神が喜ぶことを意識する。
すごく大事。
なんたって、神を意識して行動を選択すると本質を突く行動ができやすくなるから。
少なくとも、本質を大きく外さなくなる。
そりゃそうじゃよね。
だって、神が喜ぶことって、自分も相手も、その周囲にいる人も皆が皆喜ぶことだから。
誰かを踏み台にして、特定の人だけが得をすることというのは、神が好むことではない。
むしろ、そんな行為は、かえって、神は嫌うもの。
神が好むことって、シンプルで分かりやすい。
だが、多くの人が、気づいていない。
認識していない。
なんせ、神の存在を意識していないから。
もちろん、神は、意識してもしなくてもどちらでも良い。
ただ、神という存在は、自分を俯瞰しようとする時に、大いに役立つ存在なんよね。
自分の目で、自分を見続けることは誰もできないこと。
けど、神、という高い視点を用いると、結構自分のことをよく見ることができるもの。
何か選択をする際、自分だけの判断で選べば、どうしても主観的に選んでしまう。
これまでの経験に基づいて、自分の損得勘定で選んでしまうもの。
すると、得と感じるものばかりを選んでしまうもの。
これって、過去の自分に基づいて選択しているため、過去と同じような道を選び続けることになる。
それって、どうなんだろう。
まちがいとは言えないが、正しいとも言えない。
主観で選ぶのが悪いわけではないが、主観の場合、ある種、自動的に選択していたりする。
こういう時にはこうする、と自分の中で決まっていたりする。
確かに、過去、上手くいったことは、同じようにやりたがる。
しかし、時代は変わり、いつまでも同じ手法が通じるわけではない。
なのに、同じ手法を続けていれば、それは、上手くいかない手法を続けることにもなりかねない。
だからこそ、自分を俯瞰的にとらえる必要がある。
でも、いきなり俯瞰的にとらえな、と言われても中々できるものではない。
そんな言葉だけでできるのであれば、当の昔にやっているもの。
ゆえに、神、という存在を使うんよね。
「神が喜ぶことは何だろう」
「どの選択肢が最も神が喜ぶ選択肢なのだろう」
「神の意に沿う選択肢はどれだろう」
と自分に問うと、客観的に何をしたら良いのか、どの選択肢を選べば良いのかが分かる。
ひょっとすると、その選択肢は、これまでの自分なら選ばなかった選択肢かもしれない。
主観的な判断であれば、選ばなかった選択肢なのかもしれない。
選ぶことに対して、ためらう選択肢なのかもしれない。
でも、それは、自分の思い込みである場合が多い。
自分が良いと思うことが正しいものと決めつけていることが多い。
実際は、皆の喜びにつながる選択肢を選んだ方が自分にとっては良いことが多い。
神の意に沿うことって、こういう選択肢ばかり。
けど、多くの人は、自分の経験に基づいて、狭い視野で選択肢を選んでしまう。
ゆえに、本質から外れた選択肢を選ぶこともしばしば。
自分の感覚、センサーといったものは、必ずしも正しいとは言えない。
もちろん、正しい人もいるがそうではない人もいる。
自分の感覚がまちがっているのに、それを貫いていると、当然のように、芳しくない結果が出ちゃうもの。
そのため、時には、自分の主観を疑うことも大事。
今までは、こうやってきたけど、本当にこれで良いのか。
と、自分自身を疑ってみること。
なんせ、自分が正しいとは限らないんやから。
なのに、人は、自分のことを正しいと思い込む傾向がある。
自分の感覚、考え、やり方を、信じて疑わない傾向がある。
それが、かえって、芳しくない方向に向かうことになっているというのに…
とりあえず、自分の主観を横に置くためにも、他の視点が必要なんよね。
それに有効なのが、神、という存在。
神、という存在が、しっくりこないのであれば、憧れている人でも構わない。
自分が憧れているあの人なら、どうするだろうか。
自分が選んだ選択肢のようにするだろうか。
と、自分に問うてみれば良い。
すると、大概、自分が選ぶ選択肢を選ばないことに気づくものだから。
自分の目や主観では気づかないことでも、誰かの視点を利用することで気づくことができるものってある。
自分を俯瞰的にとらえる場合、誰かの視点を利用するのは有効な手段。
そこで、どんな人にも使えるのが、神、という存在なんよね。
神が喜ぶことを意識して、選択肢を選べば、結構高い確率で本質を突くことができるもの。
なんせ、神が喜ぶことって、皆が皆喜ぶことだから。
自分も相手も、その周囲にいる人も喜ぶことは、神も喜ぶ。
そういう発想、視点で、物事をとらえていけば、必ずといって、人生は好転していくもの。
皆が喜び、神も喜ぶことをしている人って、周囲の人が放っておかない。
もちろん、神も放っておかない。
必ずといって、良い方向に進むようになる。
自分が意図しなくても、皆に担がれるようにして、素晴らしい方向に進むようになる。
案外、世の中は、そうなっているものなんやで。
サコヤンの独り言
「神が喜ぶことを常に意識した上で選択肢を選ぼう」