気を高めること。
ものすごく大事。
特に、自分を知ってもらう場面や自分をアピールする場面では。
気が高いか低いかで、相手に与える印象は大きく異なる。
しかも、自分が発する言葉の力も変わってくる。
気が高いか低いかは、自分では中々意識しないことだが、人と会う際にはものすごく大切。
もちろん、気が高すぎると、相手に煩わしさを与えることもある。
だが、初対面の場合、気が低くて元気がないように映るよりはマシであろう。
なんせ、一度、元気がないと思われると、その印象を改善するのは自分が思っているより難しいから。
自分を知ってもらう場面や自分をアピールする場面では致命的になりかねない。
なぜなら、再び会えるかどうかも分からないんやから。
自分を知ってもらう場面や自分をアピールする場面で大きなミスを犯すと、次につながらないこともあるしね。
相手に見限られて・・・
また会う価値はないと判断されて・・・
必ずしも、また会うチャンスが用意されているわけではない。
ゆえに、一回一回真剣勝負のつもりで臨みなよ。
じゃなきゃ、気を高めて臨むことなんてできやしないから。
とはいえ、気を高めて臨むことは、意外と難しいことでもあるんよね。
なんたって、よっぽど訓練されていなければ、瞬時に気を高めることはできやしないから。
ONとOFFの切り替えをよっぽど上手くしなければ、瞬間に気を高めることはできやしない。
でも、気を高くした状態が求められる。
では、一体どうしたら良いのか。
気を高めたまま大切な場面に臨むには・・・
それは、普段から気を高める意識を持つこと。
瞬時に気を高めることができない人は、普段の生活の中に気を高める時間を取ることをお薦めする。
だって、普段から気を高い状態を保っていると、高い気のまま臨むことができるから。
普段をダラダラ過ごし、本番だけシャキッと臨むことは難しい。
人が相手の場合、高い確率でボロが出てしまう。
中々、相手をごまかせるものではない。
なぜなら、会話をしていると、自ずと自分の意識や姿勢が相手に伝わるものだから。
ゆえに、普段から、気を高めることが大事なんやで。
それが、本番でも出てしまうものだから。
プロのスポーツ選手は、負けず嫌いが多い。
これは、当たり前なのかもしれない。
なんせ、負けず嫌いでなければ、プロになることはできないはずだから。
ただ、多くのプロのスポーツ選手は、試合に負けることが嫌なだけでなく、日常生活における些細なことで負けるのも嫌な人が多いらしい。
どんなことでも勝とうとする姿勢があるからこそ、第一線の場所に行けるんやろね。
第一線で活躍している人ほど、普段の生活から気を高い状態のまま過ごしているもの。
では、どうすれば、普段の生活で気を高く保つことができるのか。
それは、以下のようなことが考えられるのではないか。
自分の身体を使って、持てる力を出し切ること。
自分の頭で考え、自分の言葉を発していること。
どうしても譲ることができないこだわりを持つこと。
適当に生きていれば、気は高まることはない。
だからこそ、自分の身体や頭をフルに使うことが大事になってくる。
ただ、今の世の中、本気で身体を動かす機会が少ない上に、自分の頭で考え言葉にする機会が圧倒的に少ない。
ゆえに、気を高めることを苦手としている人が多いのではないか。
気を高めることにつながる習慣がなくて・・・
携帯やパソコンに多くの時間を奪われてしまって・・・
情報は山ほど集めることができるが、自分の頭で考えなくても生きることができるようになって・・・
なんだか、皮肉なものじゃね。
様々なことが発達し世の中が便利になることで、人の本質的な力はドンドン衰えているんやから。
そもそも、人は便利なものに依存すると、今まで使っていた力を使わなくなるもの。
そして、使わなくなった力は、ドンドン衰えていくんよね。
分かりやすく例を挙げると、カーナビの出現によって、目的地に簡単に行けるようになったが、かえって、空間を認識する能力が衰えている人が多い。
こういったことが、様々なところで起きている事実。
ひょっとすると、今、携帯やパソコンに依存している人は、注意が必要かもしれない。
自分でも気づかないうちに、自分の頭で考え自分の言葉で発することを疎かにしている可能性があるから。
どんなに素晴らしい情報を得ようと、最終的に相手に伝えるのは自分が発する言葉。
その言葉に想いが宿っていなければ、どれほど素晴らしい言葉を並べたところで相手に伝わるものではない。
相手に伝えるには、自分の気を相手にぶつけるくらいの感覚で丁度良い。
じゃなきゃ、相手に届くものではない。
そして、気を高めるために、普段から精一杯身体を動かしたり、自分の頭で考え自分の言葉で表現することなどが必要なんやで。
また、本気で過ごす時間が自分の気を高めてくれるんやで。
だからこそ、普段から気を高める意識を持って過ごしなよ。
こうやって過ごしていると、大事な時に活きてくるから。
大事な時に力を発揮できるかどうかは、普段の過ごし方がカギを握るんやで。
このことを、意識して日々を過ごしなよ。
意識するかどうかで、人生は全く違うものになるから。
サコヤンの独り言
「普段から気を高める工夫をしなよ」