自分を信じようとすること。
すごく大事。
なぜなら、自分を信じようとするからこそ自分を信じることができるようになるから。
自分を信じるための第一歩は自分を信じようとすることなんよね。
今、自分を信じることができている人は、素晴らしい人生を送ってきたのだろう。
意識していたかどうかは分からないが、今自分を信じることができていることに感謝をしよう。
なんせ、自分を信じることができている時点で、自分の人生を楽しみやすくなっているから。
ただ、世の中には、自分のことを信じることができていない人は山ほどいる。
信じたくても、信じることができていない人がたくさんいる。
何も、信じることができないことを望んで、信じることができなくなったわけではない。
各々に独自の理由があるのだろう。
人と比べ、周りが素晴らしく見え劣等感を抱いたことがキッカケで自分を信じることができなくなった人もいる。
大きな失敗をして、自分の力を疑い、自分を信じることができなくなった人もいる。
心に小さい傷をたくさん抱えたり、心に大きな傷を抱くなどして自分を信じることができなくなった人もいる。
自分を信じることができなくなった理由というのは千差万別。
人がいれば、それだけ理由がる。
なんたって、各々が独自の環境で育っているから。
家族も違えば、友人も違い、出会う人だって違う。
よって、同じである方がおかしい。
ただ、自分を信じることができていない人には、ある共通点がある。
それは、自分を信じることができていないことを前提とし、自分を信じようとは考えていないこと。
残念ながら、自分を信じようという発想を抱かない。
だから、いつまで経っても、自分を信じることはできずに、自分を信じることができない状況の中で過ごすことになる。
最初から、自分を信じて生きる、という選択肢を排除している。
自分には関係ないものとして、縁がないものとして決めつけている。
そのため、自分は、自分を信じることができない人間なんだ、という思い込みを基にして考え、動いているんよね。
無意識とはいえ、自分を信じることはできない、と決めつけていると、決めつけている間は、その通りに生きてしまうことになる。
自分を信じて生きることを頭では望んでいても、自分を信じることができない、ということを証明しているかのように生きてしまう。
だって、何か上手くいかなかったら、自信のなさや無力のセイにすることは多いから。
反省をしたとしても、後向きな反省をすることが多いから。
次に活かそうとすることなく、落ち込むことが多いから。
でも、自分を信じることができている人は、何か失敗しても、そこから何かを得て次に活かそうとする。
失敗を前向きにとらえて、自分の糧とする。
両者においての大きな違い。
この違いが、双方に大きな差をつける。
今、自分を信じることができていない人は、これまでの間に何かしら問題を抱えて生きている場合が多い。
決して、恵まれた環境で育っているとは言えないかもしれない。
だが、今、自分を信じることができるようになることを諦めている人であっても、自分を信じることができるもの。
誰だって、自分を信じることができるようになるもの。
なぜなら、どんな人も現時点で完成されているわけではないから。
変化はできるし、修正もできる。
そして、自分を信じることができるようになるには、まず、自分を信じようとすることが大事なんよね。
なんせ、自分を信じようとすると、それだけで、自分の良さに気づいたりするから。
自分の中から、信じることができそうな点を探すようになる。
人には、誰にだって素晴らしい点が一つや二つはあるものだから、何かしらに気づくもの。
何かに気づけば、それが前を向く小さなキッカケとなる。
何もない状態から、前を向けるキッカケを得ることは、素晴らしい変化。
こういうことを大切に育んでいると、少しずつ自分を信じることができるようになっていく。
今、自分を信じることができていない人というのは、不安や怖れ、できない理由といったものに焦点を合わせ強く意識しているだけなんよね。
焦点をずらすだけで、今までと違ったものに気づいたり、異なったものが見えたりする。
こういうことを一つずつ積み重ねることが、自分を信じることにつながる。
もちろん、一つ強力なキッカケがあれば、それだけで自分を信じることができるようにはなる。
けど、強力なキッカケを得ることはあまりないから、欲張らずに一つずつ着実に積み重ねることがすごく大事。
ただ、一人で自分を信じることができるようにするには注意が必要。
なんたって、自分を変えようとして取り組んでいても、元に戻ろうとする力が働くため、元の状態に戻ってしまうことは多々あるから。
やっても元に戻ることを繰り返していると、やることそのものを敬遠するようになってしまう。
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元に戻ろうとする力が働かなくなるまでは、気を引きしめる必要がある。
一人で改善する場合は、ある程度強い意思の力と、根気強さを要する。
ゆえに、自分を改善する場合は、誰かのサポートを受けた方が確実。
誰かが側にいることによって、意思も根気もさほどいらなくなる。
人に頼ることで、必ずしも、自分が強く持つ必要はない。
だから、誰かにサポートを頼んでやると、自分を変化させやすい上に修正しやすい。
しかも、意識や考え方を修正する場合、第三者がいる方が、自分を客観的にとらえやすくなる。
人の力を借りることができるなら、遠慮なく堂々と借りなよ。
その方が、時間を短縮できるし、確実性が増すから。
もちろん、一人でやっても構わない。
一人でやるなら、まずは、自分を信じようとすることから始めたら良い。
そして、元に戻ろうとする力が働くことを意識して、継続的に少しずつ積み重ねていけば良い。
すると、少なくとも、今よりは自分を信じることができるようになるから。
案外、そんなものなんやで。
サコヤンの独り言
「今がどんな状況であろうと、誰だって、自分を信じることができるようになるのは可能」