上手くいかないこともある。


生きていれば、そんな時もある。


なんたって、人は、誰しもが、完璧な存在ではないから。


上手くいかない時は、上手くいかなくても良い。


ただし、上手くいかなかったことに対して、落ち込んだり、自分を責めなければ。


また、瞬時に頭を切り換えることができるのなら。


仮に、何か上手くいかなかったとする。


そして、自分を責めても、落ち込んでも、過去の事実は変わらない。


しかも、そうしている間にも、時間は流れ続けている。


果たして、自分を責めたり、落ち込んだりして、どんな意味があるだろう。


周囲の同情を買うことはできる。


だが、何の意味もない。


だって、何一つ生産性はないから。


落ち込んでも、ためらっても、単に、留まり続けるだけ。


だったら、早いこと頭を切り換え次の行動に移った方が良い。


その方が、自分のためになるんやから。


上手くいかなかったことは、上手くいかなかった結果が出た時点で過去の出来事なんやで。


ゆえに、過去の出来事を、いつまでも引きずらない。


どのように思ったところで、自分がやったことは変わらないんやから。


もちろん、自分の行動を分析して明日の糧にすることは大事。


でも、単に振り返るだけならやらない方が良い。


やればやるほど、引きずってしまうから。


過去にどんなことをしようと、人は今を生きている。


だから、今を見て今を一生懸命生きる必要がある。


それでこそ、前に進めるんやから。


上手くいかなかったことを、いつまでも引きずるのは、今を疎かにしている証。


瞬時に頭を切り換える。


この力はものすごく大切。


生きていく上では・・・


たとえ、今できていなくても、意識してできるようになった方が良い。


なんたって、切り換えることができるようになれば、チャレンジが苦とならないから。


失敗しても、切り換えて前に進む。


これを繰り返す。


すると、時間が経てば経つほどに自分でも驚くほど前に進めているもの。


なぜなら、失敗を怖れることなくチャレンジをし続けているから。


また、チャレンジの回数が多いから。


その分、チャンスをものにしている回数も多い。


頭を瞬時に切り換えて次に進む。


過去にどんなことをしようと・・・


なんせ、過去を引きずると、過去の自分のまま生きることとなり、前にも進めないし、成長もできない。


決して、自分のためになるとはいえない。


頭を瞬時に切り換えることは、プロのスポーツ選手ほどできているような気がする。


なんたって、これができるかどうかは、勝敗にモロに影響してしまうから。


仮に、プロのテニスプレーやーを思い浮かべてみよう。


プロのテニスプレーやーとはいえ、ミスは犯す。


なぜなら、ちょっとしたことで、ミスショットを放つから。


この時、ミスショットのことを、いつまでも引きずるとどうなるだろうか。


おそらく、リズムを狂わせ、集中力が乱れ、力みが生じる。


また、ベストパフォーマンスからは程遠いプレイをすることになるだろう。


そんなプレイをしていると、立て直す間もなく、あっという間に勝負がついてしまうことにもなりかねない。


だから、瞬時に頭を切り換え、次に臨むことが大事なんよね。


そもそも、失敗というのは、普通に起きるもの。


誰だって、失敗はする。


だが、失敗した時にどのようにするかは、非常に大事。


失敗を引きずるのか。


失敗したことを何ともないように頭を切り換え次に臨むのか。


この違いは、結果に大きな差を生んでしまう。


ゆえに、瞬時に頭を切り換える訓練をしなよ。


一度、これを学ぶと、今まで以上に前に進めるようになるんやで。


なんたって、過去の出来事を引きずることなく、次に進めるようになるから。


ちなみに、失敗しても良いんやで。


上手くいかない時があっても良いんやで。


だって、人間だから。


また、完璧な存在ではないから。


大切なのは、失敗した後の行動なんやで。


それさえ、強く意識していれば、失敗したって何ともない。


ただ、失敗を大きなものととらえると、失敗することを怖れ、いつも完璧にしようとするようになるから要注意。


完璧主義は、一見、立派そうに感じるが、自分を大きく傷つける。


なんたって、完璧主義で生きると、余裕が少ない上に、人として幅が狭くなるから。


とにかく、上手くいかないことは、何も特別なことではない。


普通に起きることなんやから。


でも、起きたら起きたで、瞬時に頭を切り換えて次に臨みなよ。


これが、前に進み続けるコツの一つなんやで。



サコヤンの独り言

「上手くいかなかったとしても、頭を切り換えることで前に進める」