ダービーの見解
ダービーの見解
東京10R 日本ダービー
ダノンシャンティの取り消しで一騎打ちムード。
今年は、皐月賞、青葉賞ともラップは素晴らしくレベルは高い。
実績では7ヴィクトワールピサだが、
9ペルーサの上昇度も大きく、
いずれにしてもどちらを上位にするかが勝負のカギ。
他の馬の評価では、12ヒルノダムールが人気になっているが、
確かにこの馬は強いのだが、
ペルーサとは若葉Sで勝負付けが済んでいると見ている。
大差の競馬は逆転できても、
競り合いでの微差は逆転できないというのが持論だ。
3ルーラシップが3番人気かと思っていたら、
4番人気ということで、この人気ならヒルノよりは食指が動く。
1エイシンフラッシュは、内回りや小回りでの成績がいいので、
本当は東京で上積みどうかと思うが、
先行すればしぶとさが生きる可能性もあるので、
この枠だと注意は必要。
基本的には、穴馬は先行しての残り目で、
普通に考えればアリゼオだが、クリスエス産駒ということで、
G1では底力不足で3着が一杯と見る。
同じように2レーヴドリアン、
5コスモファントム、13ゲシュタルトが3着候補。
問題は上位2頭の序列だが、
東京の2400mという競馬への適性と、
岩田騎手はまだ100%信頼できないので、
総合的に判断してペルーサを上位に取る。
2頭とも歴史的名馬には違いないが、
総合的に見て将来性を考えてもペルーサの方が
スケールが上ではないかと見ている。
逆に岩田騎手が、皐月賞のような一か八かの競馬ができれば、
ヴィクトワールにもチャンスはあるが、
さすがにダービーでそのようなことができるかは疑問。
おそらくレースは、岩田騎手が普通に乗れれば一騎打ちになると思いますが、
素晴らしいレースを期待しています。