自分からやる。


自分から率先してやる。


自分から先にやる。


こうした意識や姿勢が身についているのか。


一度、考えた方が良い。


なんせ、人生は、自ら動く人の方が得するようにできているから。


先に手を挙げたり、先に発言した人の方が、その場を引っ張る人になりやすい。


だから、挨拶はもちろんのこと、何事においても先頭に立ってやった方が良い。


もちろん、先頭に立てば、それなりのリスクはあるだろう。


だって、先頭は、目立つ存在になるし、場の雰囲気や流れを様子見することができないから。


ある程度、行き当たりばったりの感がある。


流れが分からずに、傷つくかもしれない。


だが、その傷は、最高の学びとなり、最高の糧となる。


目立つ場で失敗するのは、その時は、恥ずかしく感じるかもしれない。


でも、最高の学びとなり、何もしない人より大きく成長する。


それが一つ二つ三つと、積み重なっていけば、まちがいなく大きな差となって現れる。


失敗することも、傷つくことも、受け入れなよ。


成長できる教材として、ネタの収集として受け入れなよ。


こういうものが多い人ほど、人に伝える時に有利に働くから。


自分の想いを相手に伝える際に、相手の胸に響く言葉を届けることができるから。


よって、失敗して、傷ついて、ネタを集めている人って、小さく損して、後ででっかく得をしているもの。


目先のことだけをとらえるなよ。


小さな損を避けることで、大きな得を手にすることができなくなるなんて、長い目で見ると、自分が損している感がある。


それに、小さな損を避けると、逃げた時点でマイナスでしかない。


やらないことというのは、ゼロではないんやで。


逃げるというマイナスな行為が一つあるからマイナスが一。


これを繰り返していると、大きなマイナスが溜まってしまう。


そうならないためにも、自分から動く。


自分から動くことでプラスが一。


結果はともかく、動くことでプラスを得ることができる。


この動くことでプラスを得ることがすごく大事。


なぜなら、動くことでプラスを得ていると、プラスの流れが生じるから。


一度、プラスの流れを作れば、プラスを得ることが当然となる。


そして、プラスを得ていれば、人生はより良いものとなる。


ただし、プラスなことって、待っていても、受身でいても、さほどやってこないもの。


稀にやってくることもあるが、続くものではない。


単発であって、そこにすがるわけにはいかない。


安定的にプラスを得るには、やはり、自分が動くこと。


自分から動くこと。


自分が率先して動くこと。


もちろん、動けばリスクはある。


けど、確実に、リスクよりも得るプラスの方が大きい。


得るマイナスなんて、長い目で見ると大したことではない。


得るプラスの方が、長い目で見るとまちがいなくでかい。


よって、堂々とやれば良い。


自らの意思で、先頭に立ってやれば良い。


たとえ、誰もやっていないことでも、やっちゃえば良い。


何かを待っていて、他者の流れに乗ることばかり考える必要はない。


流れは、自分でも作ることができるんやから。


自分で作った方が、人生は楽しくなるんやから。


仮に、受身で生きていたのであれば、その考えを手放しなよ。


自分の中にある「我(が)」を取り除いてでも、受身で生きる姿勢を改めなよ。


自分の我さえ取り除けば、自分から動くこともできるんやから。


それに、受身で生きなければならないとは、どこにも決まっていないんやから。


単に、過去の自分において、自分を守る上で都合が良かったから、受身で生きる選択をしたにすぎない。


しかし、以前は自分を守ることになっていたとしても、今の自分にとっては足かせになっている場合は多々ある。


今の時代、受身で生きても、自分を守ることにはならない。


むしろ、自分の環境を悪化させるもの。


今の世の中では、自分から動くことこそ、自分を守る術につながる。


受身で、待っているだけで自分を守れたのは、しょせん、学生までの間。


一旦、学生が終われば、自分から動く人ほど、自分を守ることができているもの。


一方、受身でいる人は、時の流れと共に、自分のポジションを危うくさせている。


だからこそ、自分から動く意識と姿勢を持ちなよ。


こうやって過ごしていると、人生は良い方に展開していくものだから。


とはいえ、いきなり大きなことをする必要はない。


最初は、自分から挨拶をする。


自分から食事に誘う。


自分から電話やメールをする。


といったことからで十分。


そういうのができてから、少し大きな言動を自分からやっていけば良い。


人生は、先に動いた者勝ち。


やった者勝ち。


といった傾向がある。


だったら、自分から先に動こうではないか。


自分から相手に働きかけようではないか。


その方が、自分のためになるし、自分の人生のためにもなる。


しかも、相手のことにもなることが多い。


だって、人は、してもらうことって些細なことでも嬉しく感じるものだから。


その証拠に、挨拶は、相手から受けると嬉しく感じるもの。


ゆえに、自分が嬉しくなることを、相手よりも先にやる。


相手のことを思って、自分から動く。


こうした意識はすごく大事。


なんせ、このチョットした意識や気遣いが、人間関係をより良いものにするんやから。


先に動いて相手に与える。


そんな格好良い人間でありなよ。



サコヤンの独り言

「あえて自分から動こう」