受け入れようとする姿勢があるかどうか。


すごく大事。


なんたって、受け入れようとする姿勢がある人は、受け入れることができないことに出会った時、創意工夫をして受け入れようとするから。


受け入れようとすることで、様々なことを考え、色々と試し、どうにか受け入れることができるようにもっていく。


こういう過程を踏むことって、自分自身を大きく成長させる。


今、受け入れることができないからといって、即座に拒んでいると、そこから何も変わらない。


成長していかない。


これって、自分のためにならないんよね。


人って、その時のレベルに応じて、すんなり受け入れることができるものと、中々、受け入れることができないものがある。


中々、受け入れることができないことに対して、どんな反応を取るのか。


もちろん、諦めて、次に進む手段もある。


諦めずに、受け入れることができるように、創意工夫を繰り返す方法もある。


どちらも素晴らしい。


だが、すぐ諦めていると、諦め癖がついちゃう。


自分には無理、自分にはできない、という思考にすぐなっちゃう。


すると、次々と変え、色々試しているのだが、結局のところどうにもならないことにもなりかねない。


ゆえに、受け入れる工夫をすることってすごく大事。


なんせ、大概の場合、受け入れることができないのは、自分自身の考えが歪んでいるか、「我」が凝り固まっているかだから。


受け入れることができない原因は、自分自身にあることが多い。


力がないのではなく、考え方や発想が合っていないだけ。


固定観念に固執し、柔軟性に乏しくなっているだけ。


ただ、こういう人って、要注意。


なんたって、自分の世界観が固定され、考え方が固まり、頑固になりがちだから。


能力高い頑固であればまだ良いが、理不尽な頑固にもなりかねない。


すると、自分は周囲から難しい人と扱われ、自分の下から人が離れていく。


時と共に人が離れ、自分自身が孤独に向かっていく。


決して、自分のためになるものではない。


けど、頑固な人は、自分の考えを曲げることができず、何かを受け入れることができず、自分の世界観、価値観を貫く術しかない。


職人であれば、気難しいことが味として認められることもある。


だが、一般社会であれば、気難しい奴で、極力、関わりたくない人としてみなされる。


そもそも、受け入れようとする姿勢があるかどうか、という少しの違い。


それによって、人生は大きく変わる。


だから、その時の自分の力では受け入れることができなかった時ほど、どう考えると受け入れることができるのかを一生懸命考えること。


たくさんの時間をかけて考えること。


考えることによって、必要ないものを一つずつ手放すことができる。


自分自身、身軽になることができる。


心の中を少しずつ軽くすることによって、少し打つ受け入れることができるようになる。


自分が新たに受け入れようとしているものによって、手放す量は変わってくるが、とにかく、手放し続けていると、ちゃんと受け入れることができるようになる。


一度、受け入れることができると、そこから選択肢が格段と増え、自分の人生にも変化が現れてくる。


何かをやろうとする時、多くの人はやることに意識を向ける。


もちろん、これもすばらしい方法。


でも、やろうと思ってやれない人もいるんよね。


そういう人がいくらやろうとしても、やれるものではない。


ゆえに、やることに意識を向けるのではなく、受け入れることに意識を向けること。


自分が、受け入れることができていないことを明確にし、どうすれば受け入れることができるかを必死で考える。


やるに意識を向けると、どうしても技術や方法に意識が向きがち。


だが、受け入れることに意識を向けると、考え方や発想、柔軟性に意識を向けやすくなる。


そして、どちらが受け入れやすくなるかというと、後者の方なんよね。


受け入れることができるかどうかは、力の有無ではなく、考え方によるものが大きい。


考え方や発想を変えなければ、いつまで経っても、受け入れることはできないもの。


しかし、考え方を変えて臨むと、意外とやれたりするもの。


意外と、盲点だが、自分の考え方って、すごく重要な要素なんよね。


なぜなら、平気で誤った考え方を続けている人はたくさんいるから。


平然と自分が悪化する方法を続けている人は山ほどいるから。


こういう人って、考え方が歪んでしまっているんよね。


でも、当の本人は、歪んでいることに気づかない。


そのため、同じようなことを繰り返す。


自分自身に、受け入れようとする姿勢さえあれば、そんなことにもならないのに…


受け入れようとすると、ズレに気づきやすくなるんよね。


受け入れることができない理由に気づきやすくなるんよね。


だから、対応策や対処方に気づきやすくなる。


よって、効果的な方法を取って、より早く、受け入れることができるようになる。


しかも、そうやっていると、自分自身の受容量が少しずつ大きくなり、様々なことを受け入れることができるようになる。


すると、人生自体が上手くいくようになる。


イライラすることやストレスが溜まることが確実に減る。


受け入れる力って、バカにしがちだが、実は、すごく重要なもの。


一体、どれだけの人が意識できているだろうか。


残念ながら、意識できている人は少数派。


少数派だからこそ、受け入れる力を高めると、それだけで目立つ存在になる。


すごい武器になる。


ゆえに、受け入れる力を意識して伸ばすのもあり。


それに、受け入れる力を伸ばすと、それだけ選択肢が増え、やれることも増えるしね。


副産物が非常にでかい。


副産物目当てで、受け入れる力を伸ばすのも良いのだろう。


とにかく、受け入れる力があるかどうかは、人生を分ける一つの要素。


ちゃんと意識しなよ。


意識しなければ、受け入れる力なんて、伸ばそうとしないんやから。


だが、意識すれば、ちゃんと伸ばすこともできる。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「普段から、受け入れる意識を持ち、何でも受け入れるつもりでいよう」