幸せに生きる意志を持つ。


ものすごく大事。


なぜなら、多くの人が幸せに生きることを望んでいるから。


大概の人が幸せに生きる望みを胸に抱いている。


なのに、意識している人、発想を抱いている人、意志を抱いている人はほとんどいない。


幸せになることは望むが、それ以上のことは何もしない。


だから、幸せに近づかないし、幸せを得ることもできない。


多くの人が陥っている現状。


人は、意識しているものしか得ることができないため、幸せのことを意識していなければ、幸せはつかめるものではない。


不思議と、幸せのことを考えることってタブーのように扱われている。


だって、そんな夢物語のようなことを考えている場合ではない、と一蹴されてしまうから。


また、幸せのことを考えるよりも、目の前の現実のことを考えるように諭されるから。


おそらく、多くの人が小さい時から、幸せについてちゃんと考えたことがないだろう。


学校では教えてくれないし、親も教えてはくれない。


ましてや、友達とも幸せについての話題になることもほとんどない。


確かに、幸せというのは各々によってとらえ方が異なり、その人の本質を示すものであるため、誰かに話しにくい性質もある。


話すことで、否定されると、自分自身のすべてを否定されるようにも感じてしまう。


そんなことが起きないために話さないことは、自分を守る一つの術になっている。


こうした一面があるのも事実だろう。


だが、実際は、単に、不安を膨らませすぎて、幸せのことを考えるだけのゆとりを失っているだけなのだろう。


TVに流れるニュースは、毎日毎日、事件やニュースばかり。


不安を煽る内容が多く、幸せを感じる内容が少ない。


しかも、親は親で不安そうに生きていたりする。


幸せに触れる機会よりも、不安を膨らませる機会の方が圧倒的に多い。


よって、いつしか、刷り込まれてしまう。


幸せについて考えてはいけないかのように思い込んでしまう。


でも、決して、そんなことはない。


ただ、そういう風潮があるだけ。


ゆえに、こんな風潮に自分が乗らなければ良いだけ。


自分は自分で幸せに生きる意志をもって過ごせば良い。


周りに流されて、自分まで不安を募らせる生き方を選ぶことはない。


自分の生き方は、自分の意志で選べば良い。


必ずしも、世間の流れが絶対的なものではない。


むしろ、幸せに生きる意志を持って過ごした方が、楽しい人生を歩めるようになる。


なんたって、こうなると、選ぶ選択肢の基準がガラリと変わるから。


幸せに生きることを念頭にすると、幸せを感じる選択肢を、幸せにつながる選択肢を選ぶようになる。


こうやって選択肢を選んでいる人は少ない。


多くの人は、楽かどうか、得をするかどうか、辛くないかどうか、といった基準に従って選択肢を選んでいるから。


そのため、楽ではないと感じ、損すると感じ、辛いと感じれば、やる前から投げ出す。


前に進むことなく、別な方法を探そうとする。


今すぐ自分のメリットになる方法を選ぼうとしているんよね。


今すぐ自分のメリットになることなんてほとんどない、というのに。


なんせ、喜びや楽しさというのは、悩みやもがき、試練などを乗り越えた時に感じるものだから。


こうしたものが大きければ大きいほど、喜びや楽しさも大きくなるものだから。


そして、幸せも同じような性質を持っている。


ゆえに、幸せに生きる意志を抱くことができている人は、一見、ディメリットに感じるだけでは、選択肢からは排除しないもの。


その先に、幸せを見出すことができれば、躊躇なく選ぶ。


だって、それが今以上の幸せにつながる選択肢だから。


人生を通しての幸せを求めている人は、先を見据えた上で今の選択をする。


基準が、人生を通しての幸せかどうかであって、目先の損得ではない。


だから、人生を通しての幸せを基準に選択肢を選んでいる人は、より幸せになっていくもの。


そりゃそうじゃよね。


なんたって、次から次へと、その時の限界を越えているものだから。


その時の限界を越えることがより良い幸せを得ることにつながることを熟知している。


よって、今の自分の限界を越えることにためらいがない。


むしろ、越えることを楽しんでいる。


今の自分の限界を越えることを楽しむことができるかどうかは、人生において、大きな差を生じさせる。


残念ながら、多くの人は、今の自分の限界を越えることを楽しむことなんてできていない。


それよりも、怖れの対象ととらえ、その先のことは考えないようにしている。


基準が、目先の損得となり、今の自分を守ることができるかどうかになっていたりする。


小さい時に築いた基準のまま大人になった今も生きていたりする。


すごくもったいない。


なぜなら、自分が幸せに生きる意志を抱き、それを潜在意識に浸透させれば誰だって、幸せを基準に生きることができるんやから。


これを知らないだけで、今までの基準に従うことを貫いてしまう。


幸せになるかどうかは、単なる能力の有無ではない。


意識や意志の強さによって決まってくるもの。


そのため、普段から、幸せに生きる意志を抱き、これを強めること。


すると、少しずつではあるが、幸せにつながる選択肢を選ぶようになっていく。


しかも、幸せに生きる意志を強めるごとに、自尊心だって高めることができる。


良いこと尽くしなんよね。


幸せを受け入れることって…


だから、幸せに生きる意志を強く抱きなよ。


幸せに生きることは、誰もが持つ権利であり、誰もができることなんやから。


自分が強い意志さえ持てば…


こういう考え方もあるんよね。


もちろん、どんな考え方を選ぶのは自由。


ただ、どうせなら、自分が幸せにつながる考え方を用いなよ。


その方が、まちがいなく、人生が楽しくなるから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「幸せに生きる意志を抱くことで、幸せにつながる道を歩みやすくなる」