皆の力を借りること。
ものすごく大事。
なぜなら、人一人でやれることには限りがあるから。
すべてを自分一人でやろうとすると、何をするにしても膨大な時間と労力を必要とする。
だが、皆でやれば、各々の得意分野を持ち合わせ、効率よく、かつ、効果的にやることができる。
特に、自分に起きている問題は、自分一人で解決しようとしないこと。
自分の問題であっても、チームで解決するように取りかかる。
気づきにくいことだが、すっごく大事。
でも、大概の人は、自分に降りかかる問題、今起きている問題は、自分一人で解決するもの、という考えに縛られている。
ゆえに、自分一人でどうにか解決しようとする。
たとえ、膨大な時間と労力がかかったとしても…
自分一人で解決できる場合は、それでも構わない。
けど、多くの場合、自分一人で解決することができなかったりする。
解決できないのに、自分一人で解決しようとすると、闇雲に時間が流れていくだけ。
自分の問題は、自分が解決するもの、と思いがち。
ただ、この考え方って、まちがいとは言わないが、芳しくない。
だって、効果も薄ければ、効率も良くないから。
仮に、一人で解決できているのなら、当の昔に解決している。
解決していないから、現に、問題として残っているんよね。
そして、完璧主義な人ほど要注意。
完璧主義の人ほど、誰かの力を借りようとしない。
自分一人の力で、自分の問題を解決しようとする。
自分一人で解決しようとするのだが、自分一人で解決できる人は少ない。
よって、自分の問題であっても、できる限り、周囲の人の力を借りなよ。
なんたって、その方が圧倒的に楽だから。
自分一人でやろうとすると、問題って、自分が思っている以上に大きなもの。
そのため、自分の問題をできる限り小さくする思考を持ちなよ。
どうすれば、自分の問題をより小さくし、楽にやれるようになるかを考え続けなよ。
すると、問題を解決する時間を圧縮することができるようになるから。
ポイントは、時間の圧縮。
一人でやれば、かかる時間は膨大。
周囲の力や知恵を借りると、かかる時間は激減。
しかも、時間だけでなく、労力も激減する。
なのに、自分一人でやるよりも素晴らしい結果を出すことができる。
良いこと尽くしなんよね。
だから、何でもかんでも、一人でやろうとしないこと。
一人でやろうとすればするほど、かえって、上手くいかなくなる。
解決できる問題も、解決できないまま時が流れる。
できることなら、自分にある問題は、ちゃんと解決した方が良い。
ゆえに、周囲の力を借りることを今まで以上に意識しなよ。
周囲の力を借りることができる人でありなよ。
それができれば、人生は必ず好転していくから。
ただ、周囲の力を借りることができる人になるには、どんな人が周囲の力を借りることができるかをちゃんと考えなよ。
では、どういった人が周囲の力を借りることができるのか。
一旦、自分なりに考えてごらん。
意外と、大切なことに気づくことができるから。
周囲の力を借りる上で大事なのは、素直さ。
なんせ、素直さがなければ、人に対して、力を貸してください、私を助けてください、と請うことはできないから。
素直さが弱ければ、我が強まり、完璧主義の傾向が強くなる。
これって、独りよがりなんよね。
独りよがりって、自己満足感は得られるかもしれないが、結果は出にくい。
結果を望むのなら、独りよがりを止めること。
堂々と周囲の力を借りること。
そのためにも、素直で生きなよ。
素直になって、自分を開示しなよ。
その度合いが高くなればなるほど、周囲の力を借りやすくなるから。
力を借りながら、自分が不得手なことを得意とする人を見ながら学び、できるようになっていけば良い。
自分がやらなくて良いこともある。
力を借りることを覚えなよ。
人生における自分の問題は、多くの人で解いて良いんやから。
テストのように、自分一人で解く必要はないんやから。
この思考を、できる限り早く受け入れなよ。
それだけで、人生が、今まで以上に楽になり、好転していくから。
案外、そんなものなんやで。
サコヤンの独り言
「自分の問題こそ、周囲の力と知恵を活用して解くようにしなよ」