、幸せに暮らしてる…

だけど最後には、必ず翔さんは消えてしまうんだ

どんなに大声で呼んでも見つからなくて

結局真っ暗になって、俺は突っ伏して涙する

そんな夢…



何度繰り返されたか分からないけど、ようやく抜け出すことが出来て

少し体を動かしてみると、右手だけ重い事に気付く

不思議に思ってそちらを見ると、誰かが俺の手を握ったまま伏せてて

寝てる…?

起こすのもなんだし、俺はそっと元の位置に体を戻した



それにしても、この温もり…

覚えがある

「翔…さん…?」

口をついて出たのは愛しい人の名前

すると、ピクッと反応があって

伏せられていた頭がゆっくりと起き上がる

少し疲れて見えたその顔は、紛れもなく愛しい人…



「翔さん!?

何で…」




大きな声を出したつもりだったのに、掠れたその声でも翔さんの丸い目は更に大きく見開かれて

「潤…潤!

大丈夫か?

い、今、医者を呼ぶから!」


そう言って立ち上がると、俺の枕元に転がってるナースコールに手を伸ばそうとするからそっと止めると、翔さんは首を傾げた

「少しでいい…

二人きりでいさせてよ」


そう言うと翔さんは目を泳がせながら、イスにストンと腰を下ろして

「ゴメン、潤…

俺はお前に愛される資格なんて無いんだ

ゴメン…だから…」


消え入りそうな声に、今度は俺が首を傾げて

「だからって以前(まえ)みたいに消えるなんて許さないよ?」



vol.87 




・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†



我が家では、時折フシギな事が起きます

使ってるものがなくなって、探しても探しても出て来ない😥

最初はレンゲが、次にピーラーが行方不明

続いて、ハンディータイプの掃除機のフィルターがいつの間にか無くなり(これは間違えて捨てたかも💦)、今回は炊飯器の蒸気口パーツが行方不明…

ゴミ箱はひっくり返し、落としそうな場所は懐中電灯を使って探したのに…

無い!

古いから、買い換えても良いんですが、なんか悔しくて😅

もう少し探すしかないかなぁ…



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜