言葉が先で行動が後でも良い。


何かを始める時、自分の中にある勇気を目一杯ふりしぼる。


「これでもか!」


というくらいトコトンと。


それなのに、中々、最初の一歩って踏み出せなかったりもする。


あと一歩のところまではいくんじゃけど最後の一歩がどうにも・・・


特に、過去にあまり、成功体験が少ない人はそう感じることが多いんちゃうかなぁ・・・


逆に、過去に成功体験がある人は、すんなりと一歩が踏み出せちゃう。


「何でそんな簡単に踏み出せちゃうの?」


と、周りで見ているとすっごい不思議に思う。


ただ、そういう人って、過去に色々なことをやって、自分に自信があるんよね。


一歩踏み出すことに躊躇する無意味さを実感しているんよね。


じゃから、羨むのはおかど違いなのかもしれない。


なんせ、やることやってきた結果なんやから。


まぁ、今ある自分って過去にしてきた結果やしね。


じゃあ、過去にほとんど何もやってない人は、どうしたらいいのか。



このまま、いつまでも変わらずにいなきゃいけないのか?


そんなことは、全然ない。


確かに、今の自分は過去にしてきた結果かもしれない。


でも、未来は、今からの積み重ねなんじゃから。


今から何をするかで未来はどうにでもなる。


なんたって、未来は予測はできるけど、何も決まっていないものだから。


一歩を踏み出せば今から未来が変わっていく。


ただ、その一歩が・・・


実際のところ、元々、勇気がある人よりも、勇気がない人の方が多いであろう。


だからといって、元々、勇気がある人だけが、一歩を踏み出せる。


というわけではないんよね。


勇気がない人でも、知恵を振り絞れば、一歩を踏み出せる。


要は、一歩を踏み出すためにどのように考えるか。


それが大切。


何が何でも踏み出したいのであれば、自然とアイディアは浮かんでくるじゃろうし。


んで、僕のように勇気があまりない人にお勧めなのが、行動に移す前に誰かに言ってしまうこと。


「近々、こんなことをするんだ」


もしくは、「最近、こんなことをしたんだ」


といった具合に。


実際には、やっていない。


でも、言っちゃう。


そうすると、このままやらないでいたら、明らかに大ボラ吹きになってしまう。


けど、実際にやったら、有言実行となっちゃうんよね。


嘘も方便。


良い嘘だったら、自分を奮い立たせるためだったら、時には嘘をついてもエェんちゃうかなぁ・・・


んで、この時、伝える人というのは、頻繁に会うことはないけど、大切な人に伝えることがコツなのかも・・・


なんせ、頻繁に会う人やったら、やらない内に嘘つき呼ばわりされちゃうから。


また、大切な人からは、嘘つき呼ばわりされたくないから、行動に移しやすくなるんよね。


じゃから、中々、会えない大切な人に言う。


そして、次、会う日までにはちゃんと行動に移すこと。


これで、万事上手くいく。


そりゃそうと、言葉に引っ張られることって結構あるんよね。


言った手前、やることになってしまった。


ということは、何度も経験しているから。


先に言葉を発することで、自分の退路を断つことって、結構、効果的な方法なのかもしれない。


なんたって、「はじめに、言葉ありき」というフレーズが聖書にあるくらいやから。


自分の想いを言葉にして、知ってもらう。


そこから、行動につなげていく。


というのもアリ。


要は、何でもアリ。


どんな手段を取ろうと、行動という結果を導けばエェんやから。


ひょっとすると、大ボラ吹きの人というのは、ものすごく大きなことを成しとげる可能性を秘めているのかもしれないね。


なんせ、ホラを吹いている人に、責任感や使命感が芽生え、ホラが現実になることもあるから。


時にはホラを吹こうではないか!


できれば、大きなホラを・・・


そしたら、今よりも、明るく楽しくなるような気がするのは、僕だけかな・・・


ただし、ホラをホラのままにしていてはいけないがね・・・



サコヤンの独り言

「やりたいことがあるなら、まず言っちゃいな」