こんにちは。

 

さこうともこです。

 

 

 

今日は、集客に役立つ行動経済学の理論と技術を9つご紹介します。

 

 

実は、これを私はコンサルティングなどの仕事でめっちゃ多用しています。

 

特に、下記を、幾つも組み合わせて使うことで、その効果が何倍にもなるので、一つを使うのではなく、複数を合わせて使ってください!

 

これらの技術を活用することで、Webや店頭、会話において顧客の心理を効果的に誘導し、集客力を高めることができます。

 

それでは、早速見ていきましょう。

 

 

 

  1. アンカリング効果

 

アンカリング効果とは、最初に提示された情報(アンカー)がその後の判断に強く影響を与える現象のことです。

 

例えば、店頭で高価格の商品を先に見せ、その後に中価格の商品を見せると、中価格の商品がより手頃に感じられます。

 

Webサイトでも同様に、最初に高額なプランを提示し、その後に通常プランを見せることで、通常プランが魅力的に見えるようになります。

 

  2. 社会的証明(ソーシャルプルーフ)

 

社会的証明とは、他人の行動を基準に自分の行動を決定する傾向を利用することです。

 

例えば、顧客のレビューや「○○人が購入しました」といった情報をWebサイトや店頭に表示することで、他の顧客の信頼を得やすくなります。

 

人は他人が良いと評価しているものを選びたがるので、これを利用して購買意欲を高めましょう。

 

 

  3. 希少性効果

 

希少性効果とは、限られたものに価値を感じる傾向のことです。

 

数量限定商品、期間限定キャンペーンなどを利用して、「残りわずか」「今だけ割引」といったメッセージを伝えることで、顧客の購買意欲を刺激します。

 

人は「限定」と聞くと、今すぐ行動しなければならないと感じるものです。

 

 

  4. 損失回避

 

損失回避とは、人が利益を得ることよりも損失を避けることに強く反応する傾向のことです。

 

「この特別価格は今だけです」といったメッセージを使うことで、購入しないと損をするという感覚を与え、顧客の購買意欲を高めます。Webページのポップアップやメールマーケティングでこの技法を効果的に活用できます。

 

  5. 確証バイアス

 

確証バイアスとは、顧客が既に信じている情報や意見を確認するような情報を提供することです。

 

例えば、健康志向の顧客には「この商品は健康に良い成分が含まれています」と強調することで、購買意欲を高めます。

 

店頭での接客や商品の説明書、Webコンテンツにおいて、顧客のニーズや価値観に合わせた情報を提供しましょう。

 

  6. 選択のパラドックス

 

選択のパラドックスとは、選択肢が多すぎると顧客が選ぶのが難しくなり、購買を避ける傾向がある現象です。適切な数の選択肢を提供することで、顧客がスムーズに選択できるようにします。

 

例えば、3つから5つ程度のプランや商品を提示するのが良いでしょう。店頭での陳列やWebサイトのデザインでこの点を意識しましょう。

 

 

  7. イベント効果

 

イベント効果とは、特別なイベントを利用して顧客の関心を引き、購買意欲を高めることです。新商品発表会、限定セミナー、特別な体験イベントなどを開催することで、顧客に特別感を提供します。

 

イベント参加者には特別割引や限定商品を提供することで、購入の動機付けを強化します。また、イベントを通じて直接顧客と交流し、ブランドへの信頼感や親近感を高めることも効果的です。

 

 

 

  8. デフォルト効果(初期設定の力)

 

デフォルト効果とは、初期設定が人々の選択に与える影響を利用することです。人々は初期設定された選択肢をそのまま受け入れる傾向が強いため、これを活用して顧客の行動を誘導します。

 

(例)購入画面の初期設定で、オプションの追加サービスや商品のデフォルト設定を「オン」にすることで、顧客がそのまま選択する可能性が高まります。

 

 

  9. フレーミング効果

 

フレーミング効果とは、同じ情報でも、どのように提示されるかによって受け手の反応が変わる現象です。

 

ポジティブなフレーミング(例:「この商品を使えば、効率が30%向上します」)

ネガティブなフレーミング(例:「この商品を使わないと、効率が30%低下します」)

これを使い分けて、顧客の行動を促進します。

 

基本的にはネガティブな訴求をした方が、損失回避の法則もあり、お客様の心には刺さりやすいです。

 

 

  まとめ

 

以上、集客に役立つ行動経済学の理論と技術を9つご紹介しました。

 

これらの技法を活用することで、顧客の心理を効果的に誘導し、集客力を高めることができます。

 

Webや店頭、会話の中で、これらの技法を取り入れてみてくださいね。

 

 

発信力を変えれば、集客、売上は変わります!

 

 

 

今日はインスタグラムのストーリズで行動経済学のクイズをしているので、ぜひ答えてくださいね!

 

 

 

LINE公式アカウントはじめました
※ID探索の場合は@368amhqu「@」から入れて探索をお願いします。

 

さこう ともこ
【Web集客の専門家さこうともこ】

300社のWebプロジェクト経験
Web業界歴18年、集客を2000名以上に指導

集客に困るサービス業の発信力を高め
悩まず売上をつくるサポートをします。

プロフィールはこちら