慣れない環境に飛び込む。


ものすごく大事。


なぜなら、慣れない環境に行けば、慣れていないことをするようになるから。


もちろん、慣れていないことをすると、失敗をするし、傷つくかもしれない。


だが、一方で、自分自身の可能性が開く。


慣れていないことに対応しようとすることで、今まで使われていなかった力が目覚める。


だから、慣れていないことをするのって重要なんよね。


ただ、人は、慣れていないことを敬遠する性質がある。


慣れていることばかりをする性質がある。


だって、慣れていることって、それだけで安心を感じることができるから。


不安を抱くものって、それだけで避けてしまうんよね。


やってもいないのに…


やって自分に合わないと実感したのなら、それを無理してやる必要はない。


けど、やらない内から、不安を抱きやらずに済ますなんて、すごくもったいない。


なんせ、やってみれば、意外と自分に合うものだったりするから。


自分の可能性が開き、新たな道が切り拓かれるものだったりするから。


食わず嫌いという状況に陥っている人が山ほどいるように、やらず嫌いという状況に陥っている人もたくさんいる。


知らず知らずの内に、自分自身を過剰に守ってしまっているんよね。


過剰に守ろうとしているから、些細な不安でも、身構えてしまう。


実際は、全然大したことない不安でも、警報のように錯覚してしまう。


ゆえに、守らなければいけない、という想いが強くなる。


守る必要がない時に、ガチガチに守っていても、さほど意味がない。


多くの人は、意味がないことをしているんよね。


守る必要がない時は、守らない。


すごく大事。


でも、これができている人って、少ないんよね。


だって、育つ過程で、多くの失敗を繰り返し、傷つくことを怖れるようになっているから。


怖れって、自分の行動を縛る足枷となる。


しかも、やってはいけないもの、できないものとして思い込み、ますますやらないようになる。


そのため、慣れている今いる環境に留まり続けることとなる。


でも、こうした生活を続けていると、自分の可能性は開いていかない。


自分の力は、ある地点までしか高まっていかない。


本来なら、無限の可能性がある上に、力はどこまでも高まるというのに…


ゆえに、慣れている環境に留まり続けることって、それだけで、もったいない。


なんたって、無意識の内に、自分自身の可能性を放棄しているんやから。


自分の可能性を放棄するのは、自分であって他の誰でもない。


誰かが、自分の可能性を放棄することなんてできやしない。


よくよく考えてみると、とんでもない選択をしている。


その事実を、改めて認識する必要があるんよね。


慣れている環境に居続けることがどんなことなのかを、今一度考える必要があるんよね。


だって、今は時代の変化が激しく、今いる環境が半永久的に続くとは限らない。


いつなくなるか分からないリスクを伴っている。


だとすると、仮に環境が変わったとしても、それに対応できる力を今からつけておくことってすごく大事なこと。


自分自身の可能性を開き、自分自身を高めておくことはすごく大事なこと。


そのためにも、慣れない環境に飛び込み、慣れないことを普段からしておく必要があるんやで。


よって、慣れないことをすることを受け入れ、慣れないことをすることに慣れておくんやで。


すると、やったことがないことに対しての受容性が高まり、意味もなく避けることがなくなる。


やらず嫌いに陥ることがなくなる。


とにかく、やってみて、自分で感じるようになる。


実際に感じるのと、やらずに怯えているだけでは全然違う。


雲泥の差がある。


だから、慣れないことを普段から取り入れるんやで。


取り入れて、慣れることができれば、自分の中に新たなものが一つ加わる。


自分自身の可能性が広がる。


この積み重ねが、人としての魅力を高め、人間力を高めることにつながる。


慣れない環境に飛び込む勇気。


慣れないことをする勇気。


ちょっとした勇気があれば、自分の可能性はどこまでも広がり、自分の力はどこまでも高まる。


もっと、自分を信じても良いんやで。


自分が思っている以上に、自分には大きな力が備わっているんやから。


わざわざ、自分で自分を落として生きにくくすることはない。


自分は大丈夫なんだ、自分ならやれるんだ、大したことはないんだ。


といったことを思って、慣れていない環境に飛び込み、慣れていないことをすれば良い。


確かに、失敗したり、傷つくかもしれない。


だが、これが、自分の成長へのキッカケとなる。


ゆえに、とらえ方次第で、失敗も傷つくことも素晴らしいことになるんやで。


素晴らしいことを、自分の思い込みで避けるのはもったいない。


素晴らしいことを素晴らしいととらえ、堂々とやれば良い。


それが、自分のためになるんやから。


また、自分のためになれば、それは、周りにいる人のためにもなるんやで。


案外、そんなもの。



サコヤンの独り言

「慣れていないことをすることに慣れていこう」