オークス見解と昇級馬の取捨 | メインレースの見解

オークス見解と昇級馬の取捨

オークスの見解(その1)

最終見解は明日お話しますが、
予想より早めに雨が降り、しかもかなりの量が降りそう。
馬場傾向も見えず、かなり難しくなりました。

しかし、一つ言えることは、

馬場が悪化するとスローとは言え、
スタミナの裏付けが必要になるという点。

血統評価については、
会員様にはそこらへんも詳しく解説しますが、
イメージとして昨年のダービーのような馬場になると、
意外と力勝負になって波乱にはならない可能性があります。

まずは人気馬の評価ですが、
17アパパネは、昨年の阪神ジュベナイル、
チューリップ賞、桜花賞と本命にしてきましたが、
オークスでは軽視すると決めていました。

距離もありますが、母系から早熟傾向が強いと見ていた馬で、
オークスの外枠で来られたら自分の見る目がなかったと諦めもつきます。

4ショウリュウムーンは、道悪の実績と距離延びての逆転ということで、
現在は1番人気のようです。
確かにフットワークや血統からも府中の2400mは不安は少ないし、
有力ではありますが、1番人気になると?という気がします。
右回りでは内にもたれていましたが、
左回りでスムースとは限らないので、
結構テン乗りでは難しい馬ではないかと思います。

6オウケンサクラは、新馬から2000mを使ってオークスを意識した使い方。
ここも条件的には向きますが、
不安なのは強行軍の後間隔が開いてまた輸送という厳しいローテーション。
前走逃げて連対というのも、少し嫌な材料です。

3アプリコットフィズは、
陣営もオークスならと目標にしてきたレースで、
良馬場なら有力でしたが、重馬場は少し不安があります。

18サンテミリオンも、新馬から意識して長い距離を使って、
適性では3本の指に入ります。
課題は大外枠の克服と、目標になる不利ということになります。

このように、有力馬で万全と言える馬がいないので、
穴馬台頭の可能性もあります。
穴馬と総合見解については明日。


金曜の夜と土曜の夜は、
前走1着馬で昇級戦の馬に焦点を当てる
昇級馬券術について掲載します。
昇級馬の評価については、
A=勝つ可能性が高い
B=2着候補
C=3着候補
D=馬券圏内は厳しい
狙いの昇級馬は、中8週までの馬が該当します。


東京9R
ギョイエンヌは芝でも走れるので穴なら。
トーホウカイザーは、小回りで切れを生かしたいタイプで東京はどうか。
コウヨウサンデーはここでも互角
3ギョイエンヌ  B
5トーホウカイザーC
13コウヨウサンデーA

東京10R
ラルーチェは、末の切れは通用もまれなければ
メイショウヨシヒサは1ハロン延長がカギ
5ラルーチェ    C
12メイショウヨシヒサB

東京12R
フレッドバローズはここでも通用するのでは。
10フレッドバローズ B

京都9R
クーデグレイスはここでも差はない
テイエムオーロラは1ハロン延長がカギ
7クーデグレイス B
8テイエムオーロラB

京都10R
コロナグラフはここはさすがに同型が強力
15コロナグラフ C

京都12R
コスモクリスタルは内回りはいいが、
力量的にやや苦戦か。
ハートランドノリカは、展開向かないと苦しい。
6コスモクリスタル C
8ハートランドノリカC