普段と異なることを取り入れる
ものすごく大事。
なぜなら、普段と異なることを取り入れることが、自分の流れを変えることにつながるから。
今までと同じことをしていては、流れなんて変わりはしない。
流れが変わっていかなければ、十年経っても、今と似たようなことをしていることになる。
現時点の段階で、予想できるような人生を過ごすことになる。
会社にいる先輩社員と似たような人生をたどることになる。
人の可能性は無限だというのに…
何も変わっていかない人生は、すごくもったいない。
そんなことは、多くの人が知っていること。
知っているけど、実際に行動にするわけではない。
なんたって、今までと同じようなことばかりをしていると、楽だから。
また、安心、安全を感じることができるから。
慣れている環境にいると、知っていることが多く、困ることが少ない。
無意識の内にぬるま湯の環境に心地良さを感じている。
心地良いから抜けようとしない。
そのため、いつまでも、ぬるま湯の環境に居続けることになる。
そして、ぬるま湯に居続けることが当たり前となっている。
思考が固まり、他に意識が向かない。
たくさんの人が、こうした状況に陥っている。
ただ、多くの人は、大きな勘違いをしているんよね。
だって、ぬるま湯は、いつまでもぬるいままであるわけではないから。
ぬるま湯であったとしても、時の経過と共に、温度は低くなり、そこそこ冷たい水になっていく。
しかも、そこそこ冷たい水になれば、居心地のよさなんてどこかに吹っ飛ぶ。
なんせ、水に浸っていれば、風をひく可能性が高まるから。
身震いする可能性は高まるから。
そうなってから動くのでは、かなり遅い。
ゆえに、水になる前に、ぬるま湯から出て行く必要がある。
こうやって、今いる環境から飛び出していくことが、未来の自分を守る手段でもある。
なんとかなるさ、と思っていても、なんとかならないこともある。
特に、今の時代は、変化が速く、なんとかなるさ、と思って何もしなければ、自分自身がドンドン悪化する方へと進んでいく。
今は、自分で何かをしなければ、何とかならない時代。
同じことをしているだけでは、ドンドン悪化していく時代。
そのことを意識していなければ、とんでもないことになりかねない。
だから、普段と異なることを取り入れるんやで。
たとえ、ほんの少しでも良いから。
いきなり、普段と異なることをたくさん取り入れると、自分自身がつぶれてしまう。
よって、潰れない範囲で、新たに取り入れる。
すると、新たに取り入れたものが風となり、自分自身に変化を与える。
また、小さな変化が生じ、今までと流れやリズムが変わっていく。
流れやリズムが変われば、それに応じて、意識するものも見える景色も、出会う人も変わっていく。
周囲の人に、「最近、何か変わったね」といった類の言葉をかけられるようになる。
普段と異なることを取り入れ、小さな変化を積み重ねているだけで、自然と他人が見て分かるような変化が現れる。
使う言葉や姿勢、雰囲気といったものにちゃんと現れる。
自分では意識していなくても、ちゃんと現れる。
ただ、変化が目で見える形になるまでの時間は、人に応じて異なってくる。
早い人であれば、すぐにでも変化は現れるが、遅い人であれば、数ヶ月、数年かかる人だっている。
これは、今までどのように過ごしてきたかが強く影響している。
心の状態によって変わってくる。
ただ、普段と異なることを取り入れていると、必ずといって、変化は生じるもの。
大きなことをしなくても、些細なことを積み重ねているだけで、変化は生じるもの。
大事なのは、変化が生じるまで、取り入れ続けること。
そうすれば、変化が生じるスパイラルに乗ることができるはずだから。
次から次へと素晴らしい人との出会いや縁に恵まれ、止まっていること自体が困難になる。
人生を楽しみ、謳歌している人ほど、こうした傾向がある。
変化し続けることが、楽しむコツと知っているんよね。
実は、楽しんでいる人ほど、一般的な人とは、逆の発想で生きている。
なんせ、多くの人は、変化を恐れの対象としてとらえ、今いる環境に甘んじているから。
そんな思考に縛られていては、自分自身の世界は、小さいものとなり、何十年先であろうとある程度読めてしまう人生となる。
世界を小さく限定すると、何もかもが限定されちゃうんよね。
なのに、このことに気づいていない人は多い。
気づいていないがゆえに、自分の人生を疎かにしている人はたくさんいる。
すごくもったいない。
新たなことを取り入れて、新たな世界を知れば、自然と、新たな世界に意識が向くというのに…
意識が新たな世界に向けば、自然とそちらの方に歩むようになるもの。
なんたって、人は意識している方に向かう性質があるし、向いている方に向かっていく性質があるから。
普段と異なることを取り入れるのは、素晴らしいことであって、怖れの対象になるものではない。
このことに気づいて、普段と異なることを取り入れる。
着実に一つずつ取り入れる。
すごく大事。
こうしたことの積み重ねが、自分を変えることにつながっていく。
一度に大きく変わることができないのであれば、小さく変わっていくしかない。
そして、小さく変わっていく手段として、普段と異なることを取り入れる、という方法があるんやで。
この方法を存分に活かして、少しずつ変わっていけば良い。
なぜなら、少しずつでも変わっていけば、普段と異なることを取り入れる前の自分よりは大きく変わることもできるんやから。
案外、そんなものなんやで。
サコヤンの独り言
「今の自分にできることで良いから、普段と異なることを取り入れよう」