インプットの質を高める。


すごく大事。


なぜなら、今の世の中は、多くの情報に満ち溢れているから。


ただ、あまりにも情報がありすぎて、すべての情報を知ることはできない。


すべての情報を追いかけたところで、すべての情報を認識することはできない。


では、どうしたらいいのか。


それは、自分にとって必要な情報を取り入れること。


しかも、質の高い情報を取り入れること。


上辺だけの情報、表面上だけの情報は、大して役に立たないもの。


パソコンやスマートフォンで簡単に取り入れることができる情報というのは、刹那的なものなんよね。


簡単に検索できる情報を取り入れたからといって、ヘェと思うだけで済んでしまったりする。


もちろん、そうした能力も、あるに越したことはない。


だが、便利なものが増え、調べることも、検索することも簡単にできる今の時代では、こうした能力は、強くは求められていない。


なぜなら、多くの人ができるようになっているから。


そのため、今の時代は、より深いものが求められている。


活きた情報、体験で得た情報、血が通っているような情報などが求められている。


質の高い情報をどれだけストックできるかが求められている。


でも、日々を何気なく過ごしているだけでは、質の高い情報というのは、中々、得ることができないようになっている。


何もせずに、素晴らしい情報が自分のところにやってくる可能性は限りなく低い。


では、どんな人に質の高い情報がやってくるのか。


それは、大きく三つのことが挙げられる。


アウトプットする人。


行動する人。


学び続けている人。


アウトプットしている人って、実は、多くの情報を得ているんよね。


なんせ、物事のとらえ方が一般的な人と異なるから。


どう異なるかというと、伝えることを意識しながら日々を過ごしている。


そもそも、一つアウトプットすれば、自分の中からアウトプットするネタが一つ減る。


しかも、アウトプットし続けていれば、自分の中にストックしていた情報はドンドン空になっていく。


だって、いつも同じネタをアウトプットするわけにはいかないから。


けど、不思議なことが起きる。


アウトプットして、ネタが減れば減るほど、新たなネタを探そうとする。


何か伝えることができるようなネタがないかを強く意識し、自分のアンテナが鋭くなる。


よって、自分自身のアンテナに素晴らしい情報が引っかかるようになる。


質の高い情報が引っかかるようになる。


自ずと、活きた情報が集まるようになる。


ただ、残念ながら、日本の多くの人は、アウトプットの重要性を認識していない。


なんたって、教育制度自体が、受験中心の詰め込み型で極端にインプットに偏っているから。


インプットばかりすることで、アウトプットの必要性を感じていない。


だから、アウトプットしようとは思わない。


アウトプットせずに過ごすため、アウトプット自体を必要ないものとしてとらえてしまう。


おかげで、質の高い情報を得る術を知らず知らずの内に失ってしまっている。


こういう状態に陥るのは、情報に溢れた今の時代では、大きなハンデとなるんよね。


ゆえに、少しずつでも、自分の想いや考えをアウトプットする習慣を身につけることをお薦めする。


きっと、アウトプットしていれば、素晴らしい情報が集まることを実感できるはずだから。


次に、行動している人も、質の高い情報を得る。


なぜなら、行動していれば、結果が出るし、多くの人に出会うから。


一つ結果を出せば、良くも悪くもそこから何かしらの情報を得る。


多くの人に出会えば、それだけ、自分とは異なる価値観に触れることができる。


その人だけが持つ情報に触れ、新たな情報を仕入れることができる。


体験談を聴くことで、自分自身が疑似体験できる。


疑似体験で得た情報であっても、本人ほどではなくても、それなりに活きた情報となるんよね。


なんせ、自分が実際に会った人の独自の体験談だから。


より、具体性が出るからこそ、活きた情報になる。


行動している人って、知らず知らずの内に、質の高い情報を得ているんよね。


最後に、学び続けている人も、素晴らしい情報を得る。


本が好きで、何冊も読んでいる人は、それだけで、多くの人の価値観に触れている。


様々な人の考えや想いに触れている。


すると、自分自身を客観視できる能力が高まるんよね。


だって、自分と比較できるものができるから。


何か比較できるものがあれば、自分自身をより良い方向に修正することができる。


自分の価値観に固執する可能性が低くなる。


多くの人は、自分以外の価値観に触れる機会が少ないため、自分の世界ばかりを見る傾向がある。


自分の世界を絶対的なものとして思い込んでしまう傾向がある。


もちろん、自分の世界にも素晴らしい情報はあるが、質の高い情報は、自分の世界の外にあることが多い。


そのため、勝手に自分の世界を狭めている人は、質の高い情報を得にくくなってしまう。


そういえば、アウトプットも、行動も、学びも、どれもが自分の世界の外に向かって行われているものなんよね。


いかに、自分の世界の外を意識するかが、重要なこととなるのだろう。


世界は広いんやから、極力、自分の世界の外に意識を向けなよ。


そこでは、質の高い情報や素晴らしい情報が満ち溢れているんやから。


意識していれば、こうした情報が、自分のアンテナに引っかかるようになる。


そして、取り入れることができるようになる。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「自分の世界の外を強く意識して、より質の高い情報を得よう」