あの頃は幸せだった

あの頃は辛く悲しかった



人は過去を省みる時

今と対比する


それは当たり前のことかもしれないけれど



当たり前のことではないのだとおもう



今ある幸せも悲しみも


過去があるから

そう思うのであって




もし過去がなくて

今の記憶しかなければ


人はどう思うのだろう


今ある幸せを

幸せとは感じず


また辛いとおもうのだろうか。




過去の経験があるから

今の感情が生まれるということを

みんな忘れがちだと思う



今の感情は

その人が経験してきた感情が今を作ってる



それで

他人も同じ感情になれと言われても



同じ経験をしてこなかったものに対して

それ酷なことなのだとおもう。



同じ時をすごして

同じ感情になるかと思うと

そうではない。


人は

生まれた形もちがう

時代もちがう



全く同じように生きてきたものなどいない




そう思えば孤独に思う人もいるかもしれない



小学生の時に

いろんなことを知り


同じ感情を抱くと思っていた友達は

全く別物であると

会話をしていて


ある日気づき


よくわからない絶望と孤独を味わった。



今ならあの孤独感はなんだったのかよくわかるが

幼い私は


急に1人になったような気がして


毎日夜な夜な泣いていた。



誰からも傷つけられたわけでもなく


ただただ

この世界にわたしという存在は1人

なんだと実感した




この感情をすべてわかってくれる人がいたら

どんなに幸せだろうと思った



言葉では伝わらない複雑な感情を



もどかしくて



私は小説を書き始めていた。


小学5年生だった。




それは中学までずっと描き続けていた。





今でも人に伝え方がわからない。

いくら本を読んでも


私の全てを

上手く伝えるのは難しい。



いつか私に対して

謎がとける日がくるのだろうか