過去の自分と今の自分は大きく異なる。


過去の自分と今の自分は明らかに違う。


なのに・・・


両者の違いに中々気づくことができない。


自分だけでは。


案外、周りに言われて分かったりする。


「以前と変わったよね」


といった言葉を聴いて、自分の変化に気づきはじめる。


ただ、最初の内は、「そうかなぁ・・・」


といった具合に半信半疑。


でも、一人、二人、三人と数が増えていくうちに、自分の変化の信憑性が増していく。


んで、ひょっとしたら、大きく変わっているのかもと想い、徐々に、自分の変化に確信を持てるようになる。


自分のことなのに、自分では分からない。


そんなことがよくある。


なんか、すごく面白い。


自分のことを知るためにも、誰かの協力を要するんやから。


こんな些細なことからも、自分は一人で生きてはいけないんだなぁ・・・


周りとのつながりがあるからこそ、自分は前に進めるんだなぁ・・・


と改めて、感じさせられる。


そりゃそうと、人は時の経過と共に、多くの人と出逢い、様々な経験を積み重ねる。


だとしたら、力をつけるのは、成長するのは当たり前。


でも・・・


そうは、思わない・思えない自分がいる。


これが、他人であれば一目瞭然なのに・・・


不思議じゃよね。


一体、なぜなのか・・・


チョイト考えてみた。


誰もが、時の流れるにつれ、大きく力をつけていることは明らかじゃろう。


なんたって、以前の自分はできなかったことが、今の自分はできるようになっていることが多々あるから。


誰もが、こう実感できるものがあるんちゃうかなぁ・・・


自分では意識していないだけで、よくよく見てみると、結構の数があったりする。


ただ、力はつけているのに・・・


考え方が、意識が以前のままだったりする。


じゃから、今ある本来の力を十二分に発揮することができていないことが多い。


例えてみると・・・


10年前のパソコンに、最新のソフト(Windows vista)を入れているような感じ。


様々な機能はあるのに、その機能を活かしきれていない。


決して、こういうことが、悪い。


と言うつもりは全然ない。


だって、その人の人生じゃから。


ただ、すごくもったいないことをしているように思う。


なんせ、今、ものすごい大きな力を持っているのに、その力に応じた考え方や意識がないばかりに、莫大な力を埋もれさせちゃっているんやから。


今ある自分の力に応じた、考え方や意識を持っていれば、自分の人生は・・・


考えただけで、すごくワクワクする。


本来、人は、誰もが、大きな力を持って生まれてきている。


人一人で世界を動かせるほどの力を・・・


なのに、多くの人が、その力の存在を、その力の使い方を知らない。


当たり前といえば、当たり前なのかもしれない。


だって、時間に追われ、日々の雑務に追われているうちに、自分を疎かにし、大切な自分を見失ったまま日々を生きてしまうから。


自分がどんな力を持ち、どんな人間なのかを知ること。


そして、過去に抱いた意識を、今の自分に合った意識に更新すること。


こういったことを、繰り返すことで、本来、誰もが持っている大きな力は、発揮されていくんちゃうかなぁ・・・


なんだか、そんな気がする。


大なり小なり、誰もが、日々、力をつけていることは確か。


ただ、それと共に、過去に抱いた意識を今の自分に合った意識へと、随時、更新していくことが、すっごく大切になってくる。


今ある力を、存分に発揮させるためには・・・


あまり意識しないことじゃけど、過去の自分と今の自分は大きく異なる。


じゃから、このことをちゃんと認めることって、すごく重要なことなんやろね。


それが、過去の自分のまま今を生きるのではなく、今の自分で今を生きることにつながるから。



サコヤンの独り言

「意識の更新をしよう」