もがき続けていると、ある時、道が拓ける。


何かに挑戦しようとする時、挑戦している時、大概の場合、自分だけの壁に出くわす。


しかも、ちょっとやそっとじゃ越えられない壁が・・・


また、自分の成長に合った壁が・・・


一見、どう攻略したらいいのか分からない。


最初は、何をしたらいいのか分からず、途方に暮れることもあるじゃろう。


ただ、色んな方法を試し、もがき続けていけば、自分を変化させていけば、何かを掴める時がやってくる。


いつやってくるかは、わからないが、必ずといってやってくる。


んで、やってきた時が壁を越える最大のチャンスなんよね。


ここで、もう一踏ん張りできるかどうかが、壁を攻略するカギとなるんよなぁ・・・


仮に、もう一踏ん張りできたら、壁を越え成長した自分出逢えるが、手を緩めてしまうと、壁を乗り越えるのは当分先になっちゃう。


なんだか、面白い。


そりゃそうと、壁がやってくるということは、ありがたいことじゃよね。


なんたって、もがけるチャンスなんやから。


もがきって更なる成長の大きなチャンスでもあるんよね。


人は、安心できる場所に居続けると、もがこうともせず、挑戦しようともしなくなっちゃう。


もがくことに伴う、苦しみ、悩み、不安といったものを避けるなどして・・・


また、そんなことを感じずに楽に生きたいと思っちゃうから。


ただ、楽に生きたとしても、楽しく生きるということにはならないんよなぁ・・・


同じ「楽」という漢字を使ってはいるけど、「楽に生きる」と「楽しく生きる」では大きく異なる。


そういえば、「もがき苦しむ」という言葉がある。


僕はあまり好きではないが・・・


なんたって、もがくことは苦しみではなく、楽しみじゃから。


確かに、もがいている時は、「何で自分がこんな目にあうの」


などと、思ったりして、辛く感じちゃう。


でも、もがき続けることで、道は拓けるんよなぁ・・・


しかも、もがき続けた先には、楽しみが待っているんよね。


ほとんどの場合が・・・


もがくことを諦めれば楽になり、もがき続ければ楽しくなる。


なんだか、そんな気がする。


筋肉だって、負荷を与えることで太く強くなる。


もがくことって、筋肉と同様、心に、意識に負荷を与えているんちゃうかなぁ・・・


より大きな自分になるために。


そう考えると、もがく機会を与えてくれる壁に感謝やね。


じゃから、どんな壁が目の前に立ちふさがろうと逃げるわけにはいかない。


一時、逃げたところで、壁は逃げないから、また、出くわすもの。


しかも、後に延ばせば延ばすほど、より、巨大な壁となって目の前に現れたりもする。


不思議なことに・・・


んで、自分の壁を越えられるのは自分だけ。


人にヒントをもらうことはできるけど、実行するのは自分。


壁から逃げるのも良いし、壁に正面から向き合うのも良い。


どちらを選ぼうと、自分の自由。


ただ、どちらを選択するかによって、今後の人生は大きく変わってくる。


どうせなら、一時はもがくことはあっても、楽しい道を選び、歩んだ方がエェよね。


だって、せっかく奇跡的な連続の上に、命を授かり、今、こうして生きているんやから。


だから、人生を、楽して生きてはならない。


楽しんでこその人生なんやから。


そのため、壁が出現したら、喜びながらもがけ。


なんせ、その先に進むと、大きな自分になれるんやから。


しかも、もがく期間が長ければ長いほど、乗り越えた後の喜びは格別なモノとなるから。


いわば、壁が現れ、もがくことは、大きな喜びのネタ振りなんやで。


もがくことで得られるものがある。


そして、もがいて得たものは、あなたにとって一生の財産となるんやで。


ゆえに、もがける時は、徹底的にもがきな。


それは、天があなたに与えた、試練という最高のプレゼントなんやから。


それに、天は、試練を乗り越えることができる人に、自分の道を歩んでいる人にしか、大きな試練を与えやしないから。


試練を与えられたことは、あなたの進んでいる道があなたに合っている証なんやで。


もがくことの意味を考えて、精一杯もがいてごらん。


いつしか、もがかなくてもいい日が必ずやってくるから。


いつまでももがき続けることなんて不可能なんやから。


もちろん、その人のレベルに応じて、もがく期間というのは異なる。


だが、明けない夜はないように、もがくことが永遠に終わらない、ということはない。


そのため、もがける時には、もがくことをトコトン味わってごらん。


必ず、あなたの血肉となるから。


今、もがく機会を与えてもらえていることに感謝して日々を過ごしな。


その意識が、あなたをより一層成長させてくれるから。


とにかく、もがく時には、徹底的にもがき続けなよ。


必ず、道が拓けるから・・・



サコヤンの独り言

「壁はありがたい存在」