人は、オーバーにとらえる傾向がある。


ゆえに、しなくてもいい苦労をたくさんしてしまう。


あるがままとらえたらアッサリとやれるのに、複雑に考えるから難しく感じてしまう。


人が抱く不安のほとんどが、ある意味どうでもいいことだったりする。


あえて、不安がらなくてもいいものだったりする。


やってみると、大したことなかったりする。


やる前は、不安が膨らみ、実物以上に感じてしまうことは多い。


実物以上に感じると、不安はより一層強まるもの。


だが、やってみると、意外とアッサリできることは山ほどある。


不安が冷静さを失わせる。


冷静さを失った目で、物事を見るから正確にとらえることができなくなる。


なのに、この情報を信じてしまうからややこしくなるんよね。


信じるに値しない情報を信じるから、やることをためらってしまう。


本来なら、ためらう必要なんてないのに…


やれるものでも難しく思い込むと、難しいものになってしまう。


自分の手には負えないものに感じてしまう。


どうとらえるかがすごく大事。


オーバーにとらえると、気が引けて自分の力を発揮できないことにもなりかねない。


他のことに惑わされずに、どれほど正確に情報を読み取ることができるかによって、これからのことが違ってくる。


ズレが少なければ少ないほど、迷いやためらいが少なく、自分の力を十二分に発揮できるもの。


ズレが大きれければ大きいほど、迷いやためらいが強まり、自分の力を発揮するどころではなくなる。


しかも、迷いやためらいが膨らみ、雰囲気に呑まれ、自分らしくいられなくなってしまう。


だからこそ、雰囲気に呑まれることなく物事をあるがままとらえることが大事になってくる。


ひょっとすると、これが最も大事と言っても過言ではないかもしれない。


なんせ、物事をどうとらえるかは、スタートであり、方向性を決めるものだから。


ここを誤ると、あさっての方向に進んでしまう。


自分を抑えた状態で取り組むことになってしまう。


でも、これを誤ることなく、しっかりととらえると、その後は意外とスムーズに進むもの。


よって、すごく大事な点なんよね。


物事をどうとらえるかは…


オーバーにとらえると、それだけ余計な苦労をすることになる。


無駄に時間と労力を使うことになる。


そのため、あるがままの姿を、あるがままにとらえるよう努めなよ。


それが、結局は自分のためになるから。


世の中には、必要以上にマイナスにとらえる人がいる。


些細なことでもオーバーなほど、マイナスにとらえる人がいる。


こういう人って、心に傷を負っているんよね。


心に傷を負い、マイナスにとらえることによって自分を守っている。


それに、長い間、こうした生活を繰り返しているため、必要以上にマイナスにとらえることが当たり前になっている。


当たり前になっているから、当然のこととして次から次へとマイナスにとらえてしまう。


残念ながら、マイナスにとらえるスパイラルに陥っている。


この原因は、過去に負った心の傷。


心に傷を負ったことによって、意識がゆがみ、意識がゆがんだ状態で物事をとらえるから、どうしてもマイナスにとらえてしまいがち。


マイナスにとらえるから、マイナスなことが自分の中に蓄えられていく。


そして、必要以上に、マイナスにとらえる自分ができあがる。


本来の自分と乖離した自分が存在することになる。


しかも、本来の自分と乖離した自分を本当の自分として認識するようになる。


本来の自分と乖離すればするほど、余計な苦労が伴う。


元々の自分としてやればアッサリやれるものでも、乖離した自分ではそうはいかない。


アッサリやるためにも、本来の自分に戻る過程を踏む必要がある。


もしくは、誰かに、強く背中を押してもらう必要がある。


一人で本来の自分に戻り行動にとりかかるとなると、膨大な時間がかかってしまう。


けど、誰かに協力をしてもらうと行動は一瞬でやれるようになる。


なんたって、協力してくれる人が支えとなり、不安が軽減され行動できるようになるから。


大切なことは、なんといっても行動。


本来の自分に戻るのはオマケに過ぎない。


ゆえに、実際に行動できるような状況を整えなよ。


行動は、やってみると意外とできることは多い。


ただ、行動に取りかかるまでが問題なんよね。


時間がかかる人ほど、余計な苦労をしている。


本来なら、必要ない苦労をしている。


こうした苦労がいらないよう、日頃から、本来の自分であることを強く意識しなよ。


また、自分を引っ張ってくれる仲間を見つけておくんやで。


行動は、心の状態が整っていたり、背中を押してくれる人がいれば、結構アッサリやれるものだから。


取り越し苦労なくやれるものだから。


ただ、そのためにも、自分の心の状態を良くすることが鍵となる。


自分一人で良くするか、不安な部分を協力してくれる他人に預けるか、どちらであろうと心の状態を良くしておくことが大事。


これさえできれば、行動なんて、容易に取り組むことができるようになる。


取り越し苦労しなくても良くなる。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「悪くオーバーにとらえても自分が損をするだけ」