自分の心を満たすこと。


すごく大事。


だから、自分の心を満たすことを意識して過ごしなよ。


なんたって、多くの人が、自分の心を満たすこととは逆の方向に進んでいるから。


たくさんの人が、無意識の内に自分を抑えている。


抑圧して、我慢をして生きている。


しかも、そういった生活が普通で、当たり前なものとしてとらえている。


小さい時からずっと、こうして生きている。


家族生活でも、学校生活でも、本来の自分を抑えて、良い子に映るように演じている人は意外と多いもの。


なぜ、そうするかというと、その方が楽だから。


自分を抑えて、周囲に合わせていた方が、波風が立たないから。


自分を抑圧していた方が、新たなことをせずに済み傷つかずに済むから。


よって、たくさんの人が心を抑える生き方をしている。


ただ、心を抑圧する生き方って、自分を苦しめる生き方なんよね。


だって、心を抑圧していると、意識が内にばかり、自分ばかりに向いてしまうから。


外に意識が向かず、外に向かってエネルギーを注がないから、事態は何も変わっていかない。


なぜなら、どんな人も、外に向かって、意識を向け、エネルギーを注ぐからこそ、何らかの変化が生じるものだから。


内に向かってばかりエネルギーを注いでいても、何も起きやしない。


確かに、自分の内に意識を向けることで、自分の心は楽にすることができる。


心の枷を取り除くことはできる。


だが、それだけでは何も変わらない。


もちろん、内に向け、心の枷を取り除くことは大事。


でも、ある程度取り除くと、次は、外に意識とエネルギーを注ぐ必要がある。


外に向かって意識とエネルギーを注ぐことによって何かが起きる。


人と出会うかもしれないし、物事を取り組むことになるかもしれない。


何にせよ、外にエネルギーを注ぐからこそ、何かが起きる。


けど、多くの人は、自分を抑圧し、外に意識もエネルギーも向かっていかない。


だから、外に向かって行動することもない。


そのため、今のまま過ごすことになる。


内に意識とエネルギーを向けることって、実は、今に留まることを選択していることを意味する。


今は、内に意識とエネルギーを向ける人は多い。


なんたって、考え過ぎる人は山ほどいるから。


行動よりも考え過ぎることを優先している人は大勢いるから。


自分を抑圧し、自分を覆う殻に閉じこもっている人は多いから。


人生は、外に向かって意識とエネルギーを注ぐからこそ、拓いていくもの。


内に向けていても、ますます閉じこもるばかり。


ゆえに、あえて意識して意識とエネルギーを外に向けなよ。


今まで、抑圧することが当たり前だったとしても…


なんせ、抑圧しても、何にもならないんやから。


抑圧するだけでは、行動にもつながらない。


行動につなげることもできず、今に留まるしか術がなくなる。


それでは、自分の人生を無駄にしてしまう。


だって、今に留まっている間も容赦なく時は流れ続けるんやから。


時間は有限で最高の資源であるというのに、今に留まることで、それをないがしろにしてしまう。


実に、もったいない。


そのもったいないことを平気でやっている。


ただ、意識を向けることができないのが、今の力なんよね。


残念ながら…


でも、気づいたからには、意識を向けたら良い。


当たり前にある時間に、強く意識を向けたら良い。


その上で、時間を有効に活かそうと動けば良い。


時間を有効に活かすには、意識とエネルギーを外に向ける必要がある。


外に向けることで、新たな行動をする必要がある。


外に向かって行動するからこそ、何らかの変化が生じる。


今までと違う空気を味わうことができる。


それが大事なんよね。


なぜなら、今に留まっていても、内にばかりに意識とエネルギーを向けていてもどうにもならないから。


自分を抑圧していても、自分のことばかり考え、他者とのつながりが薄くなる。


それでは、どうにもならない。


ゆえに、自分自身を解放しなよ。


自分自身を表現しなよ。


自分の心や想いに素直になって。


それが、自分のためにも、周囲の人のためにもなるんやから。


抑圧しなければならない、と決まっているわけではない。


抑圧していたのは、小さい時からの習慣で刷り込みでしかない。


しょせん、後天的なものであって、先天的なものではない。


後天的なものであれば、自分次第で手放すこともできる。


だからこそ、堂々と手放せば良い。


必要ないものと自覚して手放せば良い。


自分を抑圧することなんて、必要がないし、意味がない。


以前は、それによって守ることができていたかもしれない。


学校生活では、自分を守る処世術として通用していたかもしれない。


だが、そうやって生きれば生きるほど、本来の自分自身を見失う。


本来の自分から遠ざかってしまう。


偽りの自分で生きることになる。


そうならないためにも、自分の本心で生きなよ。


自分の心が満たされるように生きなよ。


日々に充実感を感じるように生きなよ。


すごく大事なことだから。


そのためにも、楽しいことをやりなよ。


未知なることなどのやりがいのあることをやりなよ。


他者の役に立つことをやりなよ。


なんせ、こうしたことが楽しいことにつながっているんやから。


案外、そうなっている。



サコヤンの独り言

「心が満たされるように生きなよ」