ショアテンヤを始めて間もない頃は、40や50くらいありそうなアタリをことごとくバラしていた。

「逃した魚は大きい」とは言うけど、自分の場合は「大きい魚はバラす」って感じでした。


ショアテンヤ数回目の釣行のことだった。

いつも行っているポイントでチャリコをゲットし、大きいのを釣りたいと欲が出てきた。

真鯛がよく釣れていると聞くポイントに行ってみた。

しかし、そこがとてつもなく根掛かりが多くてテンヤを5つもロスト…

こんなところでどうやって釣るん?

ちょっと投げやりになって真下にテンヤを落とした時に事件は起きた…


オフショアのテンヤをイメージして(したことないけど笑)着底からシャクってフォール中にガツンッて当たり?があり、思いっきりフッキングする。

また根掛かりか… 

と思いきや、今までに無いスピードでドラグが出て行き、油断するともっていかれそうになるくらいの強烈な引き!

この時何が起きているのかわかんなかった。

この魚なに?ライン大丈夫?っていろんな想いが頭を巡りながら、主導権がどっちにあるかわからない格闘を続けた後に浮上がってきた赤い魚影!

震えました。

ここで人生初のタモを投入し、無事にランディング!



60あるかなって思って測ると、なんと69㎝!!

家に帰ってちゃんと測り直して69.2cmでした。

サイズ感分かりづらくてごめんなさい。


姿が見えるまでは正直何かわからなかったけど、とてつもない達成感と右腕のダルさが快感だった。


この時まだ30cm鯛も釣ったことがなかった私が30・40・50㎝を通り越して69cmを釣るなんて想像もしてなかったし、奇跡、たまたまとしか言いようがなかった。

正直こんな鯛は船からじゃないと釣れないと思ってました。


真鯛釣りのアングラーたちは60cm代で喜ぶなって思っているかもしれないけど、私にとっては一生忘れることのない1匹となった。


釣具屋行って魚拓とってもらえばよかった!


こうしてまぐれで69cmが釣れて、70cm越えを目指すことになりました!


なかなか険しい道のりだとは思うけど精進します💪