楽しもうとするからより一層楽しくなる。


楽しいと感じることって、実は、与えてもらうものではない。


待っていて得るものではない。


もちろん、楽しい空間に行けばある程度は楽しむことはできる。


楽しい空間が用意されているところに行けば、ある程度は楽しむことはできる。


だが、ただ行くだけでは、心底楽しむことなんてできやしない。


楽しめたとしても、どこか冷めている。


楽しむにおいて、楽しい場所に行くことは重要。


けど、それ以上に、自分が楽しもうとすることが大事。


自分が楽しもうとしなければ、何をしようと、どこに行こうと楽しめるものではない。


だが、自ら楽しもうとすると、何をしようと、どこに行こうと楽しくて仕方がない。


そして、日頃から楽しいという感情を感じることができる人って、自ら楽しもうとしている人なんよね。


何気ない日常をいかに楽しむかを真剣に考えている。


真剣に考えているからこそ、楽しむことができるもの。


こういう人って、楽しむ感度が鋭く、自分で楽しいことを創ることができる。


ゆえに、毎日が楽しく、人生を楽しく感じている。


そりゃそうじゃよね。


楽しむ感度が鋭い上に、楽しいことを創ることができれば、向かうとこ敵なし。


楽しい今日を過ごし、楽しい明日を過ごし、楽しい毎日を過ごす。


当然、楽しい人生になる。


一方、普段を楽しむことができていない人って、自ら、楽しむ工夫をしていないんよね。


楽しむ工夫を自らしないから、楽しいことを外に求める。


でも、外に求めたところで、日常の中で、楽しいことが外に頻繁にあるわけではない。


そのため、どこか冷め、つまらない生活を送っている。


人生では、特別な日というのは少なく、圧倒的に普通に過ごす日が多いもの。


よって、いかに、日常の生活を楽しむかが、人生を楽しむコツでもあるんよね。


普段の生活を楽しめない人は、おそらく、人生そのものを楽しめるものではない。


では、どうしたら、普段の生活を楽しんで過ごすことができるのか。


それは、楽しむ純度を高めること。


高め続けること。


日頃から、どうやって楽しもうか、と何度も何度も考えること。


そうやって、楽しむことに焦点を当て、楽しむことに意識を向ける。


すごく大切なこと。


ただ、これができている人は、ものすごく少ない。


なんたって、多くの人が、日々の生活に追われるようにして生きているから。


目の前にあるやらなければならないことに追われ、楽しむどころではない。


楽しむ意欲を持てるような余裕を持っていない。


余裕がないから、より一層、自分自身を苦しめてしまう。


楽しむことで、必要なのって、余裕や心のゆとりなんよね。


そういうものがあるから、遊び心を持つことができる。


作業に楽しむ工夫を施すことができる。


ただやるだけではつまらない。


何をするにしても、どうやって楽しもうか、と意識することってすごく大事。


なんせ、どんなことでも、楽しんでやった方が効果が上がるから。


なのに、楽しむことを否定している人はたくさんいる。


楽しむことを禁じている人もたくさんいる。


すごくもったいない。


楽しむ工夫さえすれば、どんな人も楽しめるというのに…


だが、そうやって、楽しむことを否定している人ほど、楽しいことを欲しているもの。


何か特別なことが起きることを望んでいる。


普段、楽しもうとしていない人には、そういうものって、中々、起きないようになっているもの。


面白いよね。


だから、普段から、楽しむ意欲を持って過ごすこと。


非常に大事。


楽しむことって、何も、子供の特権ではない。


大人だって楽しんでもいい。


いや、大人だって、楽しんだ方が良い。


なぜあら、子供でいる時間より、大人でいる時間の方が圧倒的に多いんやから。


ゆえに、大人になった人ほど、楽しむ意欲を持ち、実際に楽しむことが重要なんよね。


楽しもうとせず、ただ、こなすだけの毎日では、多くの時間を無駄に過ごしかねない。


そんな人生もありだが、多くの人は、そんな人生を望んでいない。


望んではいないが、そうやって過ごしている人はたくさんいる。


こういう人って、単に、楽しもうとすることなく、何気ない生活を積み重ねただけなんよね。


楽しまない生活を自分で選び、そういう人生を歩んだに過ぎない。


自業自得といえば、自業自得。


けど、下手すると、多くの人が、そんな人生を歩む予備軍なんよね。


後悔をするような生き方をしている人は、山ほどいる。


そのため、今日一日を、しっかりと楽しむ。


楽しむ意欲を持って、本気で楽しむ。


できることなら、バカになって真剣に取り組む。


無邪気さを爆発させてやるのって、非常に楽しい。


だが、大人になればなるほど、いらないプライドを持ち、バカになることができない人が多いんよね。


ただ、そんな中、プライドを手放し、バカになって思いっ切りやれると、他者とは違う空気を味わうことができる。


楽しい空間で、心地良い時間を過ごすことができる。


そして、バカになれる人ほど、楽しいことを多く経験できるもの。


だから、人生を楽しく過ごせたりする。


変なプライドがあると、それが原因となり、楽しむこともできやしない。


これって、人生全体で考えると、大きな損。


人生は、いかに、楽しむかが重要なんやから。


自ら楽しもうとしている人は、自らバカになって真剣にやっている人は、楽しむ純度が高く、日々を楽しむことができている。


そもそも、人生って、こういう風に過ごした方が良いんよね。


おそらく、これこそが、本来の姿。


案外、そんなものなんよね。



サコヤンの独り言

「自ら楽しもうとして今日を楽しむ人が、人生全体を楽しむことができる」