そこら中に成長する機会は溢れている。


生きていると、成長する機会は山ほどある。


そして、上手いこと、成長する機会を活かしている人ほど、大きく成長している。


当たり前なことと言えば、当たり前なこと。


だが、多くの人が当たり前としてできていない。


なぜなら、自分で自分の成長する機会を奪っている人はたくさんいるから。


普段何気なく取っている行動が、知らない間に成長する機会を奪っている。


心配すること、不安を抱くこと、怖れを抱くことといったことは、大概、自分の成長の機会を奪うことになっている。


なんたって、負の感情は、前向きさを失わせ、やらないという選択肢を選ぶことになることが多いから。


何をするにしても、やれば、それだけで成長する機会を得ることができる。


もし、人に対して働きかければ、自分自身が成長する機会を得るし、相手にも成長する機会を与えることができる。


でも、自分が何もしなければ、その行為は、自分の成長する機会を奪うことを意味する。


自分だけでなく、相手の成長する機会も奪うことになる。


よって、何か想いを抱いているのに、何もしないのはそれだけで罪なんよね。


だって、人は皆、より良い人間になるために生まれ、生きているから。


成長する機会を奪い、成長しないことは、自然の法則から逸脱している。


天もこんなことを望んでいない。


天が望んでいるのは、一人一人がより良い人間になること。


そうなるために日々を生きること。


だから、成長する機会を奪う行為は、自分自身をダメにする。


上手くいくには上手くいく法則に則り生きていく必要がある。


その法則から反すると、大概のことは上手くいかなかったりするもの。


不思議なことだが、そうなっている。


ゆえに、自然界の法則に、自分を合わせていくことが大事なんよね。


ズレていればズレているほど空回りしてしまう。


頑張っているつもりでも、自分のパワーがきちんと伝わっていなかったりする。


力を入れているつもりでも、望む結果は出なかったりする。


世の中の法則は、ザックバランとしているが、存在していることはまちがいない。


人にも命が備わり、誰もが自然界の一部分である。


そのため、人にも法則が当てはまる。


ただ、当てはまるのだが、どんな法則があるのか知らない人は多い。


意識していない人は多い。


だが、無意識の内に、法則に合った行動をしていたり、法則に反する行動をとっていたりするもの。


そして、人生が好転している人というのは、自分でも気づかない内に、自然界の法則に自分を合わせながら生きているもの。


自ずと法則に則り、無駄な力を入れることなく、良くなっていっている。


一方、人生が悪くなっている人というのは、自分でも気づかない内に、自然界の法則に逸脱した行動を取りながら生きているもの。


何かあれば、気軽に不平、不満、愚痴をこぼす。


簡単に自分以外の何かのセイにする。


心配、不安、怖れ、ためらいなどを抱き、行動しないことで成長する機会を平気で奪う。


タチが悪いのは、自分自身が自然界の法則を破っているにもかかわらず、破っていることを正しいと思い込んでいる。


誤りを正しいと思い込むことで、自分の中ではそれが正しい事実となる。


本当に正しいかどうかなんて関係ない。


正しいと思い込めば、それに基づいて考え動くようになる。


ただ、根本となるものが間違っていると、それに基づいた考えや行動には誤りが出てくる。


ここで、注意する必要があるのが、考えや行動だけを正そうとしないこと。


もちろん、必要だが、これだけでは不十分。


なぜなら、考えや行動だけ正しても、それは一過性のものとなりやすく、時が経てば同じようなことを繰り返す可能性は高いから。


大事なのは、考えや行動の基になっている根本。


根本を正すことによって、考えや行動を正すこと。


これが、何よりも重要。


根本を正すと、自然と考えや行動が前向きになる。


前向きになれば、行動に対するハードルが低くなり、容易に行動できるようになる。


行動すれば、必ずといって、成長する機会を得る。


自分の行動によって、成長する機会を得ることはすごく大切なこと。


なのに、意識できている人、自覚できている人、実行できている人は少ない。


成長する機会を得ることを疎かにしてしまって…


そもそも、成長する機会というのは、自分の行動で得ていくと共に、他者に与えるもの。


自分のことだけではアカンし、他者のことだけでもアカン。


両方をきちんとすることで、人は人としての役割を果たすことになる。


より良い人になるという役目を全うすることになる。


だからこそ、自分が成長するように、他者が成長するように、日頃から考え動く必要がある。


自分の成長する機会や相手の成長する機会を奪ってはならない。


どんな人だって、そんな権利は持っていない。


人は、素晴らしく、どこまでも成長する。


成長する機会を与え続ければ…


ゆえに、自分にも他者にも、成長する機会を与え続ければ良い。


否応にも、成長し続ける。


よって、何かをする際には、どのように考え、どのように動くと成長する機会を自分にも他者にも与えることができるかを意識しなよ。


意識して過ごすだけで、格段に成長する機会は増えるもの。


すると、成長速度は、一段と加速するもの。


案外、そうなっているんやで。



サコヤンの独り言

「成長する機会を自分にも他者にも与え続けよう」