年が明けると、その瞬間から新たな一年が始まる。
元旦は、終わりと始まりの両方を感じることができる。
ただ、終わりといっても、さほど思い入れもない。
新たな一年が始まったといっても、さほど思い入れもない。
年が変わったからといって、特別何かが変わるわけではない。
だが、年が変わり、新たな一年が始まると、新たなことを始めようという気持ちが芽生える。
年の始まりって、気持ちが高まるんよね。
何かがあったわけではないのに…
心機一転で、新たな一年を新たな気持ちで生きようとする。
ゆえに、すごく良いキッカケになるんよね。
自分を変えるにおいては…
だって、何気ない生活を送っていると、自分を変えよう、新たなことを始めよう、といった想いを抱きはしないから。
抱くだけでも大きい。
でも、抱くだけで終わらせるのはもったいない。
抱いた想いを、実際に形にしようではないか。
新たな年が始まる時というのは、自分を変えやすい時なんやから。
なんたって、新たなことを始めようと思っているのは自分だけではないから。
不思議と、周りにも、そう思っている人は多い。
新たなことを始めやすい「気」が流れているんよね。
だから、チャンス。
年の始まりに自分を変えるということは…
だが、新たな年が始まり、新たなことを始めるにおいて、できる限り早目に取りかかった方が良い。
具体的に言うと、一ヶ月以内に取りかかった方が良い。
なんせ、気持ちが高まっている時には、行動に移しやすいものだから。
とにかく、どんな形でも良いから、勢いで新たなことをスタートさせること。
何も上手くやる必要はない。
単に、スターとさせ、キッカケを作るだけで良い。
キッカケさえ作れば、それを足がかりとし、続けることができるから。
まずは、キッカケを作ること。
一月の間は、これを強く意識して、実際に行動に移せば良い。
たとえ、一回でも、二回でも、少ない数でいいから。
少ない数でも、ちゃんとやったという形が残れば、次が始めやすい。
次やる時に、続きからやることができる。
これは、気持ち的にすごく楽なんよね。
新たなことをやるのと、やったことがあるのをやるのでは、取り組む姿勢など様々なことが異なる。
だから、年が始まった一ヶ月の間に、何かをするんやで。
もちろん、新たなことを始める際には、ためらったり迷ったりして勇気がいるだろう。
だが、この期間のチョットした勇気によって、今年一年がガラリと変わる。
今までと同じような一年にするか、まったく違った一年にするかは、年の始まりの一ヶ月にかかっていると言っても過言ではない。
ゆえに、単に新たな年が始まったのではなく、最初の一ヶ月は、今年一年を占う一ヶ月でもあるんやで。
そのことを意識しながら過ごしなよ。
意識することで、過ごし方が変わるから。
意識、姿勢、取り組み方など、多くのことが変わる。
何気なく過ごすことは、すごくもったいないことなんやで。
せっかくのチャンスを失うことになるんやから。
大きなキッカケを失うことになるんやから。
新たな年の始まりの最初の一ヶ月に、新たなことを始める。
この時期が、一年の中で、最も、新たなことを始めやすいもの。
チャンスをつかむ人は、大きく変わるし、チャンスを失う人は、今までと大して変わらない。
そんな風に過ごしていく。
何かをすれば、変わる可能性は高まる。
何もしなければ、変わる可能性は全然ない。
当たり前と言えば当たり前なこと。
ただ、人は、チョットのことで、大きく変わることができるから、何だってやったら良い。
やるからこそチャンスが生まれ、新たな流れが生じるんやから。
何かを始めるにあたっては、今がチャンス。
このチャンスをものにできるよう意識して、実際に動きなよ。
そして、実際に動くのは、自分であることを強く自覚しなよ。
自分が当事者なんやで。
自分がやらなければ、自分が動かなければ、何の意味もない。
他人が動いているのを見たところで、羨むだけ。
羨んでも、自分の生活は何も変わらない。
想うだけでは、何も変わらない。
自分の生活を変えるには、自分が実際に動くっきゃない。
行動のみが、自分に変化を与える。
一つの事実。
そもそも、新たなことを始めるというのは、今までの自分の行動を変えることを意味する。
行動を変えるからこそ、新たな刺激を感じることができ、新たな流れが生じる。
だから、動きやすい今こそ、今までと異なる行動を実際にするんやで。
リミットは一ヶ月。
その間に、何かしら動くこと。
これを強く意識しながら過ごしなよ。
ちゃんと意識していれば、実際に動けるものだから。
案外、そんなものなんやで。
サコヤンの独り言
「新たな年が始まった最初の一ヶ月の間に、新たなことを始めなよ」