共に幸せになる。


ものすごく大事なこと。


なんたって、幸せって、一人では、中々感じることができないものだから。


よっぽど没頭できるものがない限り、たった一人では幸せを感じることができないようになっている。


なんせ、幸せって、充実した時間や楽しい時間を過ごすことによって得られるものだから。


実感できるものだから。


没頭できるものがない人が自分一人だけで、充実した時間や楽しい時間を過ごすのって、思っている以上に難易度が高い。


仮にできたとしても、その時間は一瞬で長続きしないもの。


何か素晴らしいことが起きても、何か素晴らしいものを得たとしても、少し経つだけで、感情は冷めていく。


嬉しい時間は、永遠には続かない。


感情が冷めると、それだけで、何もなかったかのようになってしまう。


自分一人では、感情は長続きしないもの。


次第に飽きてしまうもの。


ただ、幸せって、一瞬感じればいいものではない。


幸せって、ずっと感じているからこそ、幸せな気分でいられる。


けど、一人ではこの気分を保ち続けるのは容易なことではない。


だからこそ、共に幸せになることが大事なんやで。


だって、複数いれば、それだけ幸せを感じやすくなるから。


人は、一人でいるよりも、複数でいることによって幸せを感じやすくなる性質を持っている。


なぜなら、複数いれば、充実した時間や楽しい時間を作りやすくなるから。


一人でいる時よりも、圧倒的に作りやすい。


ゆえに、自ずと、幸せになる可能性も高まる。


では、なぜ一人でいるよりも複数でいる時の方が、幸せを作りやすいのか。


それは、人は、他者の笑顔や喜んでいる姿を見て、喜ぶことができるから、充実感を抱くことができるから。


一人でいる時は、自分で自分を喜ばし続ける必要がある。


ただ、これって、長続きしないもの。


途中で、まぁいいか、と妥協し、自分で自分を喜ばせなくなる。


自分を喜ばせることのモチベーションが下がっちゃうんよね。


でも、複数いれば、状況は一変する。


なんせ、他者に喜んでもらえば良いんやから。


他者のために自分ができることをすれば良いんやから。


相手が笑顔になることを自分がすれば良いんやから。


自分が他者のために動けば、その人は喜んでくれる、笑顔になってくれる。


その姿を見ると、自分自身も嬉しくなるし、笑顔になる。


しかも、役に立つことができた、という充実感を抱くことができる。


自分で自分を喜ばせ続けることは難易度が高いが、他者に喜んでもらうことって、思っている以上に容易なもの。


だって、特別なことをしなくとも人は喜んでくれるから。


自分の想いが伝われば、些細なことでも喜んでくれるから。


そのため、今の自分ができることを堂々とやれば良い。


他者に喜んでもらえることを率先してやれば良い。


ここで重要なのは、誰かにしてもらうことを待たないこと。


待っていても、待っているだけで相手に魅力が伝わらなければ、誰も自分を喜ばせてはくれない。


待っているだけでは、多くの時間を無駄に費やすだけ。


ゆえに、自分から他者に喜んでもらえるように動くこと。


相手の喜びを意識して、自ら動けば、高い確率で、ちゃんと伝わる。


そして、喜んでもらえば良い。


その姿を見ることで、自分自身も嬉しくなるんやから。


楽しくなるんやから。


そもそも、幸せって、嬉しい時間や楽しい時間、充実した時間をいかに多く過ごすかにかかっている。


なのに、こうしたことを意識せずに幸せを求めている人はたくさんいる。


幸せってどういう状態の時のことをいうのかを、ちゃんと考えると、必ずといって、他者が必要となる。


他者がいるからこそ、幸せを抱くことができる、と言っても過言ではない。


なんせ、喜びって、分かち合えば分かち合うほど膨らむ性質を持っているから。


また、笑顔って一人でいる時よりも、誰かといる時の方が多くこぼれるものだから。


よって、仲間が多い人ほど幸せを感じやすく、孤独を感じている人ほど幸せを感じにくくなっている。


だったら、自分の言動で仲間を増やしていけば良い。


自ら、他者に喜んでもらうことによって、つながりを深めていけば良い。


喜びを提供している人の下には、自ずと人は集うもの。


人が集い、仲間が増え、より一層幸せを感じることができるようになる。


皆で共に幸せを感じることができるようになる。


すると、素晴らしい集団を構築することができるんよね。


この始まりは、他者に喜んでもらう、という意識や想い。


それによって、言動が生じるようになり、実際に喜んでもらうことになる。


喜んでもらえばもらうほど、その人との関係は深まり、かつ、素晴らしい人が集うようになる。


ゆえに、喜びを提供することって、素晴らしいことなんよね。


自分が思っている以上に、効果があることなんよね。


だからこそ、今の自分ができることで良いから、やれることをやろうではないか。


喜んでもらえる言動を取っていこうではないか。


それが、相手のためになり、自分のためになるんやから。


自分が幸せを実感する道となるんやから。


だから、堂々と人に喜んでもらえば良い。


恥じることなく、怖れることなく、自分が思うようにやれば良い。


ちょっとした勇気を持ってやれば良い。


きっと、やってよかった、と後々には思うことができるはずだから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「今やれることで良いから、他者に喜んでもらえることをしよう」