image

 

こんにちは、さくです。

今日は私の過去のお話を告白します。

 

 

 

 

今から5年前の2013年夏、

 

当時社会人2年目だった私。

 

 

恋愛も仕事もすべて同時に失って、失意のどん底にいました。

 

 

大好きな彼氏に、まだ大好きなまま振られる。

 

それがこんなにも辛いなんて、私はそれまで知りませんでした。

 

 

 

まだ23歳ながら「この人と絶対結婚したい」と人生で初めて思えた人でした。

私の価値観を、世界を、変えてくれたとても大切な人でした。

 

 

 


彼との出会いは職場でした。

新卒で入った会社の初めての上司が彼だったんです。


大学生になるまで何となく生きてきて、ずっと”将来やりたいこと”なんて無かった私は、就活で受けた数百という会社を

ひとつ残らず全部落ちました。

ネームバリューで会社選びしてただけの、やりたいことも特別なスキルも何もない自分。

当然ですよね。

 


そして追い詰められて仕方なく受けた地元の小さな会社。

バリバリ体育会系の営業会社。

 

頭より体を動かしてとにかく数字を取れ!みたいな方針だったその会社は

私みたいなそこそこレベルの一応は有名大学出身者が行くような会社ではありませんでした。

受験勉強を頑張ったタイプの人より、どちらかと言うとスポーツなどで根性を鍛えられた人が向いている…というと伝わりやすいかな。
 

だから私みたいな真面目で勉強もそこそこ好きなタイプは、その経歴を少し珍しがられて採用されただけだと思います。

 

 
 

それでも入社してからは

目の前の仕事はそれなりに一生懸命やっていたけど、正直、その会社にいることがずっとコンプレックスでした。

 

 

私の進路を知った人からは

有名私大を出たのになんで?って絶対に聞かれたから。

「好きな商材を売りたかった」「車通勤できる地元の会社にした」なんて建前を言いながら、内心ではけっこう辛い毎日でした。


かと言って社会人になったばかり、転職する勇気も自信もありませんでした。

就活なんてもう二度としたくなかったし…。
 

 
 

それでも人間的に尊敬できる上司が一人いました。
 

 

この記事でも書いたことがあります。


 

若かった私はその人のことを仕事面で憧れると同時に、恋愛感情も持って。

歳が少し離れたその人は、当然だけど大学生まで付き合ってきた男の子よりもずいぶん大人だったし、私にないものがたくさんあって、私はすぐに好きになりました。

 

 

 

 

当時は全然ひよっこな営業マンで

仕事ができなくてノルマがきつくて毎日泣いてばかりだったけど

 

とにかく彼のことが大好きで、とても尊敬していて、彼を原動力にして仕事を一生懸命がんばっていました。




「好きな上司に認めてもらいたい、褒められたい」

 

その一心で仕事を頑張っていたら、

そしたらグングン成長して

なんとか同期の中で営業成績トップになって。

 

彼もその努力をいつも褒めてくれていました。

 

 

 

そして、そんな私の気持ちはダダ漏れだったのか

なんとある日彼の方から告白してくれました。

 

まさか付き合えることになるなんて、本当に夢みたいだったな。

 

 
彼と付き合えたことで仕事へのモチベーションは当然上がったし、初めて真剣に結婚したいと思うようになったり、しばらくは仕事も恋愛もめちゃくちゃ順調でした。

 

 

 
そんなある日、事件は起きます。

 

営業職だった私。

ある取引先の男性のお客さんから頻繁に連絡がくるようになりました。

 


まだうまくかわすスキルもなかった私は、その男性からの夜にくる連絡や無駄に用事を作っては呼び出されるたびに
「嫌だけどお客様だし…」と葛藤する毎日でした。



もしここで変に冷たい対応をして
契約を切られて成績が悪くなったら、彼をがっかりさせるかも、と無意識に思っていたんだと思います。



だけどアプローチはますますエスカレートしてきました。



長文の告白メールや
温泉旅行のお誘いなど

明らかにプライベートな領域のアプローチが増え、さすがにこれは、と思った私は上司でもあった彼に相談しました。




きっと彼なら守ってくれるって思ってたんです。

そう信じて疑いませんでした。

 

 


 

けれど彼が私に言ったことは

 

「(こうなったのは)お前が女を使って営業してるからじゃないの?」

(ちなみに”女を使って”っていうのは体を使うとかではなく、媚びたり笑顔を振りまいたり、女性を感じさせる立ち居振る舞いのことを指しています)

 

 

これが当時の私にはかなりショックな言葉でしたね。。

 

もちろんだけど媚びてるつもりもなかったし、ただのお客さんの一人として営業スマイルするなんて社会人として当然で、男も女も関係ないじゃないかと正直思った。

私から思わせぶりな連絡や個人的な約束をしたとかでもなく、言い方は悪いけど、好きになったのも、しつこく連絡してくるのも、全部そのお客さんが勝手にやってきたことで。

 


私が仕事を頑張っていたこと彼は理解してくれていると思ってたから、いちばん最初に出てくる言葉がそれなんだってことがすごくショックだったのを覚えています。

 

今思えば彼も機嫌が良くなかったり、それなりに妬いていたり、まぁ理解はできるんだけれど、当時若かった私にはどうしても彼の言葉がわからなくて、夜道を大号泣しながら帰りました。

 

 

 

女だから数字が取れるとか、女は甘えられていいなとか、今まで会社の男性社員から冗談まじりにそう言われるたびに傷ついていた。

そうだとしても自分なりに努力してるのにって悔しかった。

 

その思いは彼が誰より知っていたはずなのに。

 

 
そして彼とは次第に距離ができるようになりました。

 
しばらくして精神的につらくなった私は「スキルアップのため」なんて建前で会社を辞めて転職して、物理的に離れてしまえばそれまでで

 

彼からは振られてしまいました。

 

 

生まれて初めて結婚したいと思った彼だったから


恋も仕事も一気に失って、失意のどん底に突き落とされました。
多分、未来をぜんぶ失くしたような気持ちだった。

 

 

何も持ってなかったあの頃の私。まだ、たったの5年前。

 

 

でもあれから5年経った今。

 

仕事をバリバリこなして出世も経験し、自分に自信が付いた。

それに

自分を本当に大切にしてくれる人と出会い、結婚した。



いつも一番の味方がそばにいる。
 
こんな幸せないなって思っています。
 

 

 

たった5年間でこんなに人は変われるんだな、って。

 

勇気を出して婚活に踏み出して

自分の理想の相手に出会うために、そして愛してもらえるために

一生懸命考えて行動して本当に良かった。

 

 

 

だから今悩んでいる女性の力になりたいです。

 

どん底でも、今何もなくても、婚活してもうまくいかなくてどうしようもなくても

恋愛の正しいプロセスと人間の心理をきちんと理解して、実践すれば絶対にうまくいきます。

 

 

 

 

恋愛って学校じゃ教えてくれないから

誰も教えてくれないから、

 

私は彼と別れてから何をどうすればいいかわからなくて

紹介されたり、新しく誰かと出会っても

全然うまくいかなくて

 

出口が見えなくてつらかったです。

 

 

仕事が楽しかったのは本当だけど

でももう仕事にのめり込むしかなくて

 

「もう彼氏なんていなくていいや」

 

って開き直って強がってました。ひとりで生きていくわって。

 

 

でもひとりも楽しかったけど

自分を心から大切にしてくれる人と二人で生きていけるのって

本当に心強いです。

 

だから今婚活で悩んでいる人の力になれるようなブログを

これから頑張って書いていきます。

 

 

 

 

なにか質問や記事ネタのリクエストなどがあればぜひお気軽にコメントください(^^)♡

ツイッターのDMも大歓迎です!

 

 

 

 
さく唇

 

◆Twitter:@tokyocareergirl