日本の生活保護は手厚すぎる、
官僚の給料はＧＤＰ連動型の年俸制にすべき、
銀行に預けた貯金は国債として流用されているので
いざというときにはなくなっている、
日本の真の危機は、震災や原発ではなく、
外資系企業が日本を投資対象としてみなくなってきたこと、
そして国内企業が活動拠点を海外に移管していることにある、
税金は所得税や法人税ではなく、消費税として集めるべき、
などなど、ものすごく同感！！できる内容でした。
タイトルは過激ですが、しごく尤もな本です。
悲観しすぎず、楽観しすぎず、現実を直視するためには
このようなことを知り、真剣に向き合う必要がある。。。
という気にさせる本です。
もし、日本の国家財政が破綻したら、日本は米国に
吸収合併されて生き残るという選択肢もある、
という著者の持論が独特で興味深く読みました。
ただ、私の個人的な意見では、すでに日本は
それに近い状態にあると思っていますが。