失敗してもどうってことない。


だって、どんな失敗をしようと命を落とすことなんて滅多にないから。


命を落とさない限り、何度でも挑戦することができる。


確かに、何かで失敗した時には、凹んだりもする。


だが、いつまでも凹んでいたところで、どうしようもない。


なんせ、自分が凹んでいる間も、時は流れ、人生は続いているから。


凹みながら過ごそうと、イキイキと生きようと、同じ時間が流れる。


どうせなら、イキイキと生きた方が人生は楽しい。


だから、失敗したとしても凹む必要はない。


もちろん、反省する必要はある。


反省した後は、失敗したことが糧になるよう動けば良い。


それで十分。


なんたって、どんな失敗も、失敗した瞬間から過去の出来事となるから。


過去の出来事に縛られていると、今力を発揮することは難しくなる。


ゆえに、失敗したら失敗したことをちゃんと受け入れて、次に進む。


それが大事。


一つの失敗に執着して縛られる時間は、本来なら、ないんやで。


なぜなら、そうこうしている間も、時は流れ、次やることが控えているんやから。


一つのことだけを考えている場合ではない。


次から次へと、やることはあるんやから。


一つのことにとらわれると、他のことが全くやれなくなる。


すると、何一つ上手くいかないことになりかねない。


それよりも、一つのことを失敗しようと、すぐに切り換え臨んだ方が全体的には上手くいく割合が高くなる。


人は完璧な存在ではないから、全部勝つことはできやしない。


だが、勝てるものもある。


そこで、勝てる時にちゃんと勝つことがすごく大事。


ただ、過去の失敗を引きずっていると、勝てるチャンスの時に勝てなくなってしまう。


それでは何にもならない。


だからこそ、失敗したら失敗したで、その事実をちゃんと受け入れること。


そうして、快く次に進む。


過去を引きずらないことが前に進むための一つのコツ。


でも、引きずらない方が良い、と頭では分かっていても、ついつい考えてしまうものなんよね。


しかも、考えないようにすればするほど、余計に考えちゃう。


自分の想いが強かったものであればあるほどに…


とはいえ、失敗した事実が変わることはない。


受け入れて、前に進むしかない。


どうしても、受け入れにくい人は、失敗したことに関して、自分の想いを言葉にしてみることをお薦めする。


頭の中にある間はまとまらないことは多いが、言葉にして文字にしてみると意外とまとまり、納得することができたりする。


文字にすることって、頭の中を整理するにはもってこいの方法なんよね。


案外、知らない人は多いが…


たとえ、失敗しても、その後にちゃんとした対処をすればどうってことはない。


実は、こういう経験を皆が皆しているんやで。


過去、実際にした失敗を思い出してみると分かる。


きっと、失敗した直後は、落ち込んだり、悔しがったりしたであろう。


だが、あなたは、今ピンピンと生きている。


ということは、失敗を乗り越えてきているんよね。


なんたって、乗り越えていなければ、そこで命を落とし、今のあなたは存在していないはずだから。


今、生きていることが、様々な失敗を乗り越えてきた証なんやで。


過去、どんな失敗をしようと、それには関係なく、時は流れ、人生は続いている。


そして、これは、今後もそう。


これからどんな失敗をしようと、命が続く限り、時は流れ、人生は続いていく。


ゆえに、失敗なんて、しょせん、小さなことに過ぎない。


だって、ほぼ百パーセント、自分に起こる失敗は乗り越えることができるんやから。


なぜ、そう思えるのか。


疑問に思うかもしれないがそんな必要はない。


なぜなら、今までそのようにして生きてきたから。


ちゃんと、過去の実績があるから。


今までやってきたことを、これから突然できなくなる。


というのは考えにくい。


やれたことはやれる。


なんせ、やれる力を既に持っているんやから。


もっと、自分を信じても大丈夫なんやで。


乗り越えるだけの力をちゃんと身につけているんやで。


これは、過去の自分が証明してくれている。


そもそも、人は、命が続く限り、どんな失敗をも乗り越えて前に進むもの。


そういう性質を備えているんよね。


ゆえに、わざわざ失敗することを怖れる必要はない。


なんたって、命を落とす失敗をしない限り、次があるんやから。


時は流れ、人生は続くんやから。


その中で、チャンスは何度でもある。


挽回できる機会は、何度も訪れる。


一つの失敗で人生全てが決まるわけではない。


むしろ、一つの失敗は人生の転機になることは多い。


失敗はしたらいけないものではなく、してもいいものなんやで。


優れた経営者ほど、多くの失敗をしているものなんやから。


そして、失敗が多いということは、それだけ挑戦の回数が多いことを意味する。


挑戦の数が多ければ多いほど、学ぶことも多い。


だから、早く大きく成長することができる。


それに、失敗が自分を作ると言っても過言ではない。


よって、失敗に対して前向きにとらえなよ。


これだけで、多くのことが変わっていくから。


案外、そんなものなんやで。



サコヤンの独り言

「どんな失敗をしようと命を落とすことは滅多になく、大概は乗り越えることができる」