視野を広く保つこと。
ものすごく大事。
なぜなら、見えるものが広い方が、選べる手段が多くなるから。
より効果的なものを選ぶことができるようになる。
ただ、多くの人が、視野を広く保つことができていない。
なんたって、頑張れば頑張るほど、勢いが増せば増すほど、視野が狭まってしまうから。
力がある人ほど、視野が狭くなりやすい。
だから、力がある人は、ある程度は進むことができるが、ある時点で大きな壁に出くわす。
視野が狭くなり過ぎて、通用しない時がやってくる。
その時に、立ち止まることができるかどうかが大きなポイント、
立ち止まって、自分自身を冷静にとらえ、まちがっていたやり方に気づき、認め改めることができるかどうかに、すべてがかかっている。
立ち止まることができなければ、今までのやり方に固執してしまい、いつまでも立ち往生してしまう。
こういう状態には、能力の高い男性ほど陥りやすい。
能力の高い人は、ある程度のレベルまでは、難なく行くことができる。
そのため、無意識の内に、自分に驕ってしまうんよね。
自分はできると思い込み、自分のやり方が一番だと決めつける。
ここが大きな勘違い。
あるレベルまでは、勘違いしたままで進むことができるが、ある時点になると、急に進めなくなってしまう。
もう一段階上に行こうとしたら、今までのやり方を改める必要が出てくるんよね。
そういう時に、いかにプライドを捨てることができるか。
自分の想いを曲げることができるか。
新たな方法を素直に受け入れることができるか。
こうしたことが、壁を乗り越えて一段階高いステージに行けるかどうかが決まってくる。
意外と、能力が高く、プライドが高い人ほど、苦手なんよね。
自分を曲げることって…
だが、逆に、そういう人が、自分を曲げることができると、より高く飛び立つことができる。
そもそも、自分自身に誇りを持っていることは素晴らしい。
けど、それが驕りとなり、固執となれば、自分自身の足枷となる。
だから、自分自身で、必要なプライドなのか、不要なプライドなのかを判断しなよ。
なんせ、不要なプライドを持てば持つほど、生きずらくなるから。
今まで抱いていたからというつまらない理由で捨てないでいると、かえって、自分自身が不幸につながる道を進むことになる。
余計なものは、持たずに捨てること。
すごく大事。
余計なものを持って、ロクなことはない。
意識は分散されるし、力も分散される。
しかも、集中力は散漫となる。
心のガラクタは、パワーと時間の浪費の源なんよね。
ゆえに、極力、心のガラクタは、その都度処分すること。
じゃなきゃ、余計なことにエネルギーを取られることになる。
それに、こうした状態では、自分の視野は、確実に狭くなる。
もちろん、視野が狭い状態の中に、有効な手段がある場合はそれで良い。
だって、上手くいっているんやから。
ただ、そういう状況が、いつまでも続くとは限らない。
だからこそ、普段から、視野を広く保つことが大事。
なぜなら、視野を広く保っていると、上手く生きにくくなり出した変化に敏感に気づくことができるから。
変化に敏感に気づくことができれば、痛い目に遭うことなく瞬時に修正することができる、対応することができる。
空気の変化って、視野を狭くしていると、中々気づきにくいもの。
けど、空間を意識していると、変化の兆しって色々なところに出ているもの。
微々たる変化ではあるが、まちがいなく、変化の兆しは至るところに現れているもの。
そこに気づけば、何かがおかしいことを察知することができる。
そして、これがキッカケで、自分を見つめ直すことにつなげることもできる。
ゆえに、視野を広く保つことって、すごく大事なことなんよね。
多くの人が、ほとんど意識していないことではあるが…
では、どうしたら、視野を広く保つことができるのか。
それは、楽しむ想いをより一層強めること。
楽しいことに対してのアンテナの感度を敏感にすること。
楽しむ想いを強め、楽しいことに対してのアンテナを張っていると、自然と楽しい情報が入ってくるし、楽しくなるアイディアが浮かぶもの。
人って、楽しんでいると、次から次へと、素晴らしい発想を抱くもの。
楽しい世界で生きるようになるもの。
なのに、多くの人は、嫌々やったり、無理にやったりする。
もしくは、やらなければならないものとして決めつけてやったりする。
だから、次第に疲れが現れ、やることに苦痛が伴うんよね。
もし、マイナスな感情を抱きながらやる場合は、高い確率で、視野が狭くなっていると自覚しよう。
なんせ、視野が広い時って、大概、自分自身が楽しんでいるはずだから。
楽しいからこそ、アイディアが次々と浮かび、楽しい行動につながる。
そのため、視野を広げることを望むなら、視野を広げようとは思わないこと。
視点や発想を切り換え、楽しむことを心がけること。
どうすれば今以上に楽しむことができるかを徹底的に考えること。
制限や制約なんて、何もない状態で自由に考えること。
そうやっていると、少しずつではあるが、視野は広がっていく。
自分を抑える必要もなければ、義務的にやる必要なんてない。
人生は、楽しんで良いもの。
自分自身が楽しむもの。
そうやってとらえて生きた方が、人生は確実に面白くなる。
わざわざ、自分が苦しくなるような生き方を選ぶ必要はない。
そんなことをしても、喜ぶ人なんて一人もいないんやから。
だから、自分が楽しくなるような行動を選択しなよ。
結局は、それが周りの人のためにもなるんやから。
案外、そんなものなんやで。
サコヤンの独り言
「視野を広く保つためにも自分自身がもっと楽しもう」