ラジオの話をされてから
私たちの関係が
ほとほと分からなくなったので
書き出してみた。
今まで、自分の中に
溜めこんできたもの。
いいことも、悪いことも
目をつぶってたことも。
そしたら、ビックリした。
客観的に、こんなことがうれしくて
こんなことに傷付いて
その度、執着してきたんだなぁって。
ここまでくると
自分で自分を言いくるめながら
やってきたとしか、思えなかった（笑）
先生自身、まずアンバランスなひと。
仕事のこととなると
長期的なプランを立てられるのに
自分のことになった途端
ほんと、目の前のことしか見えていない。
興味がないんだろうな。
こだわりが強い上に頑固で
協調性はないし
自分の感情が最優先だし。
極端。
なんでも話す先生は
やっぱり残酷な部分がたくさんあって
それを望んだのは私だから
受け入れなきゃいけないと
言いきかせて、納得した気になって。
だけど、割り切れなかった。
ここ数年は、特に。
でも、不思議なのは
そんな恋愛感情を抜いたところで
私たちは、仲が良かった。
『似てる』と先生が言うように
きっと、“ツボ”が
一緒なんだろうな。
『りぬは、どうする？
この先の展開聞いておきたい？』
『うーんとねー。
ほんと、興味ないし聞きたくない』
『じゃあ、聞かないってことでいい？』
『うん。
でも、私の経験上
言わなくてもいいって言っても
君は言うでしょ？』
『あー僕、言うよね（笑）
りぬー、聞いてよーって言ってる』
『なんなら、リアルタイムでね』
『そうだね、言うね（笑）』
そう、先生は
言わずにはいられないんだ。
そこに意図はなくて
ただ、心の声を言葉にしたいだけ。
そんな距離感が沁みついてしまった。
でも最近
すごく感じることがある。
私たちの間で
色んなことが変わってきたけど
逢わないでいる今の形の方が
私は彼の支持者でいられる。