とにかく始めてみること。


ものすごく大事。


なんたって、始めなければ何も始まらないから。


何か新たなことを始める時、どうしても、不安を抱いてしまうもの。


上手くいくかどうかが気になり、ためらいが生じるもの。


ただ、不安を抱いても、ためらいが生じても何にもならない。


だから、とにかく始めてみる。


始めて、どうなるのか自分自身で確かめてみる。


そこで、自分には絶対に合わないと思えば、さっさと退散すれば良い。


まだまだ続けてみようと思えば、粘り強く続けたら良い。


合うか合わないかはやってみたら分かるもの。


でも、事前にどれだけ考えていても、答えが出るものではない。


ゆえに、まず始めてみること。


一度やってみること。


それが重要。


始めて、やっていると、必ずといって何かを感じる。


自分の感覚で実際に感じることって、ものすごく意味があり、価値がある。


考えるだけでは、妄想の域を出ない。


考えたことは行動につなげることによって、経験となる。


活きた情報となる。


新たなことを始めたとしても、どうってことない。


多くの人が、当たり前のようにやっている。


決して、特別なことでもないし、おかしなことでもない。


どんな人であろうと、新たなことを始めることはできる。


今までと異なることをやることはできる。


それくらいの力は、すべての人に備わっている。


ただ、多くの人は、自分から始めるということをしていないだけ。


しようと思っていないだけ。


なんせ、新たなことを始めることができる人は、何か特別な力がある人だけと思い込んでいるから。


特別な力がない自分は、新たなことを始めることなんてできやしない、と決めつけているから。


小さい時から皆と合わせることに慣れていると、自分から何かをしようという想いは、中々育たないもの。


むしろ、自分から何かを始めよう、と思う人は、キテレツとしてとらえられる。


日本では、自分から新たなことを始めよう、というマインドは軽視されている。


それよりも、皆で同じようにあることの方が重要視されている。


こういう環境で育っていると、自分から何かを始めよう、という想いを抑えるようになっても無理はない。


新たなことを自分から始めてはいけない、と決めつけても仕方がない。


だって、自分がいる環境が、そうなっているから。


しかも、今いる環境が自分にとって当たり前になっているから。


当たり前として、絶対的なものとしてとらえている。


そのため、知らず知らずの内に、新たなことを自分から始めてはいけない、という考えが自分にとって正しい事実となっている。


この事実に基づいて生きている限り、新たなことを自分から始めることはないだろう。


ただ、この事実を疑うようになれば、チャンス大。


これまでの当たり前が当たり前ではないことに気づくと、変化できる見込みは大きい。


なんせ、今いる環境を疑うことが、次のステージに行く第一歩となるから。


そもそも、今いる環境に納得したり、満足していたりすると、疑いという概念は生まれないもの。


なぜなら、不平不満がないため、疑うという発想がない。


正しいと思い込んでいるうちは、疑うことなんてしない。


疑う時というのは、今の環境が絶対的なものではないと気づいた時、自覚した時なんよね。


今よりも高いステージの存在に気づき、そこに行く想いが強まると、今の環境に疑いが生じるもの。


今の環境に疑いが生じるからこそ、新たなことを始めよう、という想いが強まる。


今の環境に居続けてはいけないと思うからこそ、新たなことを始めよう、という想いが強くなる。


新たなことを始めよう、という想いを抱くことができているのは、現状に満足していない証。


上を目指している証。


より良くなろうとしている証。


新たなことを始めよう、と抱くこと自体素晴らしいことなんやで。


立派なことなんやで。


だから、新たなことを始めよう、という想いを抱いたなら自分から始めたら良い。


素晴らしい想いを自分の手で形にしたら良い。


自分が始めることによって、自分が流れを作れば良い。


今まで、自分が始めることをしてこなかったからといって、できないと決め付ける必要はない。


やったことがないことは、できないという意味ではない。


やればできる可能性は大いにある。


始めれば、次につながる可能性は大いにある。


どんな人だって、新たなことを始めるだけの力は備わっている。


これまでと異なることをやることができるほどの力を秘めている。


だから、とにかく始めたら良い。


変な思い込みに縛られることなく、自分の自由に。


皆がやっていないというつまらない理由で、自分を抑える必要はない。


だって、新たなことを始めるかどうかは、自由なんやから。


誰かに禁止されているわけではない。


禁止しているのは、いつも自分自身なんやで。


いつであろうと、新たなことを始めても大丈夫。


案外、そうなっているんやで。



サコヤンの独り言

「とにかく、今すぐ始めてみたら良い」