お金をどのようにとらえるか。


ものすごく大事。


なぜなら、お金のとらえ方は、意識や行動に大きな影響を与えるから。


お金に対して、汚い、という言葉を使っている人もいる。


お金に対して、減るばかり、という言葉を使っている人もいる。


お金に対して、素晴らしいもの、という言葉を使っている人もいる。


お金って、それ自体には、まったくもって意味を持たない。


なんせ、しょせん、紙でしかないし、金属でしかない。


なのに、国の力などによって、貨幣となり、価値が生じる。


ただ、価値が生じたとしても、お金自体には良い悪いはない。


なんたって、お金というのは、エネルギーでしかないから。


様々なやり取りを簡潔にするためのもだから。


お金を良い悪いを決めるのは、使う本人。


使う本人が、良いと思えば、お金は良いものとなる。


一方、使う本人が悪いと思えば、お金は悪いものとなる。


そして、良い悪いを決めるのは、本人だが、大概の場合、親の影響を強く受ける。


親がお金をマイナスにとらえていれば、高い確率でその子もお金に対してマイナスな感情を抱く。


汚いもの、嫌なものとして認識する。


ゆえに、親のお金マインドって、すごく重要。


下手すると、親のお金マインドに縛られたまま一生を過ごすことだってありうる。


それが、良いお金マインドであればいいが、悪いお金マインドであれば、人生においてお金で苦労することが多くなってしまう。


だから、親が、お金に対して、どんなとらえ方をしていたのかを知ることってすごく大事。


高い確率で、自分も親と同じようなお金マインドを持っているはずだから。


なぜなら、お金を知り、お金を覚えるのは、ほぼすべての人が親から学ぶから。


親のお金に対する考え方や使い方を見たり、感じたりして自然と覚える。


だが、日本では、お金について学ぶことがほとんどなく、多くの人はお金をマイナスなものとしてとらえている。


汚いもの、卑しいもの、減っていくものなどとしてとらえている。


無意識の内に、こうしてとらえている人って、思っている以上に多い。


お金はエネルギーであるため、マイナスな想いを込めると、マイナスな想いをお金を通じてばらまくことになる。


よって、お金が減っていくようになる。


マイナスな想いをばらまきながら、お金を増やすことって、非常に難易度が高い。


考えたら、誰だって分かること。


なのに、多くの人は、無意識の内に、そうしてしまっている。


親から教わったマイナスなお金マインドの通りして。


やはり、お金に対して、プラスにとらえるのか、マイナスにとらえるのかによって、得るお金は異なってくる。


素晴らしいと思っている人と、汚いと思っている人では、全然違う。


こうした違いは、意識や行動にもちゃんと表れるもの。


お金を素晴らしいと思っている人は、お金を得ることにおいて、前向きに考えているし、前向きな行動を取っている。


しかも、お金の使い方も建設的で前向き。


一方、お金を汚いものと認識している人は、お金を得るための考え方が歪んでいるし、行動だって、どこか後ろ向き。


また、使い方だって、どこか難がある。


清清しいお金の流れと、澱んでいるお金の流れ。


どうしても、双方の間には差が生じてしまう。


これは、避けることができない。


お金をマイナスなものとしてとらえる。


これ自体が、大きな損なんよね。


なんせ、時の流れと共に、お金の流れが澱んでしまうから。


すると、お金は減っていくばかり。


その上、お金が減ることに焦点を定め、そこばかりに意識を注ぐからより一層お金が減っていく。


悪循環に陥ってしまうんよね。


お金のとらえ方を間違うと…


だから、お金をプラスにとらえることってすごく大事。


素晴らしいものとして認識するのってすごく大事。


ゆえに、あえて、お金をプラスの方から考える練習をした方が良い。


例えば、お金は、喜びを与えることによって得るものだから素晴らしい。


喜びの量に応じて得るものだから、素晴らしい。


お金を得ている、ということは、それだけ喜びを与えている証だから素晴らしい。


お金がすべてではないが、お金はあればあるほど、他者のために使うことができる。


お金はある方が、気持ち的に余裕、ゆとりを持つことができる。


お金があるからこそできる素晴らしいことってあるんよね。


それって、お金がなければ、決して、できることではない。


素晴らしいことをするために、お金を得ることって、非常に建設的。


寄付金に一億円を払うなんて、お金がなければできないこと。


お金を汚くとらえる人は、お金を得ている人に対して、妬みややっかみを抱いているもの。


お金を快くとらえ、多くのお金を得ている人を真正面から認めてしまうと、それとは異なるポジションにいる自分を間接的に否定することになる。


今の自分を守るためにも、多くのお金を得ている人を否定したり、批判したりしている。


その手段として、お金をマイナスにとらえることで、多くのお金を得ている人を否定している。


いわば、お金を否定している人って、今の自分を正当化するための手段として使っている場合が多い。


そんなつまらないプライドで、自分の生活を苦しめていては、意味がない。


今の自分は今の自分として認めた上で、ここからお金を得ていく。


お金をプラスにとらえて、お金を得ていく。


誰と比較する必要もないし、今がどうであろうと、お金をプラスにとらえて生きていけば良い。


ちゃんと、お金をプラスにとらえると、様々な流れが変わっていくから。


ただ、プラスにとらえたいと思ったところで、プラスに転じるものではないから要注意。


自分の中にある、お金に対しての想いに気づき、そういったものを手放す作業は必要となる。


自分と向き合い続ける時間と労力は要する。


だが、やる価値は大いにある。


なんたって、向き合い続けたら、お金に対してプラスにとらえることができるようになるから。


それによって、今以上に意識も行動も前向きに修正することも可能。


お金マインドをよりプラスにしていくことって、良いこと尽くし。


だから、やった方が良い。


誰にも教わらず、無意識の内に設定してしまっているから。


お金マインドは、意識して修正することができるもの。


案外、そうなっているんやで。



サコヤンの独り言

「お金マインドをしっかりと意識して、良い方向に持っていこう」