一歩を踏み出す。
そして、二歩目を踏み出す。
このようなことを繰り返すことで人は前に進む。
どんな人だって、最初から二歩目を踏み出すことはできない。
二歩目を踏み出すためには、どうしても一歩を踏み出さなければならない。
なんたって、一歩目があるから二歩目に続くんやから。
だから、どんな一歩であろうと、最初の一歩を踏み出すことってものすごく大事なんよね。
なんせ、それがなければ、何も始まらないから。
だが、一歩を踏み出しさえすれば、自ずと、どのような二歩目を踏み出せばいいかが分かってしまう。
不思議なものだが・・・
一歩を踏み出すまでは気づきもしなかったことも、一歩を踏み出すと気づくことって多々ある。
たった一歩なのに、ものすごく大きな変化が現れる。
おそらく、その時その時の自分の心のレベルに応じて、考えられること、想えること、意識できることに抱けるレベルがあるのであろう。
だって、自分の心のレベルが低いのに、高いことを感じてしまっては、自分の心がそれに耐え切れなくて自分の心が崩壊してしまうから。
ゆえに、今、自分が感じることができることは、今の自分の心のレベルに応じたものなんよね。
でも、一歩踏み出すだけで、自分のレベルが少し上がり、今まで感じることができなかったことを少し感じることができるようになる。
自分のいる環境が変わり、自分が見る視点が変わり、今までとは、世界が違って見えるようになる。
たった一歩であっても・・・
だから、一歩を踏み出して、また次の一歩を踏み出す。
このことを繰り返していると、人は自ずと大きく成長していく。
限りなくどこまでも・・・
自分を変えたければ、成長したければ、常に、新たな一歩を踏み出し続ける。
それさえ続けていたら、否が応でも成長していく。
これは、まちがいないことであろう。
だが、この一歩を踏み出し続けることが結構難しかったりする。
なんせ、多くの場合、その過程のどこかで、新たな一歩を踏み出すことを止めてしまいがちだから。
就職、結婚、出産といった環境に大きな変化が伴うと共に…
人は、環境が大きく変化する時、新たな一歩を踏み出すことに躊躇する傾向がある。
今ある環境に留まる事と新たな一歩を踏み出すことを天秤にかけた時、新たな一歩を選ぶことができなくなってしまって・・・
先のことを想い描くことよりも、現状維持を選択しちゃう。
おそらく、今の自分を取り巻く環境を守ろうとする反応が出るのであろう。
意識していようとしてなかろうと、現状維持を選択すると、自分自身には、そないに変化が起きない。
どんなに時が流れようと、同じような時を過ごしてしまう。
だから、自分が変わっていないと感じる場合や、自分の環境に何ら変化がないと感じる場合は要注意なんよね。
なんせ、新たな一歩を踏み出すことをしていないんやから。
今の時代は変化の流れが速く、現状維持をしていたら、衰退してしまう。
おそらく、それは、まちがいないだろう。
だから、変化に対応するべく、新たな一歩を踏み出し続ける必要があるんよね。
そうすれば、自分の心のレベルを高め続けることができるから。
ただ、現時点に留まっている限り、自分の成長はそないに見込めない。
だって、自分の予想できることばかりで、感動も驚きも気づきも少ないから。
今いる世界に長くいればいるほど、多くのことに慣れ、自分の想いが冷めてしまう。
そして、次第に反応しなくなってしまう。
だからこそ、新たなことを取り入れることが大事なんやで。
自分の心を失わないためにも・・・
一歩を踏み出すことは、現状維持をしなくて済む方法であり、かつ、自分の中に新たなことを取り入れる効果的な方法でもある。
ゆえに、いくつになっても、新たな一歩を踏み出し続けた方がエェんやで。
自分の人生を輝かせるためには・・・
自分の人生を充実させるためには・・・
どんなに小さな一歩でもいいから、新たな一歩を踏み出す癖を身に着けていたら、生涯を通して、変化し続けることとなるだろう。
それは、まちがいない。
だから、小さな一歩でも新たな一歩を踏み出す習慣を身に着けるんやで。
たとえ、今、こういった習慣を身に着けていなくとも・・・
必ず、自分のためになるから。
一歩踏み出したら、世界も環境もすべてが変わり、二歩目のために動くことができる。
二歩目を出したら次は三歩目と・・・
これが繰り返され、先へ先へと進むことができる。
そうして、大きくなっていくんやで。
とにかく、どんな時であろうと、一歩前に進め。
一歩進めば、それだけ前に進み、まだある道を歩むことができるから。
前に進めばどうにかなる。
案外、そんなものやで・・・
サコヤンの独り言
「とにかく小さな一歩でも前に進めばどうにかなるもの」