自分だけには嘘をつくな。

この言葉が浮かんで、紙に書いたとたん、妙に胸が痛くなった。


きっと、自分に嘘をついて過ごしていたからなんやろね。

ただ、今まで自分で自分に嘘をついていた、という自覚は全然なかった。


なんせ、自分に嘘をつきたくてつく、ということは普通しないもんね。

でも、よくよく考えてみると、思い当たる節があるんよなぁ・・・


言いたいことがあるのに言わない。

やりたいことがあるのにやらない。

感情を出したいのに出さない。


といったことを小さい時からしている。


そのおかげで、些細なことならすぐ諦める。

また、些細なことならすぐ妥協する。

しかも、怒られないよう、嫌われないよう良い人を演じてしまっている。


こういったこと、心当たりはないかなぁ・・・


自分でも気づかぬうちに、自分を抑え、本来の自分を偽っていたんよね。

ほんの些細な嘘を積み重ね、自分を偽ることを習慣にしていたことで・・・


ある意味、今の自分はペルソナ(仮面)を被っているのかもしれない。

人間関係に支障を出さないために、当たり障りなく過ごすための術として。


おそらく、ペルソナ(仮面)を被っている間は、自分の力というのは十二分に発揮されては、いないんちゃうかなぁ・・・


ペルソナ(仮面)を被ることで、内面から出てくるパワーが抑えられてしまって・・・

なんだか、そんな気がする。


んで、ペルソナ(仮面)を脱ぐ方法としては、ペルソナ(仮面)をつける前の小さい時のことを参考にしたらエェんよね。


一生懸命で夢中になる。

ワクワクした心を持つ。

何にでも果敢に挑戦する。


といった純粋な子供心を抱くことがね。


そりゃそうと、多くの人がやりたいことを胸の中に抱いている。

なのに、やっていない、一歩を踏み出していない。


あれこれ、言い訳をしちゃってね・・・

今こそ、各々がやりたいことをやって、ペルソナ(仮面)を脱ぐ時なのではないかなぁ・・・


胸に抱いているけど、やっていないことをやる。

自分に正直になって・・・


たったそれだけでいい。

たったそれだけで・・・


自分に正直になる、というちょっとした勇気が自分を大きく変える。

ペルソナ(仮面)のない本来の姿で、本当の自分の道を歩む。


もし、各々が取り組めば、世界はとんでもないことになっちゃうだろう。

考えただけでも、すっごく楽しくなる。


そんでもって、何事も、まずは、自分から。

今まで胸に抱いていて、やっていなかったことをやることにしよう。


自分に正直に生きるためにも、本当の自分の道を歩むためにも。

もう、迷わず、不安がらず、恥ずかしがらず。


ただ、突き進むだけ。

そんな想いが強くなっている。


なんたって、偽りの自分で生きることそのものが窮屈になってきたから。

本来の自分に戻り、本来の自分で生きる。


そうやって、生きてもいいんちゃうかなぁ・・・

だって、自分の生き方に唯一の答えなんてないんやから。



サコヤンの独り言

「自分に正直に」