どうやったら人のために自分を活かすことができるのか。


どうやったら人の役に立つよう自分を活かすことができるのか。


どうやったら人に喜びを与えるように動けるのか。


普段から意識することは大事。


なんたって、人は人のために動く時こそ大きな力を発揮することができるから。


人のために動いた時、大きな喜びを得ることができるから。


決して、自分のためだけに動いたところで大きな力は発揮することはできない。


自分のために動いたところで大きな喜びを得ることはできない。


不思議なことだがそうなっている。


ゆえに、人は人との関係の中で生きる生き物と言われているのだろう。


人は、自分だけでは生きていくことができない。


自分のことだけを考えて生きていくことはできない。


なのに、生きていく内に視野が狭くなり、自分のことだけを考えながら生きていく傾向がある。


周りの人のことなんて、まったくといって意識することなく。


自分の生活、自分の人生だけを重要視して生きていく。


だが、自分のことだけ考えて生きていると、人生は、展開していかないもの。


最初は良くても、次第に失速し、現状維持or衰退していく。


だから、自分のことだけを考えるようになったら要注意なんよね。


だって、自分を守ることだけに必死になっているから。


人は、自分を守ろうとすればするほど、自分に焦点が定まり自分のことだけしか考えることができなくなる。


意識することができなくなる。


すると、視野が狭くなり、目先の損得を基準にして判断するようになる。


自分の人生を切り拓くような選択をしなくなる。


だから、今に留まってしまうんよね。


そして、今に留まるような選択は、自分を守ろうとしている間は、ずっと続いていく。


そもそも、過剰に自分を守ろうとする必要はない。


でも、多くの人は、歳を重ねていくごとに、自分を強く守ろうとする。


無難な手段を選ぶようになる。


何かがあることを怖れて…


ただ、必要以上に守りすぎなんよね。


何かが起きる可能性は低いにもかかわらず…


何かが起きる可能性は低いのに、過剰に守るため、それがかえって自分の足枷になっている。


備えあれば憂いなし。


という言葉はあるが、過剰に備えると、かえって、動けなくなる。


自分の身を守るためにしている行動が、逆に、自分を傷つける。


こういったことが、平気で起こっている。


ちなみに、多くの人は自分のことを見ていないし、自分のことを攻撃しようとも思っていない。


ゆえに、そないに人を意識する必要はないんよね。


自分が見られていると思っているから、自分が攻撃されると思い込んでいるから、気になってしまうだけ。


この事実を知ったら、何かをする時、緊張する必要がなくなる。


不安を抱く必要がなくなる。


逃げ出そうという想いを抱く必要がなくなる。


無意識の内に、守らなければならない、と思い込んでいるうちは、いつまで経っても、守るために力を注ぐ。


しかも、強い力を注ぐ。


ただ、自分を過剰に守る必要がないことを認識すると、自分を守ろうとする力が弱まる。


そしたら、自分を守ることに固執しなくなり、人のことを意識することができるようになる。


また、どうしたら人のために自分を活かすことができるようになるのかを意識できるようになる。


自分を守っているだけでは、守ろうとしているだけでは、人のためになることは何もできない。


だから、まずは、人を意識するんやで。


人を意識した上で、自分をとらえることが大事。


そうやってこそ、自分の力を人に活かすことができるようになるんやから。


人は、誰もが、自分の人生を生きているが、自分のためだけになることより、人のために自分を活かした方が、人生は展開していくもの。


そこが面白い点なんよね。


でも、多くの人は、自分のためだけになりそうなことばかりをやっている。


目先の損得だけで判断する癖を小さい時から身に着けてしまって…


自分のことだけに意識が向きやすくなっている。


そのため、人に意識を向けることができなくなっている人はたくさんいるんよね。


頭では、人のためになることをやった方が良いと分かっていても、それが腑に落ちていないから、自分のことを優先してしまう。


けど、人のためになることを意識し、人のために自分の力を活かす方が自分のためになると気づいた人は、人のためになることを必死にやれるようになる。


こう自覚することが大事なんよね。


たとえ、正しいことであっても、それが納得できなければ、それをすることは中々できるものではない。


納得してこそ、腑に落ちてこそ、しっかりとやれるもの。


上っ面の知識ではなく、自分にしっかりと定着させる。


こういう意識を持つことはすごく大事。


表面的な知識では、何の役にも立ちはしないんやから。


使えるものになってこそ、知識は活きてくる。


ゆえに、何度も意識するんやで。


どうしたら、自分を活かすことができるのかを。


どうすれば、人の役に立つことができるのかを。


何度も何度も意識すれば、ちゃんと自分に定着するようになるから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「自分が生きる方法を意識し続けていると、本当に活かせることができるようになる」