どうやら父は

近々人生を終えるらしいです


今のグループホームでは

医療行為がNGで

看取り看護が出来ないので

次の段階を考えてくださいと言われてしまい

病院に付属しているグループホーム(?)に

移りました


急変の事態に素早く対応して頂けるので

心強いです

延命はしませんと伝えてあります



アル中からの痴呆で荒れていたとき

介護士の判断で急遽入院させたことがあり

お世話になった場所なので

職員さんたちには

荒れた父の記憶が残っていて

あの人だね…という感じ


でももう

そんな動く父は居ません💦


人の気配や声掛けや介護の人を感じると

頬骨のあたりが盛り上がって

普段から開けたままの口の広角が上がり

目元がフニャッとゆるみ

お地蔵様のような笑顔になります


身体の機能が

笑顔だけ覚えているような状態なのです




先日までのグループホームでは

「笑顔に癒やされて

介護の疲れが吹っ飛ぶ」とまで

おっしゃってくださって

過去に皆を困らせた父を思い出し

聞いた時はありがたくて涙が出ました


ほんと、ずるいわ

笑顔がかわいいんだよね

これ、天性の才能なんだよね〜

外面がいいんだよね、昔からニヤリ




弟はまだ、

過去の怖くて厄介だった父への

負の感情を引きずってるって言ってたけど…


…でも

今現在、何も出来ないながらも

おだやかに笑ってる父を見ていると

悪くない最後を迎えているのだな

まぁ俺も(嫌いな)父のことを

きちんと面倒見られたんだなぁ

(まだ逝ってないけど)

と思ってる


って

自分の心を慰めているみたいです




弟は私よりずっと優しいのに

弟が…

母が病死した時に

お葬式や父の面倒にハードに振り回されて

感情が無になってしまい

泣きもしなかった事が

なんだか申し訳なく思っていました


もっと母の死を味わうというか

悲しみを感じさせてあげたかったなぁと

勝手に感じていました


今回、父の最期を看取ることで

母の思い出にも浸ってくれたらいいなぁと

あくまでも私の勝手で、そう思ってます


とにかく

転院も無事に終えて一段落







終末期の準備?

感情の備忘録でしたm(_ _)m










と、いうブログをあげることができずに

放置していたら


父、土曜日の22時半頃

逝きました




金曜日に会いに行った時は

思いの外元気そうだったので

土曜日は私はオフ会に参加していました

不謹慎に感じたらごめんなさい

ほんっとに楽しかった

今日のオフ会は

わがままな考えでしかないですが

この日を迎える為のものだったのかもです




弟が土曜日面会に行ったら

肩で息をしていて辛そうで

様子を見て

号泣してしまったそうです


弟、ありがとう




落ち無し











追記


父が亡くなった翌日

ほぼ無人で放置されていた

実家の玄関脇の睡蓮が咲いていて

家族も皆気づいてしんみりしてました


睡蓮、ありがとね