次はどうやって喜んでもらおうか。
他者の喜びに焦点を当てること。
ものすごく大事。
だって、それが、人生をより良くするコツの一つだから。
ほぼすべての企業は、お客さんに喜んでもらうことで、お金を得て成り立っている。
喜んでもらうことって、社会の根幹。
これって、企業だけに言えることではない。
当然、人にも言えること。
そして、他者に喜びを提供している人は、やはり、多くを得ている。
お金も物も、仲間もたくさんのものを得ている。
しかも、喜びを提供している人って、人生を楽しんでいる人が多い。
そりゃそうじゃよね。
なんせ、自分が動いて、目の前の人が喜ぶ姿って、ものすごく嬉しいことだから。
嬉しいからまた、喜ぶことを提供する。
一度、喜ぶことを提供することにハマると、抜け出せなくなる。
また、喜びを提供したくなり、誰に言われなくても、喜びを提供するようになる。
ある意味、中毒化する。
だが、喜びを提供する中毒化なら、何の害もない。
むしろ、皆が喜び、自分も嬉しくなる。
ハッピーを広げることになり、周囲や社会に貢献している。
こういう中毒化なら大賛成。
一人でも多く、喜びを提供する中毒になれば、どんなに社会が良くなるか。
考えただけでも楽しくなるよね。
どんな人も、喜んでもらうことって好きなものなんよね。
自分が役に立つことを嫌う人って珍しい。
なぜなら、人は、自分の存在を認めてもらいたい欲求があるから。
存在意義を実感することを望んでいるものだから。
誰だってそう。
だったら、堂々と喜んでもらえば良い。
自分ができることで、喜んでもらえば良い。
何も、いきなり多くの人に喜んでもらう必要はない。
身近にいる家族や職場の人、友人といった人に喜んでもらえば良い。
自分の言動で喜んでもらえば良い。
特技があるなら特技を活かして。
これといって特技がなければ、笑顔やお礼、さりげない一言などで。
人が喜ぶことって、必ずしも、物であるわけではない。
「ありがとう」と言われると嬉しいもの。
「頑張っているね」と言われると嬉しいもの。
上司に「その調子で良いぞ」と言われると認められた気がして嬉しいもの。
物でなくても、言葉で人を喜ばすことはできる。
こうやって意識して実践していると、必ずといって、人生は好転していくもの。
なんたって、他者の喜びに焦点を当てている人は、まだ絶対数は少ないから。
そんな状態で、自分が他者の喜びに焦点を当てると、高い確率で目立つ存在となる。
頭一つ抜き出た存在となる。
すると、周囲の人が放っておかない。
誰かが、自分を引っ張ってくれる。
上にいく人って、必ずしも、才能や力がある人だけではない。
他者の喜びを考え、他者に好かれる人も上にいくことができるもの。
周囲の人に担がれるかのようにして、上にいくことができるもの。
世の中は、必ずしも、力がすべてではない。
力はあるに越したことはないが、大事なのは、気配り。
いかに、周囲に気を配り、周囲に喜んでもらえるか。
それができる人は、どこ行っても重宝される存在となる。
笑顔が素敵な人は、その人がいるだけでその場が明るくなり、必要とされる。
人って、大きなことでも喜ぶが、些細なことでも喜ぶことができる。
ただ、大きなことは、数を打つことはできないが、些細なことは、数打つことができる。
そして、大きなことを一度するより、些細なことを連発する方が、人の心をつかむもの。
周囲に良い印象を与えることができるもの。
だから、特別なことをする必要はない。
些細なことで、喜んでもらえば良い。
それで十分。
会う人会う人に、些細な喜びをプレゼントする。
これだけでも、人生は大きく変わっていく。
なぜなら、喜びを提供する人を悪く扱う人は少ないから。
むしろ、近づきたくなるし、大事にしたくなる。
だって、人は、誰しもが喜びを求めているものだから。
ゆえに、喜びを提供することって、素晴らしいことなんやで。
私にはできない、と尻込みするのではなく、私にできることを精一杯やる。
身の丈のことで十分。
それに、いつも喜んでもらうことを考えていると、この人にはあれをしたら良いだろう、あの人には、これをしたら良いだろう、といったものがなんとなく分かってくる。
数を打てば打つほど、より多くの人に喜んでもらえる。
しかも、高いレベルで喜んでもらえるようになる。
その上、そうやっているだけで、人生レベルも向上していくもの。
喜びを提供することって、例えるなら、今の時代の魔法のようなものかもしれない。
人を笑顔にすることができ、自分と皆に幸せを感じてもらえるんやから。
ゆえに、大いに活用した方が良い。
幸運にも、どんな人にだって、喜びを提供することができるようになっているんやから。
今の自分なら、どんなことで喜んでもらえるか、常に考える。
すごく大事。
常に考えることができている人ほど、人生を好転させていくだろう。
それほどのパワーを持っているんやで。
だから、喜びを提供することを意識しつつ、実践しなよ。
必ずといって、人生はより良くなっていくから。
案外、そんなものなんやで。
サコヤンの独り言
「他者の喜びをいつも考え、自分にできることを一つずつ実践しよう」