あなたは、どれほど自分の想いを言葉にして出していますか。
言葉に出すことを意識して過ごしていますか。
もし、出していないのなら、意識していないのなら要注意。
だって、自分のことを知ることなく、流されるように生きている可能性が高いから。
また、本来の自分とはズレて生きている可能性が高いから。
人は、普通に生きているだけで、たくさんの情報を取り入れる。
しかも、一日に考える回数は六万回とも言われているから、それを合わせると、とんでもない数になる。
そんな情報を毎日毎日取り入れるだけでは、どうしても情報過多になってしまう。
情報はたくさんあるのだが、情報に溺れ、必要な情報を選べなくなることにも・・・
自分の想いを、言葉にしていないと、本当の自分がどんな想いを抱いているのか、自分でさえも分からなくなってしまうんやで。
一番身近に居て、一番理解しているつもりの自分が、結局は一番分からないことなんてザラにある。
自分の人生は、自分しか生きていくことができない。
なのに、その自分を知らずして、どうやって、自分の道を切り拓くことができようか。
残念ながら、そんなことは、できやしない。
だからこそ、自分の想いを言葉にして出すことが重要なんやで。
言葉に出してはじめて、自分のことを知ることができるんやから。
頭の中にある考えや想いなんて、当てにならないんやで。
だって、様々な情報で溢れ、整理されていないんやから。
整理されていない情報を闇雲に取り出したところで、そう上手くはいかないもの。
なんせ、考えや想いって自分の中から外に出すことで、整理されるもんなんやから。
ゆえに、まずは、言葉に出して、整理してから、その情報を使うかどうかを判断しなよ。
一手間加えることで、一見、時間もエネルギーもかかるように感じるが、長い眼で見たら、これが近道だったりする。
なんたって、効率的で効果的だから。
闇雲に取り組んでいると、かえって、多くの時間やエネルギーを要するもの。
そのため、普段から、自分の想いを言葉に出すことを意識して過ごしなよ。
仮に、そういったことをしていなかったら、最初は、自分の想いを言葉に出すことが億劫に感じるであろう。
だが、それでも、少しずつで良いから言葉に出し続けること。
そうやっていると、言葉を出すことに慣れ、言葉を出すことが当たり前となるから。
そうなればしめたもの。
だって、時の経過と共に、自分のことをよく知るようになるから。
自分を知れば知るほど、自分の道は拓けていくもの。
案外、そんなもの。
だから、自分の想いを言葉に出す習慣を身に着けなよ。
必ず、自分の人生に活きてくるから。
今、自分が知っている自分というのは、氷山の一角に過ぎないんやで。
まだ、10%も知っていない。
見えているのは、ほんの一部分であって、本来の姿は、隠れたまま。
この隠れた部分を少しずつでも知ることで、自分が成長していくことができるんやで。
だが、隠れた部分は、自分が何もしなければ、いつまでも隠れたまま。
自分が意識して、自分がその隠れている部分を見つけようとしなければ、姿を現すことはない。
もちろん、時の経過と共に少しだけは顕になるが、あまりにも少し過ぎて、ほとんど影響がない。
自分自身に影響が出るくらいには、かなりの部分を見つけ、知る必要がある。
そこで、知る方法が、自分の想いを言葉に出すことなんやで。
ゆえに、何かがあれば、自分の想いを言葉に出す習慣を身に着けなよ。
嬉しい、楽しい、悲しい、嫌、好き、面白い、つまらない、退屈、充実、様々な感情を出して生きなよ。
そして、慣れてくれば、なぜそう感じたのか、一歩踏み込んで言葉に出してみること。
そうすれば、一つの経験が、濃い経験となるから。
感情と共に、経験が記憶に深く刻まれるから。
深く刻まれた記憶は、どんなに時が経とうとも、すぐに思い出すことができる素晴らしい情報となるんやで。
感情や想いを出すことは、自分を知るだけでなく、経験をより深く記憶することもできるんやで。
自分を知り、何気ない経験でも濃い経験にしていれば、それだけ自分の道は切り拓けやすくなる。
自分の想いを出すことは、良いこと尽くめ。
だから、日記を描くことが推奨されるのだろう。
なんせ、自分の想いを出すことの効果は計り知れないから。
時の経過と共に、それを実感するようになる。
ゆえに、「どうやったら成長できるのか」と問われれば、僕は、自分の想いを出し続けること、本音を語れる人とトコトン語り合うこと、お互いテーマを決めて手紙を描くこと、と答えるだろう。
自分の想いを出し続けることは、時間はかかるけど、かなりの高い確率で成果が見込めるから。
それに、想いを出し続ける人には、自然と、質の良い情報が集まってくるものじゃから。
そのため、自ら、集めようとしなくとも、ある程度は入ってくる。
入ってくるから、また出せる。
その繰り返し。
以前は、その辺りが、分からなかった。
だから、必死になって本を読んだりして、自ら情報を集めるのに奔走していた。
自分の中に取り入れるだけでは、情報過多となり、かえって、身動きが取れなくなってしまう。
出すから入るんやで。
入れたからといって出るとは限らない。
学ぶことに焦点を当てすぎて、出すことを疎かにしていませんか。
それでは、いつまで経ってもそないに変われやしないよ。
とにかく、自分の想いを出すことを意識してごらん。
そして、それを習慣にしてごらん。
きっと、自分の人生に変化が現れるから・・・
サコヤンの独り言
「自分の想いを言葉に出すことで道が拓ける」