区の母親学級、産科での沐浴指導。
妊娠中と産後すぐ、沐浴に関しては二度程指導を受けた。
動画を検索すれば、丁寧に手順やコツを教えてくれるし、
父も母も、何故か自信満々でいた。
初めての沐浴は、手伝いに来てくれていた母方のおばあちゃんも含めて、大人3人で行った。
ベビーバスをリビングに持ってきて、タオルや着替えをセットして、
習った通り、沐浴体験で人形を入れたとおり、やればいい。
準備はバッチリ!
いざ…!
スヤスヤ眠る息子を、ごめんよと言い持ち上げた。
突然起こされて、ぐずりだす。
当たり前だ。
私だって嫌だろう。笑
案の定、
服を脱がせようとするだけでギャン泣き。
まずここでつまずいた。
息子あちたん、
命の危険を感じたのか、暴れまくる。
体中を真っ赤にして。笑
生後間もない新生児。
落としたら死ぬ!
首もグラグラ。
お願いだから暴れないでーっと本気で焦る。
それでも、なんとかお湯につけたが、ここで息子はパニックを起こす。
暴れ続けている息子を、母とばあちゃんで抑え、洗う。
父はビデオ撮影。笑
この頃にはもう、沐浴指導で聞いた手順なんてものはどうでも良くなっていた。
とにかく早く洗って、早く終わりにしてあげたい!
お湯からあげてタオルに包む。
ここでも泣いて暴れているので、なかなか服を着せてあげられない。
息子あちたん、まるで人攫いに襲われたように泣く。笑
心が折れかけながら、なんとか服を着せた。
やっと終わって一息ついたのもつかの間。
あれ?
急に泣き止むあちたん。
なんか元気ない?
ん?これ大丈夫?
スースー寝る。
おかしくない!?
これ大丈夫?
手が冷たい。
(この時、おばあちゃんは沐浴終わったのでお風呂に入ってしまったので聞けず。)
父、テンパって病院に電話しかける。
その後おっぱいを飲ませて、体温も顔色も戻り。
なんとか初めての沐浴は、終始汗だくで、肝を冷やしながら終わりました。
最初の余裕はなんだったのか…。笑
今ではコツをつかんで、なんとかやってます。
母一人でも、手際良く入れれるようになりました。
育児って、自分に合った裏ワザを、いかに見つけていくかだと思う。
いかに手順を減らせるかも大事。
手際よく。段取りよく。要領よく。
母、息子と共に、
少しずつレベルアップしていく…。