もったいない、という言葉。


環境保全やエコが叫ばれ、よく使われるようになっている。


そして、使われる時って、大概、まだ使えるものを捨てる時や、まだ食べることができるものを廃棄する時なんよね。




ただ、こういったこと以上に意識した方が良いものがある。

それが何なのか、読むのを止めて一度考えてごらん。


もったいないことに関して最も強く考えた方が良いものって、自分自身の人生なんよね。




もしくは、自分の時間と言っても良い。


おそらく、90%以上の人は、今の自分の人生に対して、自分が使っている時間について、もったいない使い方をしているもの。


なんたって、自分を抑えている人は多いから、自分の想いを我慢している人は多いから。




やりたいことがあるのにやらないことを選び、それを普通だと思い込む。


これ自体が、もったいないことなんよね。


当の本人は、まったくといって気づいていないことだが…




もったいないことをしていることに気づくことができない。


あまりにも当たり前になりすぎていて…


ゆえに、自分に対して、もったいない、という感覚を抱いていない。




それが、最も大きな問題であるにもかかわらず。


世の中には、自分が知らない世界が山ほどあり、楽しいことが山ほどある。


けど、自分の狭い世界に生きていると、そういった世界に気づかない。




気づかずに、そういう世界があることを知らないまま過ごしてしまう。


もちろん、そういう生き方もある。


だが、確実にもったいない生き方と言えるだろう。




なんせ、本来ならもっと濃い時間を使えるのに使わないまま浪費しているんやから。


自分次第で楽しい時間にすることもできるのに、中身が薄い時間を過ごしているんやから。


ゆえに、いかに自分がもったいない時間の使い方をしているかに気づく必要がある。




よっぽどの人でない限り、もったいない生き方をしているかを自覚する必要がある。


よって、今までの自分自身を反省しなよ。


楽しむことから逃げ、適当に過ごしていた自分を修正・改善しなよ。




じゃなきゃ、いつまでたってももったいない生き方を続けることになるから。


楽しい世界を知らないまま、自分が勝手に決めた世界に留まり続けることって、実は、自分のためになるものではない。


むしろ、自分の可能性を閉ざしてしまっている。




もっともっと自分自身が楽しむことに目を向けなよ。


自分が楽しむくらいの余裕を心に持ちなよ。

その方が人生が楽しくなるから。




これは明らかなこと。


そして、自分が楽しむには、どうしても行動が必要となる。

行動し、人に会うことが必要となる。




なぜなら、自分が知らない世界の扉を開けるにおいて、他者の力って必要となることが多いから。


自分一人でその扉を開けることができる人って意外と少ないもの。

そのため、人に会いに行くんやで。




時間とお金をかけて、人に会いに行くんやで。


自分が知らない楽しい世界で生きている人を知るんやで。

すると、今までの自分の常識や思い込みが崩れていくから。




また、楽しい人の生きざまを感じ、今まで何度も何度ももったいないことをしていたことに気づくから。


そもそも、もったいないことをしていたことに気づくと、自分自身を変えようとする想いが強くなる。

今までのままではアカン、と強く思うようになる。




もっと楽しく、もっと意味を感じることができる時間を過ごすようになる。


意識が大きく変わるんよね。

自分の人生に対して、もったいない、と思うと…




だって、一度でも気づいたら、再び、自分に対してもったいないと感じることが嫌になるから。


とにかく、どうすれば、こう思わずに済むかを必死で考えて実践しなよ。

これを積み重ねていると、確実に、人生が好転するから。




次第に楽しい時間が増え、結果的に、人生を楽しいものと感じるようになるから。


自分の人生に対して、もったいない時間の使い方は止めなよ。

心から納得できるような時間を使えるようになりなよ。




何度も言うが、そうするために、動くこと、人に会いに行くことを意識して実践しなよ。


必ず、自分の人生に変化が生じるから。

案外、そんなものなんやで。






サコヤンの独り言

「もったいない時間の過ごし方を改めなよ」