人は、各々、独自の周波数を発しているし、独自の周波数を受けているもの。


自分が発している周波数も、自分が受けている周波数もある一定の範囲内によるもの。


これは、どんな人にも言えること。


ゆえに、自分が発している周波数はすべての人に届かず、受けることができる人が限られる。


また、自分が受けている周波数では、受けることができるものと、受けることができないものがある。


そして、自分の世界は、自分に合った周波数で構築されている。


よって、自分と合わない周波数の人や物や出来事は、自分を通り過ぎていくもの。


こう考えると、今まで以上に周囲のことを気にしなくて済む。


自分が新たに何かしようとしても、あれこれ気にしなくて済む。


だって、周波数という考え方であれば、すべての人を見る必要がないから。


人って、不思議と、すべての人の反応が気になるもの。


できる限り多くの人に良く見てもらいたいと思うもの。


でも、こういう想いこそが、大きな失敗の要因。


なんせ、より広く見れば、何を大事にするかがぼやけてしまうから。


集中と選択ができていないんよね。


何かをする際、大切となるのが集中と選択であるにもかかわらず。


自分の波長を意識すると、自分が意識する人や物がハッキリする。


すると、それ以外のものはどうでもいいと思える。


さほど重要視する必要がないものだと判断できる。


実は、これって、すごく大きい。


だって、範囲を設定した上で、集中して自分の力と意識を注ぐことができるから。


自分は、どこに意識と力を集中するのか。


それを知ることって自分が思っている以上に大事なこと。


ここを知らなければ、平均的に力と意識を注ぎ、結果、何の効果も出ないことも大いにありうる。


人の力は限られており、万遍なくやろうとしても上手くいかないもの。


選択も集中もせずに、どうにかしようとしても、中々、上手くいかないもの。


それができるのは、よっぽどの力の持ち主。


力がなけりゃ、全体を通して素晴らしい結果を出すことなんてできやしない。


最初から狙うことではない。


最初は、自分が発する周波数の下、得意な分野で勝負する。


それから、余裕ができた時に、範囲を広げていく。


こういう段階を踏むことが大事。


すべての人に好かれようとすると、かえって、上手くいかないもの。


だからこそ、範囲を限定すること。


範囲を限定すると、その範囲から外れた人に無視されたとしても、無関心でいられたとしても、「お互いの周波数が違うから仕方がないよね」と受け入れることができる。


前向きに受け入れることができることって、すごく大事なこと。


これは、選択と集中をした結果。


よって、選択と集中をしなければ、あらゆる人の反応を気にしてしまう。


関係ない人の反応なんて気にする必要がないにもかかわらず…


これでは、ちっとも前に進んでいかない。


なのに、多くの人は、選択と集中によって、範囲を狭めていない。


できる限り多くの人に、良く見られようとしている。


それこそが、自分自身を悪化させる要因の一つとなっているのに…


意識を注ぐところと、意識を注がないところをハッキリさせる。


すると、すごく気や心が楽になる。


必要以上に気を張らない。


自分が思っている以上に重要なこと。


しょせん、周波数が合わないもの同士は、出会わないようになっているんやから。


近くに来ても、周波数が合わないもの同士は、素通りしていくもの。


だから、自分は自分独自の周波数を発し続けていたらよい。


そうやっていると、自分の周波数に合う人が現れるものだから。


現れない場合は、その周波数に合わせる価値がないと、他者が判断しているにすぎない。


ゆえに、ただ発するだけでなく、他者が自分の周波数を受け取るように工夫しながら発すること。


ピンポイントを狙って周波数を発していると、その周波数に合う人は必ず現れる。


ただ、自分の周波数に合う人が現れるのは、意外と容易なこと。


大事なのは、自分の周波数に合わせ続けてくれるようにすること。


そのためには、自分自身が価値あるものを提供する必要がある。


興味を持ってもらうだけでなく、興味を持ってもらい続ける必要がある。


自分自身が魅力を高め続ける必要がある。


そもそも、人が生きる上では、最初は、自分から相手の周波数に合わせる必要がある。


いきなり、「自分に合わせて」と言えば相手の反感を買う。


だから、まずは、相手に自分から合わせた方が得策。


キッカケを作る上では、この方が良い。


でも、自分の魅力を高め続けていると、この関係は、ある時逆転するようになる。


自然と、相手が自分に合わせてくれるようになる。


だって、自分が相手にとって、必要な存在となれば、そうなるものだから。


よって、先のことも見据えておきなよ。


キッカケを作るだけなら、意外と容易にできる。


けど、本当に重要なのは、キッカケを作った後。


そこで、自分の魅力が相手に伝わらなければ、先につながることなく、関係は途絶えてしまう。


そうならないためにも、自分自身を高め続ける必要がある。


キッカケを作ることは大事だが、それ以前にどう過ごすかはもっと大事。


こうして、普段の生活から意識を高めている人ほど、キッカケを作り、チャンスをものにしているんやから。


周波数を合わせる合わせない、というのは、キッカケを作る上では、有効的な考え。


だが、あくまでも、これはキッカケを作るまでのこと。


本当に大事なのは、キッカケを作った後だから、そこでボロが出ないように、普段の生活をより良く過ごしなよ。


結局は、見えないところで、何かしら懸命にやっている人が強いんやから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「人には独自の周波数がある、という考え方を取り入れると結構楽になる」