行き詰まっている時には、一人でとことんもがき悩むこと。


ものすごく大事。


なぜなら、これが、行き詰まっている状態を打開するキッカケになるから。


ただ、人に応じて行き詰まっている状態が違うため、もがき悩む時間は異なるもの。


短い人もいれば、膨大な時間もがき悩む人もいる。


でも、どんな人であれ、その人に合った行き詰まった状況が与えられている。


不思議とそうなっている。


だから、どんな人であれ、行き詰まっている状況を打開することはできる。


行き詰まっている状況下で、とことんもがき悩んでいると、必ずといってある瞬間から、流れが変わるもの。


必要な人と出会ったり、必要な情報を受け取ったりする。


また、必要なアイテムが手元に来たりする。


なぜか、タイミングが良い偶然が起こるようになる。


これは、行き詰まっている状況が終わりに近づいている証なんよね。


ゆえに、流れに変化が現れた時には、気を抜かずにもう一踏ん張りすること。


すると、ちゃんと行き詰まった状況を打開することができるから。


そして、行き詰まった期間が長ければ長いほど、抜けた後に得るものは大きい。


自分が思っていた以上のものを得ることができる。


人生は、上手いことバランスが取れているんよね。


不遇な状況下の中でも、腐ることなく頑張っている人は、何かしらを手にする。


普通に過ごしている人が得られないものを手にする。


多くのお金を手にする人もいるが、なんといっても、経験であろう。


不遇な状況下の中での経験は、何にも代えがたい生涯の財産となる。


もがき悩むことで、心が鍛えられている。


ちょっとやそっとじゃ折れない心を持つことができている。


そのため、順風満帆に過ごすことだけが、素晴らしいわけではない。


むしろ、長い人生を考えると、不遇な状況を経験しておくのも大切なこと。


できることなら、若い内に経験しておいた方が良い。


だって、若ければ若いほど、糧にすることができるし、立ち直りやすくなるから。


また、まだ価値観が固まっておらず修正しやすいから。


歳を重ねれば重ねるほど、価値観を修正しにくくなる上に、立ち直りにくくなる。


だから、行き詰まっている状況というのは、ありがたい産物なんよね。


実際のところは…


もちろん、好きで行き詰まることを望んでいる人はいない。


望んではいないが、自然と、行き詰まる状況が訪れる。


ただ、行き詰まる状況というのは、その状況を打開できる人にしか訪れないようになっているんよね。


天が仕組んだのかは分からないが、上手くできている。


よって、行き詰まったら行き詰まったでその状況に感謝したら良い。


だって、高い確率で、行き詰まっている状況が自分を飛躍させてくれるから。


一つ上のステージに上がるキッカケとなるから。


ただ、行き詰まっている状況でもがき悩んでいる時には、そんなことを考えている余裕はない。


けど、後になれば分かる。


行き詰まった状況でもがき悩んだことが、多くの学びになっていることが…


そして、一度行き詰まった状況を打開すると、次からは、前向きに取り組むことができるようになり、前回に比べて早い段階で打開できるようになる。


それに、行き詰まっている状況に陥っているということは、自分が試されている証。


試す価値があると認められている証。


決して、嫌なことばかりではない。


嫌なことに感じるのは、嫌に感じる視点からとらえているから。


プラスに感じる視点からとらえれば、プラスにとらえることができるもの。


大概のことは、プラスとマイナスの両極が備わっているから、できる限り、プラスでとらえることができるようになりなよ。


心のレベルが高くなればなるほど、プラスのことに気づきやすくなるから。


もがき悩むことは、心のレベルを高めるのに大きな助けとなる。


しかも、体験が伴った情報だから、活きた情報となる。


人に伝えても単なる情報を伝えるだけでなく、想いが込もった情報を伝えることができる。


心のレベルが高まると、言葉の力も高まる。


人として大きく成長できるんよね。


もがき悩むというのは、ある特定の状況下でしかできないことだから、貴重な経験なんやで。


だから、自分にできることで良いから、とことんもがき悩み続けたら良い。


そうしていると、ある時、光明が見えるものだから。


誰かが手助けしてくれたり、ありえない偶然が起きたり、自分を導くようなことが頻繁に起きるようになるから。


そうなるまでは、自分でどうにかするっきゃない。


自分でもがき悩み続けるっきゃない。


なぜなら、何も頑張っていない人には、誰も助けようとは思わないから。


また、天だって、何もしていない人に、助けてくれる人を用意したりはしないから。


人や天が自分を見て、何か助けてあげたいな、と思ってくれるように日々を過ごすこと。


そのためにも、自分ができる精一杯のことをすること。


決して、愚痴や不満、諦めといった言動を取らないこと。


なんせ、人も天も、一生懸命な人が好きだから。


こう考えると、助けがなかったり、キッカケが現れない場合は、まだまだ自分に一生懸命さが足りていない証なのかもしれない。


もっと高いレベルを求められているのかもしれない。


とにかく、もがき悩み続けていると、ある時、変化の兆しが見えるから、そこまでは頑張ってみること。


そこに至るまで、逃げることなく、諦めることなく、腐ることなく、やれることをやる。


そうやっていると、高い確率で、行き詰まった状況を打開することができるから。


行き詰まった状況というのは、限られた人に与えられる試練。


人としてより大きくなるための砥石。


行き詰まった状況で磨かれて成長したら良い。


そもそも、行き詰まった状況というのは、天からのプレゼントであって嫌がらせではないんやで。


ありがた迷惑なプレゼントではあるが、人生をより良くするために、しっかり受け入れて、噛みしめようではないか。


せっかくのプレゼントなんやから…



サコヤンの独り言

「行き詰まった状況といっても、精一杯やっていると、ある時から流れが変わる」