良いことしか起きないようになっている。


なぜなら、自分に起きることは、どんなことでも意味があるから。


何が起きようと、自分のプラスになるものだから。


自分のためにならないものなんて一つもない。


たとえ、それが芳しくない結果であったとしても…


一見、芳しくない結果は、悪いもののようにとらえられてしまう。


結果だけを見ると、そう感じてしまう。


だが、実際は、悪いものではない。


だって、芳しくない結果から学べることも、気づけることもたくさんあるから。


そもそも、芳しくない結果が出るということは、自分のやり方や考え方が誤っている証。


正しいやり方や考え方で臨んで、結果が出ないということはない。


大概のことであれば、正しくやれば結果は出るもの。


芳しくない結果が出るということは、誤ったやり方で行っていることを教えてくれている。


ゆえに、芳しくない結果に対して、嫌な想いを抱くのはお門違い。


正しいやり方からズレているのは自分であって、責任は自分にある。


それなのに、現実から逃げて、嫌な想いを抱くことによって、責任から逃れようとしても意味がない。


生きていると、望まない結果が出ることは度々ある。


けど、これが当たり前だったりする。


毎回毎回、自分が望む結果なんて出やしない。


出ないようになっている。


なんせ、今の力量でこなせるものばかりではないから。


前に進んでいると、今の力量ではこなせないものにも出会う。


現時点では力量が足りないものをやれるようになるには、何回も芳しくない結果を出す必要がある。


芳しくない結果を出すごとに、少しずつ修正していき、正しいやり方に合わせていく。


これが大事なんよね。


だから、芳しくない結果が出したとしても、嘆いている場合ではない。


嘆く暇があるなら、芳しくない結果から何かを気づき次に活かそうとすること。


次につなげること、次に活かす意識を持てば、どんな結果であろうと自分にとってプラスになるもの。


しかも、自分の世界からマイナスな出来事がなくなる。


すると、どんなことであろうと、気軽にやれるようになる。


ためらうことなく、不安を膨らませることなくやれるようになる。


なんたって、何が起きようとそこから何かを学び、より良い自分になる意識が定着するようになるから。


人は、結果だけをとらえるから、良い悪いをハッキリと区別してしまいがち。


良い悪いを決め区別するから、簡単に、得するものと損するものに分けるようになる。


そして、こういう意識が、ためらいや不安の要因となっているんよね。


ただ、今の自分が出す結果なんてさほど重要ではない。


なぜなら、今の自分がMAXではないから。


まだまだ発展途上のため、今の自分が出す結果に縛られる必要はない。


大切なのは、どんなプロセスを踏み、どんな結果を出したかを意識すること。


なんせ、どんな結果が出るかは、それまでのプロセスが大きな原因となっているから。


だから、より良い結果を出そうとするなら、結果に至るまでのプロセスを改善する必要がある。


たとえ、少しでも良いから…


プロセスを少し改善すると、それに応じて結果も少し異なってくる。


一度に少しずつ改善し、それを何度も繰り返すことがより良い結果を出すコツ。


日頃から、プロセスから結果に至るまでを意識していると、どんな結果が出ようと一喜一憂しなくなる。


どんな結果が出ようと、何かを学び次に活かそうとする。


一つの結果が出るということは、決して終わりではない。


一つの結果が出るということは、次につながり、新たな始まりを意味する。


一つの結果を終わりととらえると、良い結果を出すことに固執してしまう。


けど、一つの結果を新たな始まりととらえると、自分が出す結果に固執する必要がなくなる。


なんせ、自分が出す結果に大きな意味がないことを理解するから。


良い結果を出そうと、芳しくない結果を出そうと、どうだっていい。


大切なのは、どんな結果が出ようとも、それをより良い自分になるためにつなげること。


良い結果が良いわけでもなく、芳しくない結果が悪いわけではない。


仮に、芳しくない結果を悪くとらえなくなると、悪いことがなくなり、どんな結果も良いものとなる。


そもそも、良い悪いの区別は、結局は自分のエゴでしかない。


ただ、今芳しくない結果を出していたとしても、次に活かすことを続けていると、自然と大きく成長していくもの。


周りがびっくりするくらいに大きく成長するもの。


成長すれば、やれることも増えていき、結果も出るようになる。


結果なんてのは、成長していれば出るようになるものなんやから、あえて意識するものではない。


固執するものでもなければ、縛られるものでもない。


できることなら、放っておいた方が良い。


結果は、やることやっていたら後からついてくる。


だからこそ、やることをちゃんとやることが大事なんやで。


そのやることというのが、どんな結果が出ようと次につなげる意識を強く持ち、実際に次につなげること。


そうやっていると、着実に少しずつ力を伸ばすことができる。


今、良い結果を出すことが重要なのではない。


良い結果を出すことができる自分になることが重要なんやで。


結果を出すことに焦る必要はない。


成長し続けていけば、ちゃんと、結果を出せるようになるから。


力をつけるためにも、次につなげる意識を強く持つこと。


すると、嫌な想いを抱くことが格段に減っていくから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「芳しくない結果が出ようと次につなげる意識を持てば、嫌な想いを抱かなくなる」