時には、何をすれば良いのか分からなくなることがある。
上手くいかないことが続いて・・・
精神的に追い詰められて・・・
自分を見失って・・・
こんな時には、視点を変えて、人に喜んでもらうことを意識して取り組むのをお薦めする。
なんせ、上手くいかない時って、大概、自分のことしか考えていないことが多いから。
自分の欲を最優先とし、自分の都合のいいように考え、自分のためだけに動く。
だが、これでは、上手くいかなくなることがよくある。
なんたって、人は人との間で生きているから。
自分一人で生きているわけではない。
何をするにしても、人と関わっている。
だからこそ、自分の都合ばかりで生きていると、相手から見放されてしまう。
よっぽど自分に卓越した力がなければ・・・
卓越した力がないのにもかかわらず、自分の都合ばかりを前面に押し出していると、「何考えているんだ」と思われるのが関の山。
もちろん、自分の欲を実現しようとすることも大事。
けど、人との間で生きている以上、相手のことも考えた上で、少しずつ自分の欲を出していくことが大切となる。
じゃなきゃ、人間関係を上手く築くことができなくなるから。
最初から自分の欲を実現することができる人は、ほとんどいない。
ゆえに、まずは、良い人間関係を築き、その中で成長することが重要。
成長していって、初めて、自分の欲を形にすることを意識したら良い。
そもそも、人は、人との関係の中で磨かれていく。
そのため、人が成長するには、人が欠かせない。
だったら、自ら、人との関係を築いていけば良い。
ただ、人との関係といっても、良い関係もあれば、芳しくない関係もある。
それが普通。
では、良い関係を更に良くするためには、どうしたら良いのか。
芳しくない関係を少しでも良い状態にするためには、どうしたら良いのか。
それは、喜んでもらうことを自ら進んでやること。
しかも、見返りを一切期待せずに・・・
なぜなら、人は、自分のために動いてくれると嬉しくなるものだから。
よっぽどの天邪鬼ではない限り。
そして、人は、自分のために動いてくれる人を次第に目をかけるようになり、大切に扱うようになる。
案外、そんなものなんよね。
人との関係というのは・・・
だから、人に喜んでもらうことを意識して動くことは大事なんよね。
これができていくと、何をすれば人が喜ぶのか次第に分かるようになっていく。
すると、より多くの人を喜ばせることができるようにもなる。
その上、今まで苦手だった人に対しても、喜んでもらえるようになる。
これは、大きな成長なんよね。
だって、苦手と感じ避けていた人を、自ら動き喜んでもらえるようになっているんやから。
苦手が苦手ではなくなり、良い人間関係が築かれる。
マイナスが一つ減り、プラスが一つ増える。
大きな変化と言っても過言ではない。
ゆえに、人に喜んでもらう意識を持つことはすごく重要なことなんよね。
なんたって、これが、経済の基本となっているから。
企業は、お客さんに喜んでもらう品物を提供し、その代わりに代金を頂く。
お客さんは喜びを得るために品物を買い、代金を支払う。
この基本を抑えている企業が、いつまでも社会に残るとともに、多くのお金を得ることができている。
喜びを提供する者と喜びを得ようとする者の二つの立場。
どちらが偉いということはない。
だって、両方が揃ってこそ成り立つものなんやから。
ただし、喜びを提供する者は、喜びを得ようとしている者の想いを無視すると、喜びは提供できなくなる。
なんせ、必要ないもので喜びを与えることはできないから。
そのため、相手のことを考えた上で動くことが重要となる。
これは、何をするにしても同じ。
プレゼンの時であろうと、商品説明の時であろうと、面接であろうと。
なんたって、人が何かをする際には、大概、相手がいるものだから。
いくら自分のことが大切であろうと、相手を無視した主張は中々受け入れてもらえるものではない。
相手に喜んでもらえそうなことを主張しながら、自分の欲も主張する。
このバランスが大事なんよね。
なぜなら、自分勝手な人を、人はあまり良く思わないから。
そもそも、上手くいっていない時って、結構、相手のことを考えていないことは多い。
自分のことばかりに意識が向きすぎていて。
また、自分だけの喜びを得ようとしていて。
ただ、自分が得る喜びというのは、自分のことばかり考えていては、中々、得られないようになっているのも事実。
だから、相手が喜ぶことを意識して動きなよ。
相手に喜んでもらうと、自分も喜びを得やすくなるものやしね。
自分の喜びを得ることに躍起になるのではなく、どうすれば、目の前の人に喜んでもらえるかを真剣に考える。
この意識と姿勢がすっごく大事。
おそらく、これこそ、上手くいっていない状況を打開するカギなのではないか。
なんだか、そんな気がする。
とにかく、今、何をしたら良いのか分からなくなった時には、目の前の人や周囲にいる人に喜んでもらうことを意識して、実際に動きなよ。
これが、停滞した状況を変えてくれるキッカケとなるはずだから。
サコヤンの独り言
「人に喜んでもらうことを意識して実際に動こう」