あとどれだけまだ見ぬ自分と出会えるだろうか。


あとどれだけまだ見ぬ自分を発見できるだろうか。


増やそうと思えば増やすこともできる。


増やそうと思わなければ、今のまま過ごすこともできる。


すべては自分次第。


なんたって、自分の中にいる、まだ見ぬ自分というのは、新たな刺激によって表に出てくるものだから。


よって、自分の中には、刺激が与えられていないまだ見ぬ自分がたくさん存在している。


そのため、どんな人も可能性に満ち溢れている。


そして、可能性というのは、新たな刺激を加えることによって芽生えていくもの。


芽生えたものをどのように育てるかは、自分のサジ加減。


大きく育てるのも良いし、芽生えさせるだけでも良い。


ただ、どうであろうと、芽生えるだけでも自分にとってプラスとなる。


なんせ、新たな自分の発見は、自分自身に良い影響を与えるから。


今までの自分に新たな一面が加わるだけで、まったく違った自分になっていると感じることだってある。


そうなれば、当然のように周囲に与える印象も変わってくる。


新たな一面だけでは、どうってことないが、今までの自分に加わり、化学変化が起きることで、より一層魅力的な人として映る。


ゆえに、まだ見ぬ自分を発見することってすごく大事。


でも、まだ見ぬ自分を発見するには、新たな刺激が必要。


新たな刺激を加えるには、自分自身が新たなことを試す必要がある。


行動が必要となる。


だって、行動があってこその新たな刺激だから。


けど、新たなことを試す人は少ない。


歳をとればとるほど、新たなことを試す人は少なくなる傾向が強い。


変化に対して臆病になるんよね。


今いる環境に留まろうとする力が強く働くんよね。


そのため、今いる環境に留まるための行動ばかりする。


これは、慣れ親しんだ行動ばかりで、当然のようにやっている行動ばかり。


安心安全は、感じるだろうが、残念ながら刺激は少ない。


ほとんど刺激がない生活なんよね。


もちろん、こういう生活もある。


だが、自分の可能性を考えると、できることなら違う生き方を選んだ方が良いのではないか。


自分自身に刺激を加える生き方を選んだ方が良いのではないか。


なぜなら、今の自分はまだまだ未完成だから。


今が何歳だろうと、完成された人なんて一人もいない。


どんな人であろうと、伸びしろは残っている。


なんたって、世の中は、まだまだ知らないことで溢れているから。


やったことがないことで溢れているから。


そういうのを、一つずつ知り、一つずつやっていくと、これまでと違う自分をいくつも発見する。


今の状況は関係ないし、今の歳も関係ない。


大事なのは、自分自身に新たな刺激を加える意識と姿勢があるかどうか。


それさえあれば、いつまでもまだ見ぬ自分を発見できる。


いつまでも、自分自身を成長させ続けることができる。


人って、何もしなければ、肉体は時が流れると共に衰え、脳も衰えていく。


だが、意識していれば、肉体が衰えるスピードを緩めることができる上に、脳自体を活性化させることができるもの。


大切なのは、意識して刺激を加えること。


運動は、身体を動かすことで、直接、筋肉に刺激を与えているもの。


ただ、何気なく過ごしていて脳に新鮮な刺激を与えることなんてできやしない。


だからこそ、新たなことを試すことで、脳に刺激を与えるんよね。


なんせ、脳は、未知なるものに出会った時に、活性化するようにできているから。


人は、知らないものに対して、危険を感じ、怖れを抱くようになっている。


これは、命を守る上での防衛本能によるもの。


だが、脳にとっては、知らないことを知ることこそ、素晴らしいことなんよね。


知らない間は危険と感じるが、一度知るだけで、危険とは感じなくなる。


単に、何かあった時にどうすることもできないから、とりあえず、危険なものと設定して避けているにすぎない。


大概のことは、危険でもないにもかかわらず、危険とみなしているにすぎない。


ゆえに、過剰に働いている危険センサーを緩める必要がある。


そして、緩めるには、知らないものを知ることが大切。


やったことがないことをやることが重要。


もちろん、いきなり大きなことをする必要はない。


まずは、小さなことを一つずつ積み重ねて、未知なるものを取り入れる流れを作ることが先決。


流れさえできれば、抵抗が小さくなり、ある程度の未知なることなら試すことができるようになる。


そもそも、人は、未知なるものに対して、危険を感じるもの。


これは、未知なるものをやった時に、自分に都合が悪いものを避けるための反応。


いわば、無意識の内に、失敗を想定しているんよね。


失敗した姿に焦点を合わせてしまっているんよね。


やる前から、失敗した姿をイメージしているから、強く危険を感じてしまうもの。


おそらく、これは、今まで育ってきた環境に大きな影響を受けているのだろう。


だったら、あえて、新たな自分の発見に意識を向けたら良い。


新たな自分の発見を楽しめば良い。


未知なるもの=危険、から、未知なるもの=新たな自分の発見、と解釈を変えたら良い。


未知なるもの=危険、というのは今までの自分の常識。


でも、この常識が絶対的なものではない。


よって、自分独自の常識を持ったって、それはそれでOK


ゆえに、これからは、未知なるもの=新たな自分の発見、という常識を掲げたら良い。


自分の常識なんてものは、何に焦点を当てるかによって変わってくる。


自分の成長やレベルに応じて変わっていくもの。


実は、常識というのは柔軟性があるものなんよね。


自分が常識に合わせていくのではなく、自分に常識を合わせる。


こういう考え方があっても良い。


とにかく、新たなことをドンドン試し、新たな刺激を加えなよ。


それが、まだ見ぬ自分を表に出す方法であり、自分自身がより魅力的になる方法だから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「まだ見ぬ自分を一つずつ発見していこう」