一人で不安を抱え込まない。
ものすごく大切。
なんせ、一人で不安を抱え込んだところで、良いことはないから。
むしろ、辛くなる。
だが、自分が抱えている不安って、誰かに言いにくいものなんよね。
今抱えている不安を伝えることで、相手に心配させるのを考えて・・・
自分の本質を伝えるまでは、心が許せていなくて・・・
自分の弱さを露呈するのではないか、と思って・・・
各々によって、不安を伝えることができない理由がある。
だが、不安って、誰かに話すだけでものすごく楽になるのも事実。
たとえ、解決しなくても・・・
話を聞いてもらうだけで、心の中にある重荷がずいぶん軽くなる。
自分の言葉で話すことで、整理されていくんよね。
不思議なことに・・・
だから、今不安を抱えているなら、誰かに相談することをお薦めする。
なんせ、自分一人で考え込んでも、中々、良い答えは出るものではないから。
自分のことを客観的に見ることができる人でなければ・・・
ただ、そういう人は、あまり、不安を抱え込むことは少ないだろう。
だって、その時その時、自分が何をしたら良いのか知っているから。
けど、自分のことを客観的に見ることができる人ばかりではない。
近すぎる存在がゆえに、自分のことを客観的に見ることができない人は多い。
また、主観的な要素が入るから、客観的に見ることは難しいんよね。
自分で自分を見つめる習慣がなければなおさらに・・・
そのため、自分を知るために、人を利用するんやで。
人に話すと、ゴチャゴチャしていた頭の中が整理され、今まで以上に自分のことが分かる。
自然と、客観的に自分を見つめる方法でもあるんよね。
人に話をすることって・・・
ゆえに、大事。
そもそも、人は生きているだけで、様々な不安を色々な場面で抱えるもの。
決して、不安はゼロにはならない。
多かれ少なかれ、必ず、抱えながら生きている。
単に、人によってその度合いが異なるだけ。
多い人もいれば、少ない人もいる。
ただ、不安が少ない人の方が、人生を楽しんでいるのではないか。
なんたって、不安が少ない方が、次から次へと取りかかりやすくなるから。
行動が多ければ、その分チャンスも多い。
もちろん、上手くいかないことも多いが、得るものも多い。
それに比べ、不安が多い人は、目の前にあることに不安を感じ、そこから動かない。
現状に留まってしまうんよね。
不安に焦点を合わせ、自分で不安を膨大なものにして・・・
些細なことであっても、不安を多く抱えている人にとっては、とんでもないものに映る。
そのため、ますます行動から遠ざかる。
行動から遠ざかるため、その分、得るものも少ない。
それが真実。
ただ、誰かに相談するだけで、自分以外の視点を知ることで、今ある不安のあるがままの実態を知ることができる。
大概は、自分が大きくしているだけで、実際は、そうでもない。
でも、このことに気づかないんよね。
自分一人で不安と向き合っていると・・・
不安に対して、客観的に見ることができないため、かえって、迷いやためらいを生む。
自分一人で解決しようと奮闘すればするほど、泥沼にハマってしまうことも・・・
なんだか、皮肉に感じるね。
なぜなら、もがけばもがくほどに、自分が望まない方に進むんやから。
誰もが抱く不安。
だが、この不安に対して、どうやって接したら良いのかは誰も教えてくれない。
ものすごく大事なことなのに・・・
上手くやれば、前に進むこともできる。
けど、下手すると、現状に留まり続けることになる。
少しの違いが大違い。
対応をまちがうととんでもないことになる。
だからこそ、普段から気をつけなよ。
どのように不安と接するかを。
仮に、自分で考えたところで自分の不安をどうにかできない場合は、遠慮なく人の力を借りなよ。
その方が、効率的で効果的だから。
なんせ、世の中は広く、自分が知らないことを知っている人はたくさんいるから。
相談をして、解決策が見えれば、不安はすごく軽減される。
たとえ、解決策が見えなくても、話を聞いてもらうだけでも不安は軽減される。
どちらにせよ、人を使うことで、自分の不安は軽減することができる。
これが大事なんよね。
前に進むためには・・・
なぜなら、不安は多ければ多いほど自分を縛りつける力が強くなるから。
だから、不安を軽減し、少しでも動きやすい体勢を整えることは非常に大切。
そのため、不安を軽減する術を身につけなよ。
もちろん、自分一人でできることが最も良い。
けど、必ずしも自分一人でできなくても良い。
なんせ、人は一人で生きているわけではないから。
お互いが助け合い支え合いながら生きているから。
困った時には、誰かに頼れば良い。
これだけで、不安は軽減することができるもの。
案外、そんなものなんやで・・・
サコヤンの独り言
「人を使って不安を軽減しよう」