これでいい。
これがいい。
一字違うだけで大違い。
なんたって、「これでいい」には、妥協や諦めが感じられる。
また、「これがいい」には、決意や覚悟が感じられる。
一字違いなのだが、これまで、自分がどのように生きてきたのかが現れる言葉。
きっと、様々なことに妥協し、諦め、自分を抑えて生きてきた人は、「これでいい」若しくは「何でもいい」という言葉を頻繁に使っているはず。
そして、色々なことを自分が決意し、覚悟を決め、納得するまでやってきた人は、「これがいい」という表現を多く使っているはず。
なんせ、自分の生き様は、自分が使う言葉の節々に現れちゃうから。
だから、その人がどのような言葉を使うかによって、その人がどのように人生を歩んできたのか、ボンヤリとだが読めちゃうんよね。
ゆえに、自分が使う言葉は、強く意識して使った方が良い。
だって、無意識のうちに、相手を不愉快にする言葉を使っているかもしれないんやから。
人は、人との間で生きていくんやから、どのような言葉を使うかはものすごく大事なんやで。
なぜなら、「何でもいい」という言葉を頻繁に使っていたら、相手を不愉快にさせる確率は高くなっちゃうから。
時々ならまだしも、毎回毎回言われたらイラッとする。
そういった言葉が、日本語にはたくさんある。
しかも、当の本人は、相手をイラッとさせるために使っていないからこそ、タチが悪い。
だって、自分は悪くないと思って使っているんやから。
よく、会話はキャッチボールに例えられる。
良い言葉を発すれば、良い言葉が返ってくる。
だが、反対に、トゲのある言葉を発すれば、トゲのある言葉が返ってくる。
案外、そんなもの。
どちらも会話によるコミュニケーションに違いはないが、中身は大きく異なる。
一方は、良い気分になり、もう一方は芳しくない気分になる。
自分がどんな言葉を使うかによって、相手が使う言葉も変わってくる。
あまり意識されていないことだけど、事実なんよね。
だからこそ、自分がどんな言葉を使っているか意識することが大切なんよね。
なんせ、人とコミュニケーションをとる時、多くの場合、言葉を用いるから。
面と向かってする会話であろうと、メールであろうと、電話であろうと、コミュニケーションをとる時、言葉が中心になっている。
ゆえに、自分が使う言葉が、相手を心地良くさせるものであれば、その間は、心地良い空気が流れるだろう。
どんな言葉を使うかはものすごく大切なんやで。
そのことを自覚しなよ。
また、どんな言葉を選んで使うかは、相手のためだけでなく、自分のためにもなるんやで。
言葉を変えるだけで、生きる姿勢を変えることだってできるんやから。
今まで、「これでいい」もしくは「何でもいい」という言葉を頻繁に使っていた人が、「これがいい」という言葉を頻繁に使うようになれば、まちがいなく、生きる姿勢は変わっていくだろう。
きっと、物事を妥協や諦めばかりしていた人が、決意をしたり、覚悟を決めて物事に取り組むように変わっていく。
なんたって、言葉にはものすごく大きな力が宿っているから。
だから、その力を活かさない手はない。
だって、言葉を変えるのには、一円もお金がかからないから。
なのに、効果は大きい。
言葉が変われば、意識や姿勢が変わる。
意識や姿勢が変われば、想いが変わる。
想いが変われば、行動が変わる。
行動が変われば、結果が変わる。
言葉を意識して変えるだけで、連動して様々なことが変わる。
それが現実。
そのため、意識して自分が使う言葉を変えようではないか。
自分の人生をより良いものとするために・・・
まずは、できるところからでいいから。
例えば、「何でもいい」「これでいい」という言葉を頻繁に使っていたのなら、「これがいい」という言葉を使ってみるなど・・・
今まで生きてきた環境の中で、身についている言葉はたくさんある。
そんな中で気づくことができる言葉を直していったら、それに応じて、様々なことが変わってくる。
だから、普段使う言葉を今まで以上に意識し、そして、修正しなよ。
必ず、自分に、何かしら返ってくるから。
言葉を変えることで、自分が変わる。
これも一つの事実なんやで・・・
サコヤンの独り言
「普段使っている言葉を意識せよ」