自分が思っている通りの自分になる。
これは、一つの法則。
ただし、顕在意識で思っている自分ではなく、潜在意識で思っている自分になる。
自分に自信がある人は、潜在意識に自分は自信がある、という想いが浸透している。
自分に自信がない人は、潜在意識に自分は自信がない、という想いを浸透している。
簡単に言うと、単に、これだけの違い。
自信がある人と、自信がない人との違いなんて、この程度。
成功体験のあるなしは、キッカケに過ぎず、理由ではない。
ただ、成功体験が多い人ほど、「自分はできた」という想いを何度も経験しているから、自然と潜在意識に自信がある自分を浸透させることができている。
だから、自分に自信を持てているんよね。
だが、成功体験が乏しくとも、失敗しても、自分を責めることなく、否定することなく、次に挑戦している人は、意外と、自分に自信を持てているもの。
根拠がなくても自信を持っている人がいる。
そもそも、自信を持つことに、根拠なんて必要はないんよね。
だって、しょせん、自分が自分をどう思うかだから。
自分が自分に対して、自信があると思えば、それが自分の答え。
何かができる、できないなんて関係ない。
要は、自信があると思えるかどうか。
それによって、自分の自信の有無が決まる。
何も、難しいことではない。
なんせ、自分が思っている通りの自分になるんやから。
そのため、自分が普段どんな言葉を使っているかは、意識した方が良い。
なぜなら、知らず知らずの内に、自分を傷つける言葉を使っていることが多々あるから。
自分に自信がない人の特徴として、自分に対して、否定的な言葉を使っている。
また、自分を傷つけるような言葉を使っている。
例えば、「私には無理」
「私は自信がない」
「私って頭悪いから・・・」
といったように、心が傷つく言葉を平気で使っていたりする。
おそらく、最初から、使っていたわけではないだろう。
何かキッカケがあって使うようになったはず。
キッカケは、親から何度も言われた言葉だったかもしれない。
自分自身が何度も何度も思っているうちに、そう思うことが当たり前になったのかもしれない。
今、自信がない人は、人生のどこかで、否定する自分を自分で受け入れちゃったんよね。
キッカケは何であろうと、自分が受け入れたことが大きな原因。
ただ、時が経てば経つほど、最初の原因が何だったのか自分では分からなくなる、思い出せなくなる。
それなのに、自信が持てない理由はなぜ?
と聞くと、過去の失敗を理由に挙げたりする。
でも、本当の理由は、過去の芳しくない結果ではない。
本当の理由は、過去の芳しくない結果を否定している自分なんよね。
過去の芳しくない結果を受け入れることができていない自分なんよね。
良い結果だけを受け入れ、芳しくない結果を嫌い受け入れない。
その意識と姿勢が、自分自身に偏りを持たせる。
仮に、過去、どんなに芳しくない結果を出したとしても、それを否定していると、自分自身をも否定することにつながる。
そして、この自分を否定することが、自分から自信を奪っていく。
今まで、どれほど、自分を否定し、自分から自信を奪ってきましたか。
一度、真剣に考えてみてください。
過去の結果は、一つの事実であって、事実は変わることはない。
だが、事実のとらえ方を変えると、どのように想うかは変わってくる。
過去の芳しくない結果を嫌な思い出として残すと、いつまでも過去に縛られたままになる。
あの時、良い結果を出していたら今頃は違っていた人生を歩んでいただろう、といったように・・・
過去に芳しくない結果を出したとしても、あの結果があるからこそ今があると思えるようになると、過去の結果も、過去の自分も受け入れた状態で今を生きることができるようになる。
ゆえに、今から未来にかけて、自分の力を思う存分発揮できるようになる。
とらえ方一つで、過去に縛られたまま生きるか、過去を受け入れて今を生きるかの違いが生まれる。
過去の結果も、過去の自分も、ありのままを受け入れる。
すると、自分の人生の中から、否定する要因がなくなるため、自分自身に自信を抱けるもの。
なんせ、今までの全ての結果を、今までの自分を、全部「良し」としているから。
一つ一つを自分の糧とし、自分の中にプラスばかりを蓄えている。
自分に起きることを何でも、認め、受け入れていると、全てがプラスとなるんよね。
全てをプラスにする意識を持って過ごしていると、自分を否定する材料は存在しない。
だから、自分から自信が奪われることもない。
自身が持てなくなるのは、自分を否定し、自分にマイナスな評価をつけ、引き算しているから。
引き算し続け、「0」よりも小さくなると、自分自身に対してマイナスな感情が強くなっていく。
しかも、自分を否定し、自分にマイナスな評価をつけ、更に、マイナスな感情を強めていく。
マイナスな感情を強めるループにはまっているから、より一層、マイナスな想いを強め、自分の中から自信がなくなっていく。
自分が自信のない自分を自分の想いで強化しているに過ぎない。
だからこそ、過去の結果や過去の自分を認め、すべてのことをプラスとしてとらえるんやで。
すると、自分に対しての自信を抱くようになり、その想いが強まると共に、自信を持てている自分が当たり前のようになるから。
自分のことをどのように想うかはすごく大事。
そして、どのように想うようになるのか、その仕組みに気づくと共に、作っていくことも重要。
なんたって、どんな結果にも、そこまでたどりつくための過程があるんやから。
この過程を整えると、どんな人だって、自分に自信が持てるものなんやで。
案外、そんなもの。
サコヤンの独り言
「物事を引き算でとらえると自信は奪われ、足し算でとらえると自信は培われる」