プレッシャーを感じるとドキドキし心拍数が一気に跳ね上がる。
すると、身体が硬直して思うように動けなくなる。
そりゃそうじゃよね。
だって、一気に心拍数が上がっている状態なんてのは、パニック状態と言っても過言ではないから。
パニック状態に陥り、身体が硬直し、冷静な判断ができない。
こんな状態で、素晴らしい行動なんてできやしない。
もちろん、素晴らしい行動ができないから、素晴らしい結果も出やしない。
プレッシャーって悪くハマれば、ニッチもサッチもいかなくなる。
それが、プレッシャーの恐ろしいところ。
では、どうすればいいのかというと・・・
プレッシャーに慣れるっきゃない。
受け入れるっきゃない。
自分がプレッシャーに負けないほど強くなるっきゃない。
だって、生きていれば、何度もプレッシャーを感じる場面に出会うんやから。
よって、逃げている場合ではない。
避けている場合ではない。
拒んでいる場合ではない。
そんなことをしたって、自分のためにはならない。
なんせ、プレッシャーを感じるというのは、自分自身が、新たな領域に行こうとしている証であり、今までの自分の殻を破り新たな自分で生きていこうとしている証だから。
簡単にやれるもの、今の自分の力でやれるものには、プレッシャーを感じることはない。
プレッシャーを感じる時って、自分が経験したことがないことをやる時や追い込まれた時なんよね。
いわば、自分の力が試されている時なんよなぁ・・・
だから、プレッシャーを感じている時というのは、大事な場面が多い。
そして、プレッシャーに打ち勝つのか、負けるのかでは、雲泥の差がある。
プレッシャーに負けてしまえば、そこで勝負が決まってしまう。
やるまでもない。
なんたって、精神状態がボロボロだから。
プレッシャーに打ち勝って、ようやくスタートラインに立てるんよね。
なんだか、そう思う。
もちろん、プレッシャーを感じることが嫌で、プレッシャーを避け、プレッシャーとは縁のない人生をおくることもできる。
自分が、そういう道を望めば・・・
だが、自分が成長し続ければ、一生懸命に生きていれば、必ずといってプレッシャーを感じる場面に出くわす。
だって、自分の力量が、今までいたステージでは収まりきらなくなるから。
すると、高い確率で、大切な場面が訪れる。
その場面を乗り切ると人生が大きく動くような場面が・・・
常に向上心を持って自分を磨き続けている人は、周りも神も放っておかないもの。
ゆえに、自然とそういったチャンスが訪れる。
そして、多くの場合、そのチャンスをものにする。
なんたって、プレッシャーを乗り越える力があるからこそ、乗り越えるための準備ができているからこそ、プレッシャーを感じる場面がやってくるから。
自分を磨き続けている人にとって、一生懸命に生きている人にとって、プレッシャーを感じる場面というのは避けては通れない道。
しかも、プレッシャーを感じる場面を乗り越えた場合、次にやってくるプレッシャーは以前の比ではない。
比べものにならないほどでかいプレッシャーが自分を襲う。
そうやって、ドンドン大きくなっていく。
それが、プレッシャーの性質。
ただし、不思議なのは、その時の自分の器に入るくらいのプレッシャーしかやってこないようになっているんよね。
だから、自分が成長すればするほどそれに応じて、プレッシャーも大きくなる。
プレッシャーの大きさは自分の大きさとも言える。
そのため、小さなプレッシャーから逃げるばかりいては、自分の成長はそこで止まってしまう。
プレッシャーから逃げたい気持ちは分かるが、逃げれば逃げるほど、自分の可能性を自分でつぶしていることとなる。
プレッシャーから逃げたところで良いことはない。
あるとすれば、その時は楽を感じることができるだけ。
今楽を選べば、高い確率で、後がとんでもないことになる。
プレッシャーは避けるものではなく、受け入れて新たな領域に行くための道しるべなんやで。
ゆえに、プレッシャーを感じることができるように、日々精進しなよ。
なんせ、プレッシャーを感じることで、今まで自分が進んだ道が正しいことが証明されもするんやから。
プレッシャーは悪く見れば、ムチャクチャ悪く見える。
だが、そんなプレッシャーにも良い面がたくさんある。
よって、プレッシャーの良い面を意識しなよ。
それだけで、プレッシャーそのものが和らぐような感覚になるから。
なぜなら、プレッシャーに弱い人は、小さい時からプレッシャーを悪ととらえ、プレッシャーを感じると身体が硬直するといったパターンを形成していただけなんやから。
良い面を意識することで、悪だけではないことに気づく。
これが大事なんよね。
なんたって、これだけで随分楽になるから。
中々、意識することがないプレッシャーの良い面。
だからこそ、意識することが重要なんやで。
そのことを肝に銘じて生きてごらん。
すると、プレッシャーの感覚が変わってくるから・・・
サコヤンの独り言
「プレッシャーの良い面を意識すること」